白馬岳(豪雨で途中断念!)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 868m
- 下り
- 855m
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年09月の天気図 |
アクセス |
感想
前日の金曜までは長野県内で出張仕事。
金曜に一緒に仕事をした方は、無類の山好き。
北アルプス初挑戦のおいらに色々とアドバイスをくれた。
「常念は?蝶ケ岳もいいよ。やっぱり白馬かな?」
土曜日一日の日帰り登山予定だったので、アドバイスに従って白馬に決定。
仕事のお礼を言って、本屋へ。
「山と高原の地図」購入。
その後、登山口になる猿倉へ走らせる。
途中、スーパー銭湯で汗を流し着替え、コンビニで食糧調達。
猿倉の駐車場は意外と車が停まっている。この時、PM11:00過ぎ。
翌朝、4時に目を覚ますが、すぐそこに重苦しい雲が立ち込めている。
「せっかく来たんだし、雨具もばっちり。アイゼンも持ってきたし、行こう!」
5時頃歩き始め。猿倉小屋で登山計画書提出。
夜降っていた雨が梢から落ち続けている。道はぐちゃぐちゃ。
それでも、白馬尻に到着。
何組かアイゼンを付けているのに習い、アイゼン装着。
憧れの大雪渓!
と思ったのもつかの間・・・大粒の雨が落ちてきた。
くじけずに雪渓を赤ラインに沿って登る。
上の方から、「ラク〜!!」の声。
視線を上げると、前方(上方)左手を、直径50cmほどの岩が音を立てず(下が雪なので)にすごい勢いで転がっていく・・・
聞いてはいたけど実際に目の当たりにすると恐ろしい・・・
そんな中、雨はいよいよ激しくなる。
思った以上に、雪渓も体力を消耗する。
「行こうか・・・?戻ろうか・・・?」何度も足を止め、迷う。
下を見ると、白馬尻からアリの行列のように団体様ご一行が4,5グループ来る。
「小屋泊の用意もないし、雨も止む気配ないし・・・」
グループとの小屋を想像し、下山を決意。引き返した。
白馬尻でアイゼンをはずし、猿倉へ向かう。
途中、沢を渡る林道はすでに沢に飲み込まれている。
猿倉小屋へ着くと、「車ですか?下りますか?」と聞かれた。
「ハイ」とおいら。
「雨がひどくなるので、林道閉鎖しますから急いで下さい」との事!
判断はあっていた!そう思いつつ、猿倉を後に。
町は薄日がさす天気。温泉を見つけ、雨で冷えた体を温めて帰って来た。
翌日のTVニュースで、長野県で大雨。諏訪では鉄砲水で死者。との事。
諦める判断が必要なのだということもよく分った山行でした。
待ってろ、白馬!いつかリベンジしてやるっ!!
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