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記録ID: 6196695
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ハイキング
中国

有馬一族の里、丹原を訪ねる

2023年11月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:46
距離
5.8km
登り
321m
下り
310m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:47
休憩
0:00
合計
1:47
13:34
107
スタート地点
15:20
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
倒木はありますが危険な箇所はありません。
滝山から下山し高山と丹原の分岐点、落合にやってまいりました。
廃村マニアではないのでワクワク感は全くなくそれどころか気持ちは少し重い。
2023年11月19日 13:34撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 13:34
滝山から下山し高山と丹原の分岐点、落合にやってまいりました。
廃村マニアではないのでワクワク感は全くなくそれどころか気持ちは少し重い。
スタートして4分後にはこうなり車はここであきらめることになります。
2023年11月19日 13:38撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 13:38
スタートして4分後にはこうなり車はここであきらめることになります。
倒木も点在し林道ツーリングも断念となり徒歩でしか入り込むことはできないようです。
2023年11月19日 13:57撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 13:57
倒木も点在し林道ツーリングも断念となり徒歩でしか入り込むことはできないようです。
集落に入る手前で一気に高度が上がり右手に滝が見えてきます。
2023年11月19日 14:04撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:04
集落に入る手前で一気に高度が上がり右手に滝が見えてきます。
滝を過ぎると田畑跡の姿が
2023年11月19日 14:07撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:07
滝を過ぎると田畑跡の姿が
集落の入り口の三差路に・・・
2023年11月19日 14:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:11
集落の入り口の三差路に・・・
丹原の跡と記された石碑です。
2023年11月19日 14:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:11
丹原の跡と記された石碑です。
石碑の裏
最後の一戸が去る時に建てられたものでしょう。
有馬姓がまだ多く残っていたんですね。
この碑で川が別れそれぞれの川沿いに民家があったようです。
2023年11月19日 14:11撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:11
石碑の裏
最後の一戸が去る時に建てられたものでしょう。
有馬姓がまだ多く残っていたんですね。
この碑で川が別れそれぞれの川沿いに民家があったようです。
1073年に有馬中将千賀守兄弟が美濃の国から落ち延び移り住んだと伝わっていて今から950年前のことになり時代で言うと平安時代です。
左への道は傷みがひどそうです。
2023年11月19日 14:12撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:12
1073年に有馬中将千賀守兄弟が美濃の国から落ち延び移り住んだと伝わっていて今から950年前のことになり時代で言うと平安時代です。
左への道は傷みがひどそうです。
右への道
橋は落ちていますが川は低く小さいので歩いて渡れます。
林道につながっているようなのでこちらへ進みます。
2023年11月19日 14:12撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:12
右への道
橋は落ちていますが川は低く小さいので歩いて渡れます。
林道につながっているようなのでこちらへ進みます。
杉が植林されていますが田畑の跡だと思います。
落ち延びてきたからか狭い谷あいを開いて耕作地にしています。
見つからないようにひっそりと生活していたのではないかと思います。
2023年11月19日 14:16撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:16
杉が植林されていますが田畑の跡だと思います。
落ち延びてきたからか狭い谷あいを開いて耕作地にしています。
見つからないようにひっそりと生活していたのではないかと思います。
家屋跡が唯一のこっている一帯です。
なかなかハイカラな風呂ですよ。
当時なら五右衛門風呂が当たり前のはずなのにタイル張りで頭を置く所がある・・・
2023年11月19日 14:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:27
家屋跡が唯一のこっている一帯です。
なかなかハイカラな風呂ですよ。
当時なら五右衛門風呂が当たり前のはずなのにタイル張りで頭を置く所がある・・・
すぐ横に小さな洗濯機
絞り機付き
2023年11月19日 14:27撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:27
すぐ横に小さな洗濯機
絞り機付き
NATIONALの文字
懐かしいです、現パナソニックですね。
2023年11月19日 14:28撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:28
NATIONALの文字
懐かしいです、現パナソニックですね。
ブラウン管はまだ珍しくないけど
2023年11月19日 14:28撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:28
ブラウン管はまだ珍しくないけど
真空管!
廃村になったのが昭和50年ならば真空管テレビは使用してて不思議はない
2023年11月19日 14:28撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:28
真空管!
廃村になったのが昭和50年ならば真空管テレビは使用してて不思議はない
実はこの時代の電気製品は裏がスゴいんです。
プリント基板がまだないので全ての部品がリード線でつながってるんです。
歩留まりが心配(笑)
2023年11月19日 14:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
5
11/19 14:29
実はこの時代の電気製品は裏がスゴいんです。
プリント基板がまだないので全ての部品がリード線でつながってるんです。
歩留まりが心配(笑)
炊事場もタイルがおしゃれ
2023年11月19日 14:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
2
11/19 14:29
炊事場もタイルがおしゃれ
グリルの中でグリーンが発育
「YOTO」というメーカーですが調べても何もヒットせず。
レトロガス器具としてわずかに販売されているのみ。
2023年11月19日 14:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
4
11/19 14:29
グリルの中でグリーンが発育
「YOTO」というメーカーですが調べても何もヒットせず。
レトロガス器具としてわずかに販売されているのみ。
お隣のお宅は下右衛門風呂
うちも子供の頃はこれでした。
2023年11月19日 14:32撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
11/19 14:32
お隣のお宅は下右衛門風呂
うちも子供の頃はこれでした。
イチョウの落葉で真っ黄色の広場。
イチョウと言えば寺ですが寺があったという話はないんですよね。
2023年11月19日 14:37撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
3
11/19 14:37
イチョウの落葉で真っ黄色の広場。
イチョウと言えば寺ですが寺があったという話はないんですよね。
広場からいきなりガードレールが現れる
2023年11月19日 14:37撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
11/19 14:37
広場からいきなりガードレールが現れる
もう少し奥まで歩くと舗装路になる。
丹原林道の終点になるのか?
2023年11月19日 14:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
11/19 14:40
もう少し奥まで歩くと舗装路になる。
丹原林道の終点になるのか?
高山は安佐北区ですが丹原は安佐南区、戸山側から入れるようにしたのかもしれませんがなぜ廃村に?
2023年11月19日 14:40撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:40
高山は安佐北区ですが丹原は安佐南区、戸山側から入れるようにしたのかもしれませんがなぜ廃村に?
切り出した材木を峠を超えて横谷まで運んだとありますがここらドン畑峠を超えたのか?
廃道ということでいいですね?
2023年11月19日 14:44撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 14:44
切り出した材木を峠を超えて横谷まで運んだとありますがここらドン畑峠を超えたのか?
廃道ということでいいですね?
アケボノソウ
今年、絶対に最後だと思う。
2023年11月19日 15:09撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 15:09
アケボノソウ
今年、絶対に最後だと思う。
ノコンギクかな?
山は冬枯れ間近…
2023年11月19日 15:14撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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11/19 15:14
ノコンギクかな?
山は冬枯れ間近…

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

あたくしめ、決して廃村・廃墟マニアなわけではありません(笑)
なぜ訪れたかと言うと笹ケ丸山登山中に出会った林道ツーリングの方に有馬一族って知ってますか?と問われて簡単に説明を受け少し興味が湧いてきたからです。
何を隠そう我が母親は神明原(しんめいばら)という廃村の出で平家の落人が開いた説のある集落です。
落人伝説はあくまで説で村の起源が壇ノ浦の後からなのでこじつけられたのかと思います。
神明原とい地名も後に付けられた名前ですから四国由来の神明(じんめい)姓とは関係ありません。
そんな言い伝えはないと聞きますし・・・
ただ苗字が周田ばかり、読みは「すだ」と珍しい読み方なので訳あり一族の落ち流れかなと思ったこともありまして・・・
そんなかんだで有馬一族が開いた丹原を見ておきたくなったのです。
誰も訪れなくなった廃村というのは独特の淋しさが漂います。
山口県の馬糞が岳の途中で通った「田代」が自分の中では一番強烈でしたし豪雨で廃村跡すら消えてしまいましたが二艘木も印象深く記憶に残っています。
神明原も廃村マニアが動画を上げていますが訪れた頃より少し荒れてきたみたいなので久しぶりに行ってみたくなりました。

脱線してしまいましたが丹原探訪は林道終点までたどり着けたので目的は果たせたので良しとします。

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