熊野古道トレイルランニングレース 」コース下見1
- GPS
- 09:15
- 距離
- 28.9km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 9:16
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
熊野古道紀伊路、大辺路、伊勢路の本宮道と歩いて2週間弱。
瀞峡から少し下った板屋地区に到達したところで、入鹿温泉ホテル瀞流荘に3泊し、11月26日にこのエリアで開催の「熊野古道トレイルランニングレース2023」ロング部門に巨神兵が初参加するので、コースの下見をした。
ロングは51km。この日は前半部分を歩いた。ロングコースは後半部分が圧倒的にきつく、比較的走りやすい前半で時間を稼ごうと調子に乗ってとばしてしまうと自滅するというと聞いている。
巨神兵は体力温存しつつも時間制限ギリギリにはならないバランスはどの程度だろうかと確認しながら歩いていたようだ。
さて「比較的走りやすい」といっても後半と比べたらというだけの話で、実際歩いてみるとけっこうなアップダウンだった。また、地図だけみているともっとロードが多いのかと思っていたのが、実は大部分が自然道、未舗装林道、簡易舗装という「あ、これけっこう普通に山歩き道」で、やはり初めての場所ではコースの下見は必須だと感じた。
大会当日は当然マーキングがしっかりとなされているので道はもっとわかりやすいはずだが、この下見の時点では大会提供のGPSがなければわからなかっただろう分岐や脇道への入り口もけっこうあった。特に、熊野古道北山道の部分は、苔むした石畳や石壁が非常に美しい代わりに昔の生活道や作業道だった細い筋が多く、かつ大きな杉の枝が道を覆っているので、注意して通る必要がありそうだった。
瀞山への上りはゆるやかに道路を登っていき、皆が必ず雲海の写真を取っている眺望ポイントを過ぎてもまだ緩やかに登る。最高地点にほど近いアンテナ施設の脇の山道からいきなり急勾配を登れば、眺望もないあっさりとした最高地点に到達。あとは延々と下る。途中には瀞峡がよく見える絶景ポイントもあった。
問題は、下りきって近畿自然歩道のベンチが並んだ角をほぼスイッチバックで戻るように左手に折れ、川沿いにほぼ平坦に進む自然歩道の部分。
最初は道の状態も良好でこれは楽に走れる道と思っていたら、半ばを過ぎた辺りから山肌が崩れて道を覆っている箇所が連続してでてくる。ざれた石や岩の上を通過するのだが、場所によっては足元が崩れれば右側はただ滑落するのみという状態になっている。
一人二人でハイキングなら注意深く進む限り大丈夫だろうが、これが大会でロングとミドル合わせて百人以上がこの同じ場所を走った場合、いったいこのザレは崩れずにもつのだろうか?
最後の河原を走る部分は、地面を覆う丸い石ころが割と大きめで、砂浜や海岸の細かい石の上を歩くよりは足が一歩ごとに沈み込まない。
大会当日は参加者駐車場になり、第2エイドでもある入鹿温泉横のグランド付近で、コースは河原から道へ戻り、距離はほぼ半分。
私達の下見一日目もここで終了した。
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