晩秋の茶屋川散策【紅葉を探しながら茨川林道をテクテクと】

2023年11月16日(木) [日帰り]

• GPS: 06:05
• 距離: 16.6km
• 登り: 428m
• 下り: 431m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 1:23
• 合計: 6:05

距離 16.6km 登り 431m 下り 431m

7:55 南西尾根登山口
8:30 8:32 静ヶ岳北西尾根 太夫谷左岸取付点
9:21 9:50 茨川廃村
10:31 10:38 蛇谷出合
11:05 11:24 三筋の滝
11:49 11:50 蛇谷出合
12:24 12:49 茨川廃村
13:28 静ヶ岳北西尾根 太夫谷左岸取付点
13:58 南西尾根登山口
14:00 ゴール地点

天候

晴
【気温】茨川廃村：9℃　　蛇谷分岐：13℃　　駐車地：15℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R421（八風街道）から茨川林道へ入り、丈治谷左岸手前
（静ヶ岳南西尾根の取り付き地点）の林道膨らみに駐車。

茨川林道は凸凹や水溜まりの多い評判の悪路ですが、路肩の崩れは
改修され林道の終点まで車の乗り入れは可能な状態でした。

コース状況／危険箇所等

『記録中の河川名は現地看板の名称を使用』

当日は茶屋川の水量も多く長靴で正解でした。岸辺に捲き道を探すに
しても、何度も渡渉を繰返すため登山靴では水没を覚悟する事に
なったでしょう。

写真

11/16 7:00

茶屋川右岸から合流する谷の名前はどれが正しいのかな？　現地の看板も違うし、「山と高原地図」とも「鈴鹿の山と谷」とも一致しないけど・・・。

11/16 7:18

【茨川林道】
古語禄谷出合の紅葉。

11/16 7:41

「清水谷国有林」の看板が残る小さな平坦地、今回はここからスタート。

11/16 8:13

陽射しが届けば美しいだろうな〜。

11/16 8:33

ヒキノへ南下する稜線かな？

11/16 8:34

銚子岳西尾根分岐の作業道入口を通過。

11/16 8:50

焼尾谷林道入口を通過。

11/16 8:57

橋を渡れば廃村までもう一息だ。

11/16 9:09

緑、赤、橙の三色揃う景色なんだけど・・・。

11/16 9:12

突然姿を現す天狗岩。

11/16 9:17

壊れた橋桁が残る林道の終点に到着。

11/16 9:20

【伊勢谷】
意外に小さな伊勢谷出合。

11/16 9:28

治田峠へ向かう伊勢谷の登山道。

11/16 9:41

【茨川廃村】
昭和40年(1965年)に廃村となった集落跡へ。

11/16 9:43

廃村から始まる登山道。

11/16 9:45

最後の一軒として残った家屋は「名古屋大学ワンゲル部茨川小屋」として今も現役だ。

11/16 9:47

8世帯ほどが生活する小さな集落だったようです。

11/16 9:48

【茶屋川】
並ぶ立ち枯れと広い河原、茶屋川の代表的な眺めだ。

11/16 9:49

村の守り神：「天照神社」にお詣りしていきます。

11/16 10:02

陽に映える紅葉。

11/16 10:04

恐竜の骨を連想させるような倒木。

11/16 10:11

正面は土倉岳へ北上する尾根かな？

11/16 10:12

赤、橙、緑、三色のモミジ。

11/16 10:12

長靴で正解だった。

11/16 10:16

小尾根の紅葉を見上げながら。

11/16 10:26

「蛇谷分岐近し」を教えてくれる大岩。これが源二郎岩だろうか？

11/16 10:31

《藤原岳西尾根分岐》
大きく左曲する本流に蛇谷が合流する二股に到着。正面に道標とレスキューポイントの看板が見える。

11/16 10:35

《藤原岳西尾根分岐》
西尾根取り付き地点を見上げる。

11/16 10:51

蛇谷分岐からしばらくすると谷の奥に天狗岩がドーン！この辺りは「天狗見河原」と呼ばれるようだ。

11/16 11:02

「滝近し」を教えてくれる二股に立つ巨木。左股が本流だ。

11/16 11:12

《三筋滝（母滝）》落差：13m
水量が多い時には左から父滝、子滝、母滝と合わせて三筋の滝が見られるそうです。

11/16 11:13

《三筋滝》
滝の捲き道に付けられた右岸斜面のお助けロープ。

11/16 11:23

《三筋滝》
なんとか上部の一段目、二段目を見る事ができた。

11/16 11:30

二股に到着し、右股の善右エ門谷を眺める。

11/16 11:43

小さな滝があちこちに。

11/16 11:44

天狗岩もこの辺りで見納めだ。

11/16 11:50

《藤原岳西尾根分岐》
レスキューポイントにも指定され、すっかりメジャーになった西尾根ルート。

11/16 12:05

陽を受けて鮮やかな紅葉。

11/16 12:10

晩秋の雰囲気が漂う谷。

11/16 12:15

何でこうなるの？

11/16 12:20

【茨川廃村】
廃村に戻ってきました。

11/16 12:23

現在は「滋賀県立八幡工業山岳部茨川前進基地」として使われている元小学校の庭で遅めの昼食を摂る。

11/16 12:53

【茨川林道】
小風谷（コチガタニ）のお地蔵様。

11/16 13:22

林道で最も鮮やかな紅葉だった。

11/16 13:47

洗い越し

11/16 13:57

静ヶ岳南西尾根の取り付き地点を通過。

11/16 14:00

駐車地に到着。

11/16 14:33

【帰路の紅葉】
折戸トンネル。

11/16 14:36

太尾登山口、焼野の駐車場。

11/16 14:57

宇賀渓、砂山入口の臨時駐車場。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

感想

onetotani

昨年経験した「錦繡の茶屋川」が忘れられず今年も茨川林道に
やってきたが、林道から見下ろす茶屋川の紅葉は見頃を終えたように
感じるが・・・。

今年も折戸トンネルから歩くつもりだったが期待は裏切られ、すでに
見頃のタイミングは過ぎていたので少し先まで車を走らせ、朝靄の晴れた
丈治谷手前の静ヶ岳南西尾根取り付き地点から歩き始める。

焼尾谷林道の分岐を過ぎ、開放的な雰囲気に変わってくると長い林道も
終盤で、尾根の奥に天狗岩が姿を現すとやがて茶屋川に突き当たる。
「終点　林道茨川線」の杭が立てられた右岸から本流に降りると簡単に
飛び石で跨げるような水量ではなかった。
念のために今回の足元を長靴にして正解だった。

ジャブジャブと渡った伊勢谷出合から、銚子岳北尾根への取り付きを
確認してみたが、伊勢谷の左岸から南下する尾根の突端は厳しい傾斜だ。伊勢谷側にも茶屋川側にも明確な取り付き地点は発見できなかった。
今回の目的でもある取り付きの調査に解答は出なかったが、力づくで
なんとかなりそうな感触だけは掴めたので本来の目的、廃村から茶屋川の
散策に向かう。

「錦繡の茶屋川散策」を楽しむつもりが、紅葉を探しながら歩く事に
なってしまったが、華やかな錦に飾られた谷から晩秋に変わっていく
谷の雰囲気を感じながらの茶屋川散策も悪くは無かった。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　〜紅葉狙い　第五弾〜