蓑毛から下社、丹沢大山、見晴らし台、女坂、こま参道

2023年11月14日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,065m
• 下り: 1,054m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:20
• 休憩: 2:30
• 合計: 6:50

7:40 蓑毛
8:50 蓑毛越
9:10 9:50 阿夫利神社下社
10:30 富士見台
10:50 12:00 大山
12:30 12:40 見晴台
13:30 13:40 大山寺
14:00 大山ケーブル駅
14:00 14:20 西の茶屋
14:30 伊勢原市営大山第2駐車場
14:30 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

小田急秦野駅　7:10発　神奈川中央交通バス
蓑毛　　　　　7:22着

大山ケーブル　14:45発
伊勢原駅北口　15:10着　神奈川中央交通バス

小田急電鉄　https://www.odakyu.jp/
神奈川中央交通　https://www.kanachu.co.jp/

温室効果ガスによる気候変動や渋滞、野生動物の轢死、交通機関の経営難による交通弱者の移動困難などの問題が深刻です。できる限りの公共交通機関のご利用をお願いいたします。

大都市近郊の山で鉄道もバスも本数が多く交通至便です。秦野と伊勢原はロマンスカーも一部止まります。それ以外は全列車停車します。蓑毛行きのバスは空いていましたが、大山ケーブルから伊勢原駅のバスはかなり混雑していましたので、可能な方は時間帯やルートなど「ずらし旅」をご検討ください。

コース状況／危険箇所等

よく整備され道標も完備の歩きやすい登山道

その他周辺情報

秦野駅には駅そばがあり、周辺にスーパー、コンビニ、飲食店があります。
こま参道は土産屋、飲食店、旅館などがあり、豆腐、きゃらぶき、こんにゃく、蕎麦などが名物です。
伊勢原駅もスーパー3軒のほか、多数の店舗があります。
鶴巻温泉駅には弘法の湯という市営の入浴施設があり、大山ケーブルバス停からバスがあるとのことです。

トイレは蓑毛バス停、下社の下、山頂、大山ケーブルバス停にあります。下社と山頂のトイレは要協力金100円。

写真

11/14 7:00

秦野駅

11/14 7:30

蓑毛バス停にトイレがあります。

11/14 7:43

大日堂を参拝。蓑毛は西方から大山参りをする人たちを迎える御師集落であったそうです。

11/14 7:45

11/14 8:03

伊豆大島　利島　新島　と思われる影

11/14 8:04

バス停前のここから登ります。しっかり道標があります。

11/14 8:08

マス釣り場を過ぎて右が蓑毛越方面

11/14 8:17

林道を何度か横切ります

11/14 8:18

ちょっとこれから調べます

11/14 8:20

広く歩きやすい登山道

11/14 8:27

ちょっと林道に出て斜め後方に行きます

11/14 8:37

昭和のSFアニメの光線銃⁉

11/14 8:43

右が下社方面、左が大山方面

11/14 8:50

蓑毛越

11/14 8:52

石垣に沿う道

11/14 8:58

これもこれから調べます……

11/14 9:06

ちょっとだけ鎖場。まあ岩場というより鎖の付いた石階段という感じです

11/14 9:14

阿夫利神社

11/14 9:15

拝殿

11/14 9:16

権田直助という人物が顕彰されています。国学者で明治期阿夫利神社の神職を務めたそうですが、大山寺のパンフレットやHPでは廃仏毀釈の際暴徒を率いたとあります。神仏分離以降別れた神社と寺で歴史認識の相違があるようです。

11/14 9:17

鳥居から江の島・三浦半島方面

11/14 9:25

さくらや

11/14 9:44

＿人人人人人人＿
＞　ルーメソ　＜
￣Y^Y^Y^Y^￣

11/14 9:33

おしるこをいただきます。登山の途中で甘みと小豆の風味が染み渡ります。

11/14 9:48

社殿の南側で簡単なお祓いをしてから登ります

11/14 9:48

お清め（アルコール消毒）

11/14 9:49

この門が表参道の登り口

11/14 9:53

ガンガン登ります。登山者が多いです

11/14 9:59

夫婦杉

11/14 10:13

ぼたん岩

11/14 10:13

玉ねぎ状風化というやつです

11/14 10:16

天狗の鼻突き岩

11/14 10:16

握りこぶしが入るぐらいの大きさ（入れてません）。天狗の鼻だいぶ大きいですね。礫が抜けた跡とかでしょうか

11/14 10:18

16丁目で稜線

11/14 10:31

富士見台から富士山が良く見えます

11/14 10:35

明るい広葉樹の森。

11/14 10:53

28丁で山頂の鳥居

11/14 10:54

大山参りは火消し、鳶、大工といった人たちの間で盛んであったそうです

11/14 10:54

山頂にも茶屋があります

11/14 10:55

箱根山方面

11/14 10:56

相模湾

11/14 10:57

人が多いです

11/14 10:59

大展望の山頂

11/14 11:00

少し昨日の雪が

11/14 11:01

東京方面。筑波山が見えています

11/14 11:01

横浜鎌倉方面

11/14 11:08

山頂の裏側に回ると見事な富士山

11/14 11:08

霜柱

11/14 11:09

愛鷹山まで一つながりで絵のようです

11/14 11:11

どっしりとした丹沢山塊。丹沢と富士山の間に南アルプスが見えています。聖岳辺りのようです

11/14 11:15

奥多摩方面

11/14 11:54

この展望案内は正確でわかりやすくて良いです

11/14 11:21

もう少し南へ行くと真鶴半島が見えます。箱根火山の溶岩が半島になっている珍しい地形です。

11/14 11:40

奥の院の前のこの高まりが多分本当の山頂ですね

11/14 11:43

ベンチに囲まれた三角点

11/14 11:58

見晴らし台に下ります

11/14 11:59

階段が鹿よけになるんですね

11/14 12:09

しばらく下ると崩壊地があり

11/14 12:09

箱根・小田原・真鶴方面が見えます

11/14 12:24

滑落注意とのことです。まあ登山者数が多いですし、あまり山に慣れない初心者も多く来るでしょうから事故もあるんでしょうね

11/14 12:35

見晴らし台

11/14 12:35

大山が見えます。下社方面へ行きます

11/14 12:52

モミやカシなどの大木が茂る森

11/14 12:59

二重滝

11/14 12:59

11/14 13:01

11/14 13:03

11/14 13:07

ルーメソの裏に出てきます

11/14 13:14

女坂（右）と男坂（左）の分岐

11/14 13:17

昔の人のジェンダーのイメージで「女坂」と名付けたのでしょうがなかなか急です

11/14 13:20

ケーブルの線路が見えます

11/14 13:24

（正直ケーブルカーの音でよくわかりませんでした）

11/14 13:26

大山寺

11/14 13:28

11/14 13:30

ご本尊のお不動様が開帳されていたので拝観しました。鉄の仏像は珍しいですね。全国で90体ほど、それもほとんどが東日本にあるそうです

11/14 13:56

男坂との合流点にある施設

11/14 13:56

これは大丈夫なやつなんでしょうか……？

11/14 13:59

こま参道

11/14 14:05

豆腐が名物ということで、冷ややっことみそかけどうふをいただきます。しっかりと味のある豆腐でそのままでも十分美味しく、醤油やみそだれを付けるとまた相乗効果で美味しくなります。

11/14 14:20

しばらく店や旅館が並ぶ道が続きます。清荒神みたいな雰囲気。こういう門前町の商店街は楽しいですね

11/14 14:34

ゆっくり歩きながらバス停に到着

11/14 14:37

11/14 15:09

伊勢原駅前に鳥居があります

11/14 15:25

駅舎から望む大山

11/14 17:57

帰りの新幹線で駅弁

11/14 17:58

駅弁は旅気分が盛り上がります。竜田揚げが結構食べ応えがあり味付けも良くサクサク感がありました

11/15 20:19

こま参道と伊勢崎駅前のスーパーで購入したお土産

撮影機器：

SCV48 samsung

感想

山石

　前日の金時山とは打って変わってピーカン晴れ、大展望を楽しめました。絵葉書のような富士山、重厚な丹沢山塊、広大な関東平野、水平線に浮かぶ伊豆諸島、はるか遠くの南アルプスや筑波山など、近畿の山とは異なる新鮮な景色に心躍ります。きれいな成層火山の富士山、浸食がすすんだ火山体の愛鷹山、カルデラの箱根、火山島の大島、プレートに運ばれてきた丹沢・伊豆、陸繋島の江の島、構造盆地の関東平野と考えると地学の教科書のようです。
　大山は信仰の歴史の山でもあり、見どころが多いです。阿夫利神社も大山寺も大変立派で見ごたえがあります（神仏分離・廃仏毀釈の不幸な歴史があるようですが……）。珍しい鉄の仏像も見ることができ、来た甲斐がありました。参拝者・登山者が多いことから茶屋や土産屋も見られ、おしるこやお豆腐など当地らしい美味しいものも味わえてよい山行となりました。