阿蘇山 変化に富む景観と登山道がある九州のヘソの山

2023年11月08日(水) [日帰り]

• GPS: 03:39
• 距離: 5.8km
• 登り: 715m
• 下り: 714m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:12
• 休憩: 0:26
• 合計: 3:38

距離 5.8km 登り 715m 下り 715m

11:37 仙酔峡登山口
13:25 13:27 仙酔尾根分岐
13:38 14:02 阿蘇山
14:17 中岳
14:41 火口東展望所
14:48 14:49 火口東駅
15:15 仙酔峡登山口

天候

快晴で遠くまでよく見える。風も穏やかで、立冬というのに午後からの登りでは大汗をかくぐらいの暖かさ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

仙酔峡駐車場。大変広い駐車場で、アクセスも非常に快適。

コース状況／危険箇所等

駐車場を出ていきなり火山岩の急登が続く。稜線直下は、急な角度の大きな岩場で富士登山の雰囲気。高岳火口壁に出てからは、明るい稜線歩き。中岳を越えて火口近くまでは脆い登山道になっており、注意を要する。駐車場への下山は整備された遊歩道のよう。
私は時計回りで周回したが、反時計回りだと高岳から先は急坂の下りとなるので、少しシンドイのではないか。

その他周辺情報

火の山温泉　どんどこ湯。
南阿蘇村まで移動して、大きな露天風呂のある日帰り温泉に入る。西日本最大級とか。源泉掛け流しで大駐車場、レストラン完備。
大人630円。食事をすれば温泉は200円になる。
本格的な焼肉定食が人気。地元産の赤牛ステーキも食べられる。

写真

11/8 11:37

尾根ルートは駐車場の左端から入ります。

11/8 11:38

この後、左の稜線に取り付く感じ。

11/8 11:41

登山道の入口。高岳と表示された石があります。

11/8 11:50

いきなりの急登。午後でもあり、大汗をかいてしまいました。

11/8 12:07

直ぐに本格的な登り。黄色いペンキが目印。

11/8 12:13

稜線の左右を行ったり来たり。

11/8 12:21

富士山の雰囲気にそっくり。

11/8 12:45

ゴジラの背？

11/8 12:45

九重連山遠望

11/8 12:52

険しい岩場の登り。見ての通り、なかなかの角度です。穂高岳を登った時の感じに似ている。九州のほかの山にはない登りです。

11/8 13:01

登って来た稜線を振り返る。なかなかの高度感。この感覚は富士登山そっくり。

11/8 13:23

周囲を台地が取り囲み、世界最大の阿蘇山カルデラの大きさががよく分かります。

11/8 13:24

駐車場があんなに遠く小さくなって。

11/8 13:25

ようやく高岳火口壁に出ました。

11/8 13:25

荒涼とした風景

11/8 13:27

高岳への道。登りがきつかったので、すごく楽しい気分になります🎶

11/8 13:28

九重連山。阿蘇山との間に目立った山はありません。この辺りの九州の山って、本州のように山々が連なる感じがなくて、各々の山域が分かり易いです。

11/8 13:30

これから行く高岳山頂に人が立っているのが分かります。

11/8 13:32

中岳と火口方向

11/8 13:34

イノシシ出現か？黄色い目印も、イノシシの目を描こうとして狙って書いたのでは？

11/8 13:35

高岳への最後の登り

11/8 13:58

阿蘇山最高峰の高岳山頂標識。1592メートル。大展望ですが、一等三角点ではありません。

11/8 13:42

高岳から中岳方向を眺める。一番奥は長崎の雲仙岳。

11/8 13:43

草千里で目立つ烏帽子岳を反対側から見たところ。同じような感じですね。

11/8 13:54

高岳から祖母山を中央に望む。左から傾山、大崩山。

11/8 13:59

歩いて来た登山道を高岳から振り返る。植物の存在しない荒涼たる景色。

11/8 13:59

祖母山アップ。ピラミッド様の秀麗な山ですね。格好良いおばあちゃん！

11/8 14:03

高岳から中岳方向を望む。まるで火星のよう？

11/8 14:07

中岳へ向かう脆い稜線

11/8 14:11

高岳方向から見た中岳。ヘリコプターが写っています。ずっと飛んでいて、火口上空を周回していました。

11/8 14:12

振り返って見上げる阿蘇山高岳。左は崩れていますが、こちらから見て稜線の右側にルートがあります。

11/8 14:18

中岳山頂標識。1506メートル。高岳よりは100メートル近く低い。

11/8 14:19

まるで火星のような景色。知らんけど…

11/8 14:19

火口壁全景

11/8 14:23

左から降りて行き、見えている道を時計回りにぐるっと回ります。火口近くまで本当に行けるのかなぁ。

11/8 14:32

周回する登山道

11/8 14:36

火口内部が、垣間見れます。

11/8 14:36

火口周辺全景。粘土細工のよう。

11/8 14:36

草千里から見える秀麗な烏帽子岳を反対側から

11/8 14:36

火口周辺の山々

11/8 14:37

振り返って見上げる中岳。なかなか格好良い！

11/8 14:38

万里の長城の高みへ向かう？

11/8 14:39

火口を囲むように盛り上がった堆積物の様子

11/8 14:40

火口の超アップ。白煙の勢いが増すと、心がザワザワとします。

11/8 14:41

万里の長城のような道

11/8 14:41

下山は右に降りて行きます。

11/8 14:44

下山道と右上は中岳

11/8 14:45

トーチカのような頑丈な避難壕。相当火口に近い場所ですからね。改めて緊張します。

11/8 14:48

左の広場が旧ロープウェイの駅跡で、建物が撤去されていますね。下山は右に降りて行きます。

11/8 14:49

旧ロープウェイの施設。相当頑丈に出来ていますが…。一応、休止中のようです。

11/8 14:52

阿蘇山高岳山頂を望む。中央のちょこんとした膨らみが山頂。

11/8 14:54

高岳への登り斜面を眺める。相当な急登なのが分かります。

11/8 15:07

高岳への登り。稜線沿いに上り、最後は急角度の岩場の登りになります。本格的な登山で、本州の山みたいでした。

11/8 15:15

広い駐車場ですが、15時過ぎですので車がだいぶ減ったようです。

11/8 15:21

駐車場から見上げる高岳

11/7 15:16

前日に大観峰から見た阿蘇山。お釈迦様の寝姿？

11/7 15:52

別角度から見た阿蘇山。お釈迦様？

11/7 15:16

阿蘇山高岳と中岳。火口方向から上がる白煙

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max Apple

感想

hirocroc

午前中に祖母山を登り、車で移動してきて午後からは阿蘇山を高岳から登った。11月の立冬だと言うのに、とんでもない大汗をかいた。いったい何時登れば快適なのか。私は阿蘇山は夏には登れないなと感じた。尾根ルートはいきなりの火山岩の急登で高度を稼ぎます。ずっと急角度の登りなので、富士山と同じ感覚でしたね。途中、穂高岳みたいな岩場も有りましたし。阿蘇山、少し舐めていましたが、とんでもないです。

外壁山に上がってからは、うって変わって快適な稜線歩き🎵自然と笑みがこぼれてしまいました。高岳も難なく登頂して、九重連山、雲仙岳、阿蘇山火口、祖母山など360度の大展望を満喫して軽食を食べました。全く飽きません。

中岳への稜線を楽しみながら、中岳を過ぎて少しドキドキしながら火口近くを通過すると、こんなに近くまで近づけることに驚きました。ヘリコプターがずっと火口上空を旋回して火口底を観測しているようでしたね。その後駐車場までは、これまた快適な下山道で自然と歩みも早まりました♪

阿蘇山は大変変化に富んだ景観と登山道がある、九州のヘソにあたる位置の大展望のある山でした。