山行記録: 三ツ峠/岩トレ

記録ID: 6194

全員に公開

アルパインクライミング

富士・御坂

三ツ峠/岩トレ

2012年10月13日(土) ～ 2012年10月14日(日)

shimog

tyoshi

ke-shi

過去天気図（気象庁）	2012年10月の天気図
ファイル	非公開 6194.xls 計画書（更新時刻：2012/10/11 13:58）

感想

tyoshi

初めてのマルチトレ。
でも私、リーダー学校卒業生なんです。実は。
アルパイン講習ももちろんあったんですが、アルパイン講習前段階の自信のない人のための補講に参加した時点で、外岩の雰囲気に飲み込まれた私は『私は何かしでかしそうだ。こりゃ、できん』と諦めて本講座は辞退した経緯がありまして。
それから何年かフリーで遊んでいるうちに外岩慣れもしてきて、ようやくマルチにも手を出すことになりました。
それもこれも、世のため沢のため。
安心して沢で遊べるようになりたいなと。

さてさて今回のマルチトレ、講師Sアニキとカモのホープkeishi君とご一緒させて頂きました。
アニキ曰く、keishi君はリーダー学校の初級クラス、私は中級クラスのカリキュラムとのこと。

1日目、アニキがオールリードで。
私はトップを行くアニキのビレイと初外岩keishi君のフォロー役。
アニキの背中をみてランナーの取り方、作業手順などを学ぶ。

2日目、私のオールリードDAY
前日と同じルート希望するも、2P目は他パーティが取りついていたので、別のルートを選択。でもこれが難しくて登れず、途中敗退。。。ヌンチャクを残置してしまい、次に登った知り合いに回収をお願いしてしまった。申し訳ありません。反省。

4P登らせてもらいましたが、支点作りとセカンドの引き上げも徐々に良くなったと思います。ロープアップで腕がパンプ寸前でしたが。
会のアルパイン基準『1日で15ピッチ』には程遠く、スピードアップとルートの弱点を見る目が私の課題になりました。もっとたくさん鍛錬せねば。

今回たまたま都岳連の岩場講習(50人!)の方々と一緒になりましたが、マーモットの方々、篠さんをはじめPUMPでお会いする方々などクライミングの大先輩とお話しすることができて、楽しく有意義な夜を過ごすことが出来ました。
アニキ、keishi君、どうも有り難うございました。

中央カンテ
1P-日山協ルートかガイドルートのあたり
その後オープンサンド？サンドイッチ？を行ったり来たり。。
2P-十字クラック
3P

ke-shi

初めてのマルチピッチ体験。
感想を一言で言い表すと「忙しい」この一言に尽きませんでした。
要領の悪い自分にとっては常に頭と体をフル回転させないとついていけませんでした。
若干頭の方はパンクしていましたが…。

一日目
とりあえず1ピッチを登ってみる。
リーダーピッチⅣ＋　simogさんリード
もちろん自分はオールフォロー。
2本のロープを交差させることなく、ヌンチャクも伸ばさなかったり伸ばしたり的確にランナーをとって登る姿を見てひたすら関心。
ハーケンにカラビナがかからないときは短いテープスリングを使っていて
こういうときに使うのかというのがようやく理解できました。
終了点についてからはまずはセルフビレイをとる。
個人的にカラビナの向きが変わるとクローブヒッチが危うくなるのでしっかりと練習したい。
次に終了点から懸垂下降。
降りる前に荷重をかけて必ず確認。
下降中は小石などを落とさないように気を付ける。
2本のロープを使って下降するときはロープを抜く方向をあらかじめ確認しておく。

次は天狗の踊り場まで。
ビレイをしていなくて手が空いているときもロープがスムーズに繰り出せるようにするなど、常に休む暇がないなーという感じでした。
また登るスピードと懸垂のスピードも1ピッチにものすごく時間をかけていたので次回からはスピードも意識していきたい。

2日目はビレイをしてみたが、片方のロープが弛んだりでうまく繰り出せなかったので次回から工夫していきたい。
また懸垂の時に毎回時間がかかっていたので早く的確にこなせるようになりたい。
最後の方にリードの疑似体験？をさせてもらったが、支点を作ってからのロープを振り分ける作業やセカンドを引き上げる作業はとても大変だと身をもって感じました。
夜には都岳連の方たちの貴重なお話を聞けて良かったです。
これからはジムでリードを練習して、外岩にもどんどん慣れていきたい。

simogさん・tyoshiさん2日間ありがとうございました！