浅間山外輪山周回・白い浅間山と全山霧氷めぐり
- GPS
- 06:06
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 976m
- 下り
- 975m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 6:06
天候 | 晴れ 気温・高峰高原VC 7時半−2℃/14時半5℃・槍ヶ鞘9時−8℃・黒斑山13時−2℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・高峰高原ビジターセンター駐車場。指示が無い限り、ビジターセンター玄関前には停めない事。 ・トイレ:ホテルの北側が24時間(今後は冬季閉鎖の可能性あり)ビジターセンターは9時から。高峰マウンテンパークにもある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・当日の積雪凍結は、トーミの頭南、中コースカラマツ原林付近のザレ道以外にあって2〜10cm。外輪山のシラビソ帯内は凍結していてかなり滑る。チェーンスパイクは使用しなかった。 ・車坂峠〜槍ヶ鞘:積雪2〜5cm。気温−2℃で着雪しにくい。黒斑山西のシラビソ帯が圧巻の全山霧氷。槍ヶ鞘からは浅間山、富士山〜北アルプスの眺望。強風5〜8m/sで体感温度は−10℃以下。 ・槍ヶ鞘〜トーミの頭〜草すべり分岐:積雪はほぼ無いが午前は地面が凍結、午後は溶けて泥濘で滑る。美しい霧氷の中を歩く。 ・草すべり〜Jバンド取り付き:当日の午前中は強風なので避けて湯の平へ下る。積雪2〜5cmで滑りやすい。霧氷と岩稜まで着雪して美しい景色。 ・Jバンド取り付き〜鋸岳〜蛇骨岳:岩稜帯の急登を経て主稜線へ。鋸岳から浅間山火口まで1.7kmで一番近い。虎ノ尾から蛇骨岳の北斜面は一面の霧氷。スノーモンスター予備軍も現れ素晴らしかった。 ・蛇骨岳〜黒斑山:霧氷の樹林帯歩きは素晴らしい。地面は積雪凍結落。氷雪があるので注意。 ・中コース:洗堀の道は通らず脇道を歩くこと。 |
写真
感想
昨年から働き方改革で、隔月で第三火曜がシフト休日となった。二連休は歓迎なのだが、いざ自分が火曜半分シフトの出勤時になると大変。週初めの仕事量を半分体制でこなさなくてならない。特に週の初めは入庫予約が殺到するので事務員が大変。
電話回線は8本あるが、受ける人員は4名だけ。休日はHPで周知しているが、顧客は構わず電話してくる。人手不足はどこでも深刻。私の業務は、資格や登録で私しか出来ない事案が多いので有給休暇は全く取れない。会社のカレンダー勤怠通り。
そんな休日14日火曜日は、通常通りと勘違いして寝坊。前日のうちに雨雲レーダーと予想気圧図、SCWで補足して浅間山外輪山行きを決めていた。起床して、我が家から浅間山がきれいに見え、黒檜山にガスがかかっているのを目視で確認した。5時半過ぎに出発。
朝倉町の田園で美しいマジックアワーを眺めて、時間を金で買う高速道、上信越道前橋南ICから乗って松井田妙義ICで下りて碓井バイパスへ。昨日も通ったなと思いつつ軽井沢町へ。追分辺りから朝の渋滞が始まり、サンラインの交差点でもはまった。
チェリーパークラインに入ると、行き交う車すら無かった。一部路面凍結しているの注意。高峰高原ホテル周辺は積雪凍結。駐車場は積雪していた。入り口前は停めるなとコーンバー。気温−2℃で、残暑に慣れた身体が引き締まる寒さで出発。
登山口から2〜5cmの積雪。チェーンスパイクは携帯したが、使用することは無かった。朝日に輝く車坂山付近の霧氷が素晴らしかった。コマクサ展望台からの北アルプスはややガスがかかっていたがきれいに見えた。
シエルター手前のヴューポイントからは、全山霧氷の黒斑山と浅間山の美しい景色。この景色は圧巻だった。下り込んで槍ヶ鞘に到着。岩稜帯も着雪して霧氷もあるので、一帯が白く輝いていた。強風で気温は−8℃で体感は-10℃以下だった。
雪が解けガチガチに凍った地面を登り返してトーミの頭へ。白く美しい浅間山をしばらく眺めていた。午前中は北西の風が強く、午後は弱まるので、草すべりを下って風の影響がない湯ノ平へ。積雪があり滑りやすかった。
湯ノ平から賽ノ河原へ。外輪山の霧氷が素晴らしく、特に虎の尾と鋸岳の岩稜帯が青空に映えて素晴らしかった。Jバンドから鋸岳へ。火口から1.7kmと外輪山では一番近い。白ゾレで風が抜け、標高が低いので風の影響も少ない。けんちんうどんの昼食を摂って温まった。
外輪山を反時計回りで歩く。外輪山北斜面全てが霧氷。すばらしい景色に全く足が進まなくなった。白ゾレから蛇骨岳までは、スノーモンスター予備軍も現れていた。シラビソ帯に入るとモノクロの世界。道が積雪凍結しているので滑る。
美しい浅間山と霧氷の中を歩いて黒斑山へ。ご機嫌に噴煙を上げる浅間山が、本来の火山の姿を物語っていた。トーミの頭からの下りは凍結がとけて泥濘で滑る。中コースは凍結しており、洗堀道は積雪して横は霜柱だった。脇道を歩くが滑る。
14時前に駐車場に戻ると20台以上停まっていた。夕焼けの写真を撮るカメラマンと中コースで何人もすれ違った。チェリーパークラインとサンラインのカラマツの紅葉を楽しんで帰路へ。
帰宅後、いつもの陸橋から夕焼けを眺める。荒船山に日が沈んで、戦艦が被弾して沈没だ!と思った。白い浅間山に素晴らしい景色を感謝して自宅へ。翌朝、浅間山を見ると何事も無かったかのように雪は消え去っていた。霧氷の景色を思い出して歩き始めた。
私が赤城山にいたころ黒斑山を歩いていたのですね。
こんなに霧氷が付いたですか!
しかも12時回っても落ちないなんて、凄い贅沢。
槍穂も真っ白。
いよいよ冬到来でしょうか。
お疲れさまでした。
水沢山からの変更で赤城山にいらっしゃったんですね。私は前日に雨雲レーダーやSCWで予想し浅間行きを決めてはいましたが、起きた時に部屋の窓から赤城山にガスがかかっているの確認して、きれいに晴れていた浅間へ向かいました。
車坂山を過ぎたら、厳冬期並みにすごいことになっていたので歓声を上げてしまいました。特に風の影響がなかった草すべりやトーミの頭、蛇骨岳から鋸岳はすばらしい霧氷でした。このルートは5時間もあれば行けますが、6時間もかけてしまったのが証ですね。足が進みませんでしたよ。
やっぱり行って来ましたか【予告編どうり】
これだけ綺麗な黒斑山・外輪山・浅間山を見ると行きたくなりますね、今週は山選びに穴が開いている状態なので車の冬装備(軽4)も済んだし山道具はまだ冬眠中ですけど行ってみたいですよ。
ぐろさんのカメラには到底追いつきませんコンデジで槍穂を撮ってみたいですよ比較なならない小さな槍の穂先をね。
見事な霧氷の唐松も凄いですね、日が登ると帰りは泥濘ですか当然の摂理ですね。
情報ありがとうございました。
アプトのレコからの予告通り行ってきました。月曜に会ったirohaさんや月曜の男たちのLINEでは13日の時点で行くとは伝えてありました。行く先を記録に残しておくと、もし遭難にあった際に役立ちますからね。
当日は冠雪の浅間山が見られればいいや、と思って気が緩んで寝坊しましたが、行ってみたら驚きです。11月でこれだけきれいな霧氷が見られるなんて感激しました。ただ翌日にはほとんど落ちていたようで、浅間山も嬬恋方面以外は雪が消滅しました。
今週土曜は寒気が入り冬型の気圧配置です。風も強く寒いですよ。土曜は荒船山など西上州の山が霧氷になると思います。紅葉なら栃木や秩父方面ですかね。
浅間方面は土曜の午後から降雪予報ですので、日曜に行かれると良いですね。北アもさらに真っ白になっていると思います。当日の天気でいろいろと計画を練ってみてください。
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