東海道きまぐれ旅 (17) 三河路縦断 豊橋→岡崎→豊明

2023年11月11日(土) 〜 2023年11月12日(日)

• GPS: 16:24
• 距離: 61.8km
• 登り: 156m
• 下り: 135m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:03
• 休憩: 1:53
• 合計: 7:56

8:02 豊橋駅
8:05 8:11 駅前大通電停
8:16 8:16 上伝馬町交差点（街道に合流）
8:19 8:21 西惣門
8:25 8:26 湊町公園
8:30 8:31 豊橋（とよばし）
9:05 9:14 高橋（豊川放水路）
9:22 9:30 菟足（うたり）神社
9:35 9:40 小坂井駅
9:56 9:56 伊奈一里塚
10:42 10:42 国府の旧道商店街入り口（藪下交差点の交番）
10:52 10:54 国府駅西の神社
10:59 10:59 姫街道との合流地点
11:05 11:21 米沢ラーメン鷹山
11:29 11:29 旧東海道第35宿御油宿
11:51 11:53 旧東海道第36宿赤坂宿
12:16 12:16 長沢一里塚跡
12:42 12:50 名鉄電車を撮影
13:05 13:07 豊川・岡崎市境
13:16 13:28 法蔵寺
13:35 13:36 本宿駅入口
13:53 14:02 名鉄電車を撮影
14:07 14:07 名電山中駅
14:15 14:16 名鉄舞木検査場入口
14:23 14:28 名鉄舞木検査場（撮り鉄）
14:34 14:42 名鉄舞木検査場入口
14:53 15:03 市場町旧道入口（撮り鉄）
15:15 15:20 旧東海道第37宿藤川宿
15:33 15:33 藤川松並木入口踏切
15:54 15:54 美合新町交差点
15:58 名鉄 美合駅

2日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 2:02
• 合計: 8:22

8:12 名鉄 美合駅
8:17 8:17 美合新町交差点
8:31 8:32 大平橋
8:45 8:50 大岡越前陣屋
8:53 8:54 大平一里塚
9:09 9:11 岡崎インター西交差点
9:21 9:21 岡崎二十七曲り入口
9:38 9:39 旧東海道第38宿岡崎宿
9:42 9:46 岡崎信用金庫資料館
9:49 9:50 籠田公園
10:16 10:18 龍城橋
10:27 10:54 岡崎城
11:05 11:10 西岡崎駅（撮り鉄）
11:15 12:00 カクキュー八丁味噌の里
12:09 12:10 矢作橋
12:14 12:18 勝蓮寺
12:51 12:51 岡崎・安城市境
12:52 12:52 尾崎東Y字路・旧道入口
13:01 13:01 尾崎一里塚跡
13:16 13:18 永安寺・雲竜の松
13:35 13:35 安城市・今本町8丁目交差点
13:51 13:52 来迎寺公園
13:59 14:00 来迎寺一里塚
14:19 14:20 知立松並木
14:29 14:31 名鉄三河線踏切
14:40 14:43 旧東海道第39宿池鯉鮒宿
14:47 14:47 知立城址
14:53 15:02 知立神社
15:06 15:07 逢妻川
15:11 15:11 知立・刈谷市境
15:44 15:44 富士松駅入口
16:00 16:03 旧東海道 三河国・尾張国 国境
16:10 16:10 豊明駅
16:20 16:20 阿野一里塚
16:34 前後駅

天候

11日……曇り→晴れ→曇り。しばしば向かい風強し。
12日……曇り→薄日→曇り。
両日ともこの時期らしい涼しさ。
PM2.5がほとんどなく非常に透明な空気だったのは良かったです。

アクセス

利用交通機関：

電車

START……東海道新幹線・東海道線・飯田線・名鉄名古屋本線、豊橋駅から。
GOAL……名鉄名古屋本線、前後駅まで。
途中、1日目と2日目を美合駅で区切り、豊橋に戻って宿泊しました。

コース状況／危険箇所等

危険なところはありませんが、車は危険です。
特に旧街道の1.5車線路では注意！　道路横断時は左右注意！

写真

11/15 21:19

001. 新横浜6時39分の「ひかり」に乗ると、豊橋までたったの70分弱。ホームで下車すなわちスタートです w

11/11 8:01

002. 豊橋駅の歩道デッキにてヤマレコMapをONにし、路面電車のすれ違いをパチリ☆

11/11 8:10

003. 駅前大通電停の交差点で電車とバスの並びを撮った後、真っ直ぐ北上しました。

11/11 8:16

004. 伝馬町の十字路で東海道に合流し、いざ前進！

11/11 8:30

005. 豊川の豊橋 (とよばし) を渡り、左折します。

11/11 8:46

006. 下地地区まで進むと、如何にも旧街道らしい民家が現れました。この後、朝から賑わう豊橋魚市場の前を通過します。

11/11 9:13

007. 豊川放水路の「高橋」を渡ります。飯田線の213系がやって来ました。
画面奥の山は、田原市の蔵王山。結構離れていますが、空気が非常に透明なため、すぐそば (？) のように見えました。

11/11 9:30

008. 菟足 (うたり) 神社。ウサギがシンボルマークです。
賽銭箱のウサギマークを切り取って画面右上に貼りました。

11/11 9:32

009. 小坂井の街に入ります。

11/11 9:39

010. 飯田線・小坂井駅のすぐそばを通りますので、ついでに駅にも寄り道して313系をパチリ。

11/11 9:47

011. 小坂井を出ると、伊奈界隈の街をひたすら真っ直ぐ進みます。

11/11 10:34

012. 名鉄を跨ぐ陸橋を過ぎると、ようやく山並みが近づき、国府 (こう) の古い商店街を抜けます。

11/11 10:51

013. 国府駅前を過ぎたところで、突き当りに鎮守の森が見えて来ました。

11/11 10:53

014. 国府の大社神社にて、とりあえず無事午前の部を終えつつあることに感謝。

11/15 21:26

015. 御油橋を渡る前にちょこっと脇に入り、二車線路の傍にある「米沢ラーメン鷹山 (ようざん)」に入りました。
全く優しくあっさりと、もたれとは一切無縁な味わいが、これから緩い坂道続きに挑む身には有り難かったです♪

11/11 11:29

016. 御油宿 (35次) に入って行きます。

11/11 11:34

017. 昔は客引きの飯盛女が凄かったそうですが、今はひっそりと。

11/11 11:35

018. 天然記念物と指定されている「御油の松並木」に入ります。

11/11 11:43

019. 車が来ない一瞬、昔ながらの街道の風景が蘇りました。

11/11 11:44

020. 御油の松並木を過ぎると赤坂宿へと入ります。間隔が短すぎて、当初は一つの宿場扱いだったとか。

11/11 11:52

021. 赤坂宿 (36次) の中心部で来し方を振り返る。

11/11 11:53

022. 平成27年まで現役の宿屋だったという建物が、貴重な保存家屋として無料公開されています (時間の関係で通過 ^^;)。

11/11 12:03

023. 赤坂宿を過ぎるとようやく家並みが途切れがちになり、電線や電柱を入れずに周りの低山と空の眺めを撮れるようになりました。

11/11 12:18

024. 長沢一里塚跡 (77里)。

11/11 12:24

025. 名電長沢駅近くまで来ると、「やっぱ良いなぁ〜、旧街道歩き！」と思ってしまう山里の道となります。

11/11 12:26

026. 寒桜が風に揺れていました。

11/11 12:27

027. 柔らかく川音が響く中を快調に登ります。

11/11 12:35

028. 峠の前、最後の集落。立派な家並みです。

11/11 12:44

029. 国道1号に合流したところで名鉄パノラマsuperをパチリ！

11/11 12:50

030. 風が強いのはトホホでしたが (地獄の向かい風だった前回ほどではない)、晩秋らしい天気の中での峠越えとなったのは良きです♪
たまたまトラックも車も途絶えた一瞬を狙ってパチリ！

11/17 9:32

031. 標高100m超の峠が豊川市と岡崎市の境目。本宿の街へと下って行きます。

11/11 13:15

032. 本宿の旧市街にはしっとりと落ち着いた空気が流れています。

11/11 13:27

033. 徳川家康が幼少時に手習いをしたという名刹・法蔵寺。

11/11 13:22

034. 法蔵寺境内にある近藤勇の首塚 (本物のようです)。

11/11 13:32

035. 本宿の街に佇む文化財指定の大きな建築。

11/11 13:50

036. 本宿の街を過ぎるとしばらく国道1号を進みます。名鉄本線と完全に近づいたところで、2両編成の普通電車をパチリ！

11/11 13:54

037. パノラマsuperの快速特急も激写！
この後、奥のこんもりとした緑のあたりから旧道に入ります。

11/17 12:37

038. 名電山中駅、今から38年前の中坊だった頃に訪れていました。
当時はまさか、線路の脇の道が東海道で、そこを歩いて旅するとは予想もしていなかったです www

11/11 14:23

039. 東海道をちょこっと外れ、名鉄の舞木検査場を訪れてみました (敷地外から撮影)。
手前の目隠し編成がおらず、左奥の青い機関車を正面から望遠レンズで撮れれば良かったのですが・・・

11/11 14:49

040. 再び東海道に戻り、さらに国道1号に合流したのち、青い機関車を望遠レンズでズームアップ出来ました。
この機関車、何と製造から今年で96歳！

11/11 15:02

041. 本線を快走する特急と、検査場の片隅に置かれた車両の二段重ね☆

11/11 15:02

042. 秋色の山里。

11/11 15:05

043. 藤川宿の入口……歌川広重の浮世絵に描かれたシーンが再現されています。

11/11 15:10

044. 立派な家並みが続きます (来し方を振り返る)。

11/11 15:13

045. ちょこっと登ると、名鉄舞木検査場方面がよく見えます。

11/11 15:16

046. 文化財登録された、頑丈な雰囲気の古民家。

11/15 20:10

047. 藤川宿のすぐ脇で撮影した名鉄本線の旧型電車3800系。
（1985年撮影）

11/15 20:11

048. 同じく藤川宿をバックに、昔の名鉄の華・パノラマカー白帯車の重連を流し撮り！
(1985年撮影)

11/11 15:18

049. 藤川宿 (37次) の本陣跡に到着〜！
38年前に撮り鉄した田んぼは、いつの間にか住宅街に変わっているという……。

11/11 15:33

050. 名鉄藤川駅・道の駅の入口を過ぎると、藤川松並木へと入って行きます。ちょうど特急が来ましたのでパチリ！

11/11 15:37

051. 藤川松並木でも車が消えた瞬間を狙いました。
このあとしばし国道1号を歩いて美合の街に入り、美合新町交差点にて本日の東海道歩きを終了しました。

11/15 21:29

052. 本日のゴール・美合駅にて、コカコーラマジウマ！
気温がすっかり下がり、ポカリスエットを大して消費しなかったのですが、やはりいつの間にか水分が体から抜けていたようです。

11/11 16:20

053. 美合駅にて、豊橋行き急行が来るまで少々撮り鉄。

美合周辺の宿は、この先の岡崎インター界隈のラブホしかなく、岡崎まで行くとさすがに真っ暗となり疲れ過ぎますので、豊橋まで戻って泊まりつつ、ちょこっと鉄ヲタ活動をすることにしました。

11/11 17:14

054. 前回の最後と同様、豊橋鉄道渥美線に乗って高師までちょこっと往復し、もと東急7200系の走りっぷりを満喫しました♪

11/15 21:36

055. 夕食は駅地下の「みかわの郷」にて、三河湾の刺身盛りと生ビール超ウマー！

11/15 22:06

056. 刺身の後は豊橋カレーうどんをオーダーしてマジウマ！
アツアツのカツをトッピングとしてオーダーし、カレーをつけてガブリと食べると激ウマ！

11/11 19:40

057. 名古屋界隈での猛烈な315系電車の増備で間もなく消えようとしている、飯田線の2扉車・213系電車を撮りまくりました。

11/12 6:17

058. 宿泊したアソシア豊橋の部屋の窓から、夜明けどきの三河湾方面を望む。

11/15 22:12

059. アソシア豊橋の朝食、どれもとにかく美味すぎて、食い過ぎが歩き心地に影響しないか心配になりましたが w、とりわけ愛知県らしく生クリームとあんこを載せたフレンチトーストが猛烈に美味すぎて、お代わりしてしまいヤバかったです www

11/12 7:18

060. またまた飯田線の213系を激写しつつ、名鉄の急行に乗って美合まで戻りました。

11/12 7:52

061. 美合駅では出発前にちょこっと撮り鉄。猛スピードで駆けるパノラマsuperの激写が決まったことにニンマリ♪

11/12 8:25

062. 美合新町交差点からしばらく古い屋並みを進み、やがて田舎びた風景に変わると、乙川 (おとがわ) の断絶点に着きます。右折して、東側にある国道1号の橋を渡ります。

11/12 8:28

063. 秋色の草をバックに冬桜が咲いていました。

11/12 8:30

064. 乙川の水面は晩秋の雲を映し・・・

11/12 8:46

065. 旧街道の大平地区に入り、途中ちょこっと脇道へ。大岡越前守の陣屋跡。
もっとも、晩年に加増された領地につき、代官を派遣して支配するのみで、本人は来ていないようです。

11/12 8:54

066. 大平一里塚 (80里・国指定史跡)。

11/12 9:18

067. 岡崎インターを経て、ついに岡崎の街の東入り口にやって来ました。

11/12 9:21

068. いよいよ、岡崎の町の随所でカクカク曲がることを強いられる「岡崎二十七曲がり」がスタートです (汗
新たに整備された標柱をコンプリートしようかとも思いましたが、だんだん飽きて来たので途中でやめました w (実際、途中からあまり明確に立てられていないような気が)

11/12 9:39

069. 岡崎宿 (38次) の本陣があった位置から大通りとパチリ。

11/12 9:46

070. 岡崎信用金庫の元本店。非常に立派な古典建築で、しばし足を止めて撮りまくりました。

11/12 10:05

071. 岡崎の街だけでもはるばる歩いた感を抱きつつ段丘の下Eに出て、ほんの少々ですが伊賀川のほとり (画面左) を進み、橋を渡って西に出ます。

11/12 10:16

072. さて、岡崎城に着きました！
せっかくですので寄り道して天守閣に登り、四方を望みます。

11/12 10:38

073. 北……猿投山を遠望！

11/12 10:40

074. 東……東岡崎駅周辺のビル街を望む。

11/12 10:45

075. 南……乙川の鉄橋を渡る名鉄6500系。左奥の山は三ヶ根山。

11/12 10:39

076. 西……本当に空気が透明なおかげで、鈴鹿山脈や伊吹山 (？) が見えます。いざ、あの方向へ！

11/12 10:28

077. 岡崎城天守を間近な位置から。とにかく凄い人出でした (汗

11/12 11:09

078. 愛知環状鉄道の中岡崎駅にちょこっと寄り道し、入場券を購入のうえパチリ！

11/12 11:16

079. 中岡崎駅の西には「八丁味噌の里」があります。

11/15 22:16

080. 味噌煮込みうどん超ウマー！

しかしまぁ、工場併設のメシ屋も岡崎城見物のついでにやってくる人々で本当に混み混みで、11時20分頃に店に入ったのにうどんが出てくるまで結構待たされました。もう少々後でしたら席がなく、あるいはさらに相当待たされたことでしょう (滝汗)。店を出る頃には「満席」の札がかかっていました。

11/15 22:23

081. 直売店で八丁味噌の小型パックを購入し、口直しで「みそソフト」を賞味・・・これは実に美味いです！！

11/12 12:02

082. 八丁味噌の里を貫いて進む東海道。

11/12 12:03

083. 味噌蔵の道。
（ここは通りません）

11/12 12:09

084. 矢作橋を渡ります。

11/12 12:15

085. 勝蓮寺。
家康の悲劇の長男・信康にまつわる寺とのこと。

11/12 12:52

086. 矢作橋駅の北西で国道1号に合流してから約2kmの間は、忍の一字の国道1号歩き。岡崎市と安城市の境目あたりでようやく弓道の松が出迎えてくれました。

11/12 13:16

087. 永安寺の龍のような松。

11/12 13:21

088. 安城市街を抜ける。
たまに松並木が残っているのは本当に良いアクセントになります。

11/12 13:46

089. 今本町界隈を過ぎて、再び立派な松並木が続きます。

11/12 13:49

090. 安城市と知立市の境にあたる猿渡川の端から、猿投山方面を望む。

11/12 13:57

091. 来迎寺一里塚 (84里)。
南塚は街道のすぐ脇にありますが、北塚はかなり引っ込んだ位置にあります (画面右の高い松の木が一里塚の植樹)。

11/12 14:15

092. 衣浦豊田道路の立体交差に併設された歩道橋から知立松並木を望む。

11/12 14:18

093. 松並木を進む途中、脇に見事な紅葉がありました。

11/12 14:41

094. 名鉄三河線の踏切 (工事中で絵にならない) を過ぎ、しばし昭和な街並みを過ぎると、かつて知立の街の中心だったと思われる中町交差点に出ます。さらに北西方向の細い道に入ると、かつての本陣の前に出て、池鯉鮒宿 (39次) 到着！

11/12 14:46

095. さらに進むと知立城址の前を通り、画面奥の了蓮寺の前で左へ進みます。

11/12 14:55

096. 知立神社。実に格式が高そうです。
ここまで無事歩いて来たことを感謝し、この後の尾張入りを祈念しました。

11/12 14:57

098. 知立神社の多宝塔に見送られて、いざラストスパート！

11/12 15:07

098. 逢妻川を渡ります。

11/12 15:18

099. しばし国道1号を進み、旧道に入る都合で歩道橋を渡ったところで来し方を振り返る。知立市と刈谷市の境目あたりです。

11/12 15:27

100. 刈谷市一里山町界隈の旧道を行く。l

11/12 15:40

101. さらに国道1号を歩道橋で渡り返して、富士松駅付近の旧街道を行く。

11/12 15:51

102. 見通しが開けたところで、ちょうど名鉄パノラマsuperがやって来ました。
水田に、林立する鉄塔……三河と尾張を分ける境川はもうすぐです！

11/12 15:53

103. しかし……境川の境橋を渡るという神聖な儀式の直前に、何という面倒臭い話！
横断歩道のある交差点まで往復1km迂回せよって、んな無茶苦茶な！
よく見ていると、信号の変わり目のため車の動きがしばらく完全に止まることが判明しましたので、その瞬間にダッシュで渡りました。もちろん、他の方にはお勧めしません・・・

11/12 15:59

104. すっかり薄暗くなり始めた頃、ついに三河と尾張の境界・境川の境橋に到着！！
三河国を一気に縦断する2日間、約60km！　本当によく歩きました・・・

11/12 16:01

105. 境橋の上から、夕暮れの送電鉄塔をパチリ。

11/12 16:20

106. 車庫があるほかは寂れた雰囲気が漂う豊明駅を過ぎ、阿野一里塚 (86里) に到達〜。
国指定史跡になっていますが、その割には盛られ方が低過ぎないか？と思います。
ここから前後駅まで、最後の最後に地味に登り返すのが若干キツかったです。

11/12 16:33

107. 豊明市の代表駅にあたる前後駅にゴール！！
ついに桶狭間は目と鼻の先となりました！！

11/12 16:38

108. 到着する急行豊橋行きをズーム流し撮り！
2日間かけて歩いたところを、急行電車は最高速度120km/h、所要40分で走ってしまいました。呆気なさすぎ w

11/16 7:43

109. 18時51分発の「ひかり」に乗る前に、豊橋駅地下の「三河開化亭」にてゆっくりと夕食。生ビールと焼き餃子超ウマー！

11/15 23:18

110. 魚介豚骨味のつけ麺まじウマー！

11/12 18:59

111. 豊橋から新横浜まで、僅か1時間でワープ！
ゆったりと10数分後のN700S「こだま」で帰りたかったのはやまやまですが、翌日は仕事ですので、なる早で帰りたかったのでした。

そして……もう既に、「ひかり」と名鉄を乗り継いで前後駅に戻り、桶狭間を経て熱田神宮、そして桑名まで到達する予定を立ててしまいました w

112. うちのにゃんこ雪丸殿。
真っ白つやつやな冬毛に変わり、相変わらず食欲モリモリです w

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

EOS R7 ボディ CANON

感想

ゆきまる@bobandou

他の五街道にチャレンジしながら、その傍らで東京都・神奈川県内の東海道を歩いていた数年前は、ちょこっと時間が出来たのを利用して街をブラブラ……という気分で、その後箱根の山越えも基本的には近場のハイキングそのものですので、今一つ真剣みが薄かったのは否めません。しかし、今年に入ってついに駿府に到達してからは、五街道のうち四つの街道をコンプリートしたこともあって俄然先へ進もうという気になり、先月にはついに静岡大陸横断を成し遂げ、吉田＝豊橋まで到達しました。すると、七里の渡し・熱田神宮という一つの大きな節目へと、一刻も早く到達したい気分に w　

そこで約1ヶ月を隔てて、尾張国の入口にあたる豊明市まで、一気に三河国を縦断して参りました。途中のルートは名鉄名古屋本線と並行しており、むかし鉄ヲタ小僧として名鉄の旧型電車を訪ねた時のことを思い出しながら撮り鉄もこなすという、街道レコなのか鉄ヲタレコなのかさっぱり分からない内容になってしまい大変恐縮ですが (笑)。

もっとも、電車にのんびり揺られているだけではなかなか体感できない意外なアップダウンを身を以て知ったことで、何故天下の東海道線が豊橋と名古屋の間では東海道に沿うのではなく、蒲郡あたりの海沿いのルートを選択したのか良くわかりました。SLでは多分、20‰前後の勾配もそこかしこにある赤坂宿と岡崎宿の間を難なくこなすのはムリということで……。そんな区間だからこそ、のちに愛知電鉄（今の名鉄）がアップダウンに強い電車を東海道に沿って走らせるようになったのでしょう。

途中、最大の観光スポットとして岡崎城と八丁味噌の里を通ったところ、大河ドラマ効果もあってか、天守閣の中は押すな押すなの大フィーバー！ w　八丁味噌の煮込みうどんも、あとちょっと入店が遅れていれば、広い店内が客でいっぱいとなってしまい、相当待たされて後の行程に大いに響いてしまうところでした (汗

さて、ついに桶狭間の手前まで来てしまいましたので、もはや宮の渡し・熱田神宮は目と鼻の先！　そこで、はやる心で既に次の予定を立てて、宿の予約も入れてしまいました w (旅行需要回復、というか既に2019年を上回っているそうですので、思い立ったら早め早めで行かないと、美味しい宿はさっさと埋まってしまいますし)。次回はさらに、「七里の渡し」を使わない場合の連絡ルートである佐屋街道を進み、伊勢国・桑名への到達を目指します。

以上、旧街道歩きのレコではございますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m

コメント

shinaihito

こんばんは
　いやいや見覚えのある風景、電車が満載ですね。当方、三河地方の低山歩きで国一はよく走ります。（愛知は公共交通機関での登山口アクセスが悪いのです。）脇に見え隠れする松並木をチラ見しながら。(笑)　たまの電車利用で赤坂宿は通ります。東海道を歩いたことがないのであまり知らないのですが、雰囲気のある古民家がけっこう残されているのですね。

　豊鉄の渥美線もわざわざ乗られたとは！「渥美線の車両は全部花のイラストが描いてあるよ。」と先月、田原市の「さわウォ」に出かけた長女から聞きました。

　実は今年三月に藤川駅近隣の短大卒業式（通信教育）の帰りに岡崎城に寄りました。いつもより人出は多かったものの大フィーバーというほどではなく、秋になって大河ドラマが大詰めを迎え、どんどん観光客が押し寄せているのかな？と思いました。

　もう次回の街道歩きに向けて予約もされたとのこと、レコを楽しみにしております。

ゆきまる@bobandou

＞shinaihitoさま
こんにちは、コメントどうもありがとうございます！
三河の低山歩き、地図を見ていますと「何か随分と、山頂直下まで行けてしまう観光道路の類が多いな〜」と思うのですが、そうでなくても果てしなく広がる (？) 低山に対して、路線バスが細かくフォローしているわけでもないでしょうから、赤線繋ぎにこだわらなければ車利用が多そうですね。そうなると自ずと、松並木チラ見の回数も増えるのでしょうね
赤坂宿を通る山登りといえば、宮路山でしょうか？　立派な登山口の看板があり、登らずにスルーしてしまうのが残念でした w　
今回の三河ゾーン歩きは、ダイナミックな自然景観は少ない (というか、ほとんどない ^^;) 代わりに、松並木と古民家がかなり残されているのが救いでした。完全にロードサイドな風景や昭和以後の住宅街ばかりが延々と続くと、「俺何やってんだ感」がすごいですから・・・

渥美線の電車は、もと東急の今や非常に貴重な電車で統一されていますので、東急ヲタとしては豊橋を訪れればご挨拶しないわけには行かないのです　花のイラストを含むカラフルなラッピングは、ヲタ受けは良いとは言えず、車両面の変化がしばらく全くないこともあり、渥美線がふだんヲタから注目を集めることはありませんが、個人的にはこのラッピングは結構似合っていて好きでして、しかも他にヲタが来ないとあっては、渥美線最高！と思わずにはいられません ww

藤川駅、朝と午後遅い時間以後に準急が止まるのは、駅北側の大学・短大・高校のためなわけですが、そこにご縁のある方と出会うというのはヤマレコの面白みですね
岡崎城、日曜日に寄ったためでもあると思うのですが、やはり関ヶ原シーンの放送を前に、中京圏では徳川家康プチブームが盛り上がっているのかも知れません。
しかしもしかするとそれ以上に、『地球の歩き方・愛知編』の刊行も大いに追い風になっているかもです。これを読めば「地元結構良いかも」と思えるはずですので・・・。私も今回、歩く前に読んで、大いに役立っています ww

次回の尾張編も鉄ヲタ濃度濃いめなレコとなる予定ですが、楽しみにして頂ければ幸いです

徘徊王™(hi-king)＠skiboy

ゆきまる様

楽しく拝読させていただきました。
ちょうど一昨年のこの時期に逆方向を歩いたので、１枚１枚の写真を見ながら、「懐かしい」とか「見落としていた」と思いながら楽しませてもらいました。

古い鉄道の写真もきちんと保存され比較写真としてアップされていたのには感動しました。
写真４０番の機関車９６歳なのですね！
私が行った時には入れ替え作業で動いていて萌えました〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3784175.html
の写真７６。

このあとも楽しみにしております。
ちなみに私は桑名〜熱田は佐屋街道に入りましたが、最近のヤマレコで「七里の渡し」をツアー船（？）で渡っているレコがありましたよ！
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6145405.html

ゆきまる@bobandou

＞徘徊王™(hi-king)＠skiboyさま
こんにちは、コメントどうもありがとうございます！
そして、2年前に歩かれたレコもじっくり拝見しました！
江戸と京のどちらか歩くか、何に重点を置いて見るのか、いろいろと違っていながらも同じ道を歩いておられるのを大いに感じられるのが、東海道レコの面白さ・醍醐味だと思いました
なるほど、郵便局は旧街道沿いにあることが多いですから、ご当地消印を集めるというのも大いに記念になりますね！
また、知立のクラウンパレスホテルは、宿泊地として検討していただけに、なるほど、周りに高い建物がないので、こんな景色なのか・・・と思ったりしました
そして、日の短い季節に48kmも踏破されたのはオドロキです
個人的な最高記録は、奥州街道を歩いたときの1日45kmでしたが (平泉の北の衣川の国民宿舎を朝6時前出発→18時半に北上に到着)、疲れ過ぎて体がバラバラになりそうでしたので、最近は30〜35km以内にとどめております

それはさておき、マニアックな鉄道写真もお楽しみ頂きありがとうございます！
中坊の頃に眺めた景色はすっかり忘れており、その後もたまに名鉄本線に乗ってもあっという間の通過ですので、「こんなところを訪れていたのか」「田んぼ、もう全然ないし」「車両の検査施設は全然なかったぞ・・・こんなにデカいのか」と、トボトボ歩きながら驚きの連続でした w
青い機関車（デキ303）、確かにパンタグラフを上げて動いていますね！！！！
やっぱ平日に訪れるべきだったかも知れません・・・

次回、尾張横断編ですが、私も自然な成り行きとして佐屋街道を進みます
七里の渡し、確かに乗れれば風流かも知れませんが、まぁあくまで旧街道ツアーに参加して大人数で、ということでしょう。個人的には、船に乗ってしまうと赤線が途絶えてしまいますので wwwww、そういう意味でもご遠慮しておいて歩きます

徘徊王™(hi-king)＠skiboy

ゆきまる@bobandouさま

＞郵便局は旧街道沿いにあることが多いですから、ご当地消印を集めるというのも大いに記念になりますね！

御朱印集めは、街道沿いには大小の社寺が多くあり、性格的に取捨選択が苦手なので、集め始めると金銭的にも負担が大きいだろうし、社寺の数が多いだけに時間もかかるだろうということで、６３円ですむ風景印に。街道歩きでは曜日の感覚がなくなったので郵便局が閉まっていて今日は土曜日なんやということを知ったりしていました。

＞日の短い季節に48kmも
浜松以東と、浜松以西で街道沿いの宿泊施設には大きな差がありました。
浜松以東は、街道沿いに宿泊施設が多く、その間隔も適度にありました。
ただ、舞木検査場あたりでも、その夜、豊橋まで行くべきか、豊川泊まりにすべきか、宿泊地点で悩まされました。この街道歩きでは、いかなる理由があっても徒歩以外はなしと考えていたので、街道を逸れ豊川へ。４８キロも歩いたのではなく、４８キロ歩かなければならなかったのです。結局、次の日のスタートは１１時。帰宅後検証してみましたが、ホテル滞在時間はどこでもほぼ同じなのです。長く歩いて、暗くなって、景色を見損ねて、次の日の出立が遅くなり、距離が短くなるという悪循環の繰り返しをしていました。

この時の街道歩きは還暦誕生日に神戸を出発するというもので、それ以外は深く考えていなかった（性格的に行き当たりばったりタイプ）なのですが、帰宅後、検証すると、街道歩くなら３月、東海道だったら富士山の眺望率を加味して２月下旬なんだな、と。

とにかく、日没後に見落とした景色が多く、ほかの人の道中レコを見るたびに悔やまれます。

ゆきまる様のレコ、時間つくって、さかのぼって読んでみますね！

東海道五十三次備忘録
https://www.yamareco.com/modules/diary/381513-category-8

ゆきまる@bobandou

＞徘徊王™(hi-king)＠skiboyさま
こんばんは、詳しい補足説明を頂きありがとうございます！
そうですね・・・街道ロングウォークのような、ハイカー人生にとってのビッグイベントの場合、いろいろとコレクションや行動方針にマイルールがあるものですね
御朱印は、すぐに書いて頂ける (担当の宮司や住職が常駐している) 規模な神社仏閣の前を通るごとに、書いて頂かないと何だかミョーにもやもやしますし、初穂料やお布施もその都度結構な金額になってしまいますから (→ケチ w)、個人的には賽銭を入れて一礼したところの記念写真をコレクションする程度で済ませています。四国遍路に将来挑戦する時には、朱印帳を持参するつもりですが・・・
この点、葉書と消印は安上がりかつ良い思い出になりますね　土日は自動的に収集不可能で、もっと安上がりというか、しまった感というか・・・w　

いっぽう、東海道歩きの間は徒歩以外一切なし！というストイックな方針を貫かれると、確かに宿の確保は頭の痛い問題ですね！！
私も検索していて、豊川市のコンフォートホテルを最後に、岡崎市中心部に着くまで、途中にはラブホしかないことに頭を抱えました www
ラブホも一応ホテルであることには変わりなく、普通に一人旅でも泊まっている方はおられるようですが、やっぱ旅している気分とは違うんですよね・・・
知立から出発されると、岡崎で一日を終えるのは余りにも短すぎ、ラブホは遠慮するとなると、なるほど豊川市まで行かざるを得ないですね・・・
個人的な街道歩きの際には、「宿泊のために電車やバスで後戻りしても良いものの、未到達の街や宿に電車やバスで行ってはならない」というマイルールを定めております　こうすれば極端な宿不足やラブホの連続の中で行き倒れになるのを防ぐことができますので・・・

相州や駿河で富士山がよく見えるのは1〜2月でして、実際この季節は、富嶽と早春の花を愉しむお気楽ハイクをすることが多いですね。東海道の3月は、菜の花があちこちで咲いている場所がありそうですが、花粉症の身には辛いかもです w　どの街道をどの季節に歩くのか、考えるだけでもなかなか旅心がくすぐられますが、4月から5月が個人的にはベストかなと思っています (新緑好き)。

東から歩いた東海道レコ、最初のうちは近所の散歩同然ですが w、お楽しみ頂ければ幸いです　五街道が完結したら、私も全てのレコのURL付きのまとめ日記を書いてみようっと・・・