3:56 北五百川コース登山口(150m)出発
11月になったというのに蒸し暑さを感じる歩き始めでした。
序盤は基本的に沢沿いで湿度高め。
最初は林道で途中から登山道。左岸から右岸へは高度感ある鉄橋で渡ります。
短い石段(元堂跡)からは八汐尾根の登りへ。
標高を上げていくにつれて蒸し暑さからは解放されました。
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3:56 北五百川コース登山口(150m)出発
11月になったというのに蒸し暑さを感じる歩き始めでした。
序盤は基本的に沢沿いで湿度高め。
最初は林道で途中から登山道。左岸から右岸へは高度感ある鉄橋で渡ります。
短い石段(元堂跡)からは八汐尾根の登りへ。
標高を上げていくにつれて蒸し暑さからは解放されました。
5:45 粟薬師(600m)
読みどおり薄明るくなった頃、山名の由来になったという粟薬師に到着。
左側の避難小屋は屋根崩落のため使用禁止とのことです。
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5:45 粟薬師(600m)
読みどおり薄明るくなった頃、山名の由来になったという粟薬師に到着。
左側の避難小屋は屋根崩落のため使用禁止とのことです。
5:52 尾根に乗る(630m)
粟薬師からすぐ一回り大きな尾根に乗りました。
尾根西側は袴腰山へ縦走できるよう。また機会を設けて歩いてみたい。
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5:52 尾根に乗る(630m)
粟薬師からすぐ一回り大きな尾根に乗りました。
尾根西側は袴腰山へ縦走できるよう。また機会を設けて歩いてみたい。
尾根に乗ってからのほうがむしろ本格的な登りが始まると捉えて良いかも。
なかなかの傾斜が続くうえ、短いながらもクサリ場が2ヶ所ありました。
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尾根に乗ってからのほうがむしろ本格的な登りが始まると捉えて良いかも。
なかなかの傾斜が続くうえ、短いながらもクサリ場が2ヶ所ありました。
急登のうえに粘土質の地面と降り積もった落ち葉。
脚の置き方によっては登りでもツルツル滑るので気を抜けません。
この脚の置き場を選べないのは久しぶりでした。歩幅が強制的に広めになるので疲れる…。
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急登のうえに粘土質の地面と降り積もった落ち葉。
脚の置き方によっては登りでもツルツル滑るので気を抜けません。
この脚の置き場を選べないのは久しぶりでした。歩幅が強制的に広めになるので疲れる…。
6:33 展望が開ける(840m)
樹林帯を抜けて一気に眺望が開けました!
西面から登ってるので、日が当たってないのが惜しいけど絶景。
上部の右端が山頂(1292.6m)で、中峰(1264m)、北峰(1240m)と三つ並んでいます。
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6:33 展望が開ける(840m)
樹林帯を抜けて一気に眺望が開けました!
西面から登ってるので、日が当たってないのが惜しいけど絶景。
上部の右端が山頂(1292.6m)で、中峰(1264m)、北峰(1240m)と三つ並んでいます。
背の低い灌木帯の尾根を気持ち良く登っていきます。
緩急織り交ぜた尾根で、やはり楽ではありません。
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背の低い灌木帯の尾根を気持ち良く登っていきます。
緩急織り交ぜた尾根で、やはり楽ではありません。
6:51 七合目(930m)
930mの閉じた等高線横を通過する七合目。
景色が見え始めて気付いたけど、春霞のように遠望が利かない…。
守門、浅草がぼんやり見える程度で残念でした。
前日の雨上がりで空気が洗われるのを期待したけど、水蒸気の影響のほうが大きかった模様。
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6:51 七合目(930m)
930mの閉じた等高線横を通過する七合目。
景色が見え始めて気付いたけど、春霞のように遠望が利かない…。
守門、浅草がぼんやり見える程度で残念でした。
前日の雨上がりで空気が洗われるのを期待したけど、水蒸気の影響のほうが大きかった模様。
7:24 八合目(1080m)
八合目辺りでようやく初めて朝日を浴びました。
行く手には山頂がだいぶ近付いてきています。
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7:24 八合目(1080m)
八合目辺りでようやく初めて朝日を浴びました。
行く手には山頂がだいぶ近付いてきています。
午の背を渡る
今回の山行でウシではなくウマと読むのを知りました。
痩せた岩稜の距離は短く、あっという間に通過してしまうけどハイライトには違いないでしょう。
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午の背を渡る
今回の山行でウシではなくウマと読むのを知りました。
痩せた岩稜の距離は短く、あっという間に通過してしまうけどハイライトには違いないでしょう。
7:43 九合目(1180m)
午の背を通り過ぎてからもタフな登りでしたが、山頂に直結する尾根に乗って気分が変わります!
あとは眼前の急登が残るのみ。
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7:43 九合目(1180m)
午の背を通り過ぎてからもタフな登りでしたが、山頂に直結する尾根に乗って気分が変わります!
あとは眼前の急登が残るのみ。
スキーで滑り降りたら最高そうな粟ヶ岳山頂直下の斜面
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スキーで滑り降りたら最高そうな粟ヶ岳山頂直下の斜面
粟ヶ岳は最後まで急登で楽には辿り着けません。
でもあと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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粟ヶ岳は最後まで急登で楽には辿り着けません。
でもあと少し、あと少し、もう一歩前へ!
7:57 粟ヶ岳山頂(1292.6m)到着!!
着きました!
登山口より4時間での登頂。本当に登り甲斐がありました。
山頂は本当に全方位の眺望を得られます!
このあと常用の広角ズームレンズが突如破損して使用不能。
15年使用してきて寿命を迎えました。控えの望遠ズームに交換して対応しました。
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7:57 粟ヶ岳山頂(1292.6m)到着!!
着きました!
登山口より4時間での登頂。本当に登り甲斐がありました。
山頂は本当に全方位の眺望を得られます!
このあと常用の広角ズームレンズが突如破損して使用不能。
15年使用してきて寿命を迎えました。控えの望遠ズームに交換して対応しました。
粟ヶ嶽三角点でのあおいとひなた
二等三角点
点名:「粟ヶ嶽」
標高:1292.57m
あおいとひなたはいつも手持ちで撮影していますが、
望遠レンズのためピントが合わずでした。
#ヤマノススメ
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粟ヶ嶽三角点でのあおいとひなた
二等三角点
点名:「粟ヶ嶽」
標高:1292.57m
あおいとひなたはいつも手持ちで撮影していますが、
望遠レンズのためピントが合わずでした。
#ヤマノススメ
霞んでるけど望遠レンズで撮っておきます。
まずは南方に守門岳。
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霞んでるけど望遠レンズで撮っておきます。
まずは南方に守門岳。
東方には一本岳。
今回はあそこまでの計画でしたが、霞みとレンズ破損のため取り止めます。
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東方には一本岳。
今回はあそこまでの計画でしたが、霞みとレンズ破損のため取り止めます。
8:19 出発
代わりに北峰まで足を伸ばすことにします。加茂市側から登られる方も多いようでした。
眼前の1264mピークには山名標は無く、二つ向こうの北峰を目指します。
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8:19 出発
代わりに北峰まで足を伸ばすことにします。加茂市側から登られる方も多いようでした。
眼前の1264mピークには山名標は無く、二つ向こうの北峰を目指します。
8:52 粟ヶ岳北峰(1240m)到着
粟ヶ岳北峰は南北に細長く閉じた等高線のピーク。
期せずして3つのピークを踏むこととなりました。
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8:52 粟ヶ岳北峰(1240m)到着
粟ヶ岳北峰は南北に細長く閉じた等高線のピーク。
期せずして3つのピークを踏むこととなりました。
櫂ノ神岳へ続く尾根
標高1000m級とは思えない山岳風景。あちらもぜひ歩いてみたい。
8:56 粟ヶ岳北峰出発
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櫂ノ神岳へ続く尾根
標高1000m級とは思えない山岳風景。あちらもぜひ歩いてみたい。
8:56 粟ヶ岳北峰出発
粟ヶ岳山頂への登り返しへ。短いけど急登です。
9:18 粟ヶ岳山頂到着
一休みして下りに備えました。粟ヶ岳にはぜひまた来たい。
9:37 出発
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粟ヶ岳山頂への登り返しへ。短いけど急登です。
9:18 粟ヶ岳山頂到着
一休みして下りに備えました。粟ヶ岳にはぜひまた来たい。
9:37 出発
下りは下りで滑りやすい粘土質の登山道で気を抜けません。
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下りは下りで滑りやすい粘土質の登山道で気を抜けません。
10:22 七合目(930m)
粟ヶ岳の紅葉は最盛期を迎えています。
このあと職場より問合せの電話があり、成り行きで大休止となりました。
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10:22 七合目(930m)
粟ヶ岳の紅葉は最盛期を迎えています。
このあと職場より問合せの電話があり、成り行きで大休止となりました。
全山谷筋まで紅葉
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全山谷筋まで紅葉
遠ざかるとようやく画角に収まってくる粟ヶ岳
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遠ざかるとようやく画角に収まってくる粟ヶ岳
粟ヶ岳山頂を振り返ります。
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粟ヶ岳山頂を振り返ります。
粟ヶ岳山頂より北峰へ続く稜線
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粟ヶ岳山頂より北峰へ続く稜線
北隣の尾根にも避難小屋があるようです。
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北隣の尾根にも避難小屋があるようです。
11:17 粟薬師(600m)到着
粟薬師の周囲も紅葉の盛りです。
11:24 出発
八汐尾根は粘土質の部分は少なくなるけど急坂は多くて気を抜けません。
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11:17 粟薬師(600m)到着
粟薬師の周囲も紅葉の盛りです。
11:24 出発
八汐尾根は粘土質の部分は少なくなるけど急坂は多くて気を抜けません。
山頂からも一際目立っていた袴腰山。端正な山容で誘ってくれています。
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山頂からも一際目立っていた袴腰山。端正な山容で誘ってくれています。
12:14 元堂跡(180m)
下りはやはり早く、粟薬師より50分で下りてきました。
女人禁制の名残である元堂跡。今ではひっそりと樹林帯に埋もれています。
下るにつれて暑くなってきたけど、元堂跡の木陰で一休みしました。
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12:14 元堂跡(180m)
下りはやはり早く、粟薬師より50分で下りてきました。
女人禁制の名残である元堂跡。今ではひっそりと樹林帯に埋もれています。
下るにつれて暑くなってきたけど、元堂跡の木陰で一休みしました。
元堂跡よりすぐに涼し気な猿飛滝を通過。
写真では伝わらないけど、かなりの高度感ある滝です。
滝の上を通過するため滑落注意。
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元堂跡よりすぐに涼し気な猿飛滝を通過。
写真では伝わらないけど、かなりの高度感ある滝です。
滝の上を通過するため滑落注意。
二合目の鉄橋で左岸へ渡ります。
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二合目の鉄橋で左岸へ渡ります。
12:44 北五百川コース登山口(150m)到着!
元堂跡より30分で着きました。
二ヶ所に分かれる駐車場は7〜8割方の埋まりよう。
粟ヶ岳の人気の高さが伺えました。
レンズ破損という不運に見舞われてしまいましたが、
粟ヶ岳は再訪を期すとても良い山です。来年の新緑の頃に来てみたいです。
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12:44 北五百川コース登山口(150m)到着!
元堂跡より30分で着きました。
二ヶ所に分かれる駐車場は7〜8割方の埋まりよう。
粟ヶ岳の人気の高さが伺えました。
レンズ破損という不運に見舞われてしまいましたが、
粟ヶ岳は再訪を期すとても良い山です。来年の新緑の頃に来てみたいです。
南五百川地区付近より
登山口の駐車場より下っていくと、粟ヶ岳を広く見上げることができました。
本当に堂々とした山容で、充実感に包まれて眺めました。
すぐ近くの道すがらに立ち寄れる、いい湯らていにてたっぷり掻いた汗を流し、約4時間の帰途に就きました。
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南五百川地区付近より
登山口の駐車場より下っていくと、粟ヶ岳を広く見上げることができました。
本当に堂々とした山容で、充実感に包まれて眺めました。
すぐ近くの道すがらに立ち寄れる、いい湯らていにてたっぷり掻いた汗を流し、約4時間の帰途に就きました。
4時間
石鎚へ行ったとき 所要4時間でした。
長野からでも なかなか遠い山域ですね。
まずは 地図を小さくして
新潟のどこかな??笑
しばらく 温かいというか
こちらでも 夏日のような陽気でした。
昨夜のこがらしで 秋が少し進んだようです。
季節外れの 暑さの時に 向かわれたのですね。
新潟にしては 低山ですが
高低差は1300もありましたね!
登りでがありますね。
中部を過ぎると 雄大な景色ですね。
六甲にはない景色ですね。
かすんではいますが
景色も楽しめたのではないでしょうか。
紅葉もすばらしい!
愛用のレンズが 破損されたそうで
大変でしたね。
愉しいレポを ありがとうございました。
ご多忙の中、ご覧いただきましてありがとうございます。
石鎚山も4時間掛かるのでしたね。
ただ自分の場合は高速道路は極力使いませんので、距離はそうでもないかもしれません。
粟ヶ岳は新潟県の中央部の福島県境が近い辺りです。
10月に一度寒波が来たと思えば、その後は暖かくて好天が多かったですね。
でも11月中旬辺りからまた寒くなってくるようです。
寒くなるのはいいけど天気が安定する日が多ければいいんですけどね。
新潟方面には行きたい山がたくさんあるんですが、時雨れる日が多くなると足が遠のいてしまいます。
登山口の標高が150mで山頂は1300m近くになりますから、比良山系とほぼ同じか少しだけ高いでしょうか。
違う点はやはり粘土質の登山道ですね。歩いてて疲れ方が全然違ってきます。
浅草岳や守門岳にも粘土質の登山道が多く、近いから地質が似てるのかなと思いました。
もし霞んでいなければ越後平野、日本海、そして佐渡島を見渡せたはずです。
紅葉はきれいでしたが、やはり遠望が楽しみでしたので、次回の楽しみですね。
レンズなんですが急に筒の中ほどで破断しました。
一瞬カメラ本体から外れたのかと思いました。
15年の間に数えきれない山行に携行し、紫外線や夏の暑さに冬の寒さ、
そしてこの前の利尻・礼文で海風に晒したので、まあ経年劣化なのでしょうね。
とにかく利尻・礼文で壊れなかったのが本当に不幸中の幸いです。
同型のレンズを既に購入しましたので、次回からは再び広角メインで撮影します。
このたびも本当にありがとうございました!
経年劣化
壊れず良かったですねー☺
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