児玉男体山と元田富士
- GPS
- 16:00
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 499m
- 下り
- 497m
コースタイム
13:00 児玉男体山(山頂)
13:10 間瀬山稜
13:20 児玉男体山(山頂)
14:00 児玉男体山登山口
15:00 富士山神社
15:20 元田富士山頂
16:40 300m峰
17:00 富士山神社
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・児玉男体山の参道は、手入れがされておらず、落ち葉に埋もれている。稜線直下の急傾斜は直登しない。左側にトラバース気味に登る道を行くと山頂の祠前に至る。 ・元田富士の参道は地元氏子社中により整備されているが、かなりの急傾斜。山頂神社奥に稜線が続いており、ミニ回遊ルートを設定できそう。 |
その他周辺情報 | 登山口近くにある「いずみ亭」は蕎麦が有名。地元の人も多く利用しているので、男体山のことを聞くとよい。 |
写真
感想
(児玉)男体山は武蔵国郡村誌にもその名がみられるので、少なくても明治期には、そう呼ばれていたことが確認できます。
近くの大地主さんに伺ったところ、名前の由来を教えてくれました。家の裏山に登ると、関東平野を隔てた遥か彼方に富士山型の日光男体山が見えるそうです。方や振り返ると、小さいながら富士山型の山が対峙しているので、その山を「俺らの男体山と呼ぼう」と誰かが言ったので、そう呼ばれるようになったそうです。通常、男体山と言ったら日光の男体山になってしまいますので、児玉をつけて、児玉男体山と呼んでほしいと思っています。
表参道は、手入れされなくなったため、落ち葉に埋もれていますが、山慣れた人なら、支障なく歩けるはずです。お勧めは、参道から児玉男体山に登頂し、間瀬山稜に達したら北にくだり、河内(こうち)ハイキングコースを尾根末端までたどるルートです。表参道の西側の尾根も雑木林の気持ちの良い尾根ですが、一ヶ所露岩のある急傾斜があり、注意を要します。
児玉男体山のすぐ近くに、元田富士(げんだふじ)という小さな山があり、地元神社の氏子衆が参道(登山道)を整備しているようです。元田集落の南側の入口に「30分で登れる富士山」という案内が出ています。里宮前の広場に、乗用車だったら6〜8台駐車できます。
この山、武蔵国郡村誌に「薬師堂山」と記載されている山だと思うのですが、山麓に富士山神社があることから、元田富士と呼ばれるようになったようです。小さいながら均整の取れた形のよい山です。
参道ですが、かなりの急坂なので甘く見ない方がいいかもしれません。不思議なことに参道周辺の植生はこのあたりでは珍しい照葉樹林帯となっています。山頂の奥宮の裏手から背後の山に続く踏み跡があり、ミニ周遊コースとして歩くこともできそうです。こちらの方は冬期なら明るい雑木林です。
コメント
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こんにちは
何年か前に小鹿野・育玉山のレコを参考にさせて頂きました
tamaleでございます
先日、間瀬湖周辺の尾根を歩いて 時間が余ったので
児玉男体山の取り付きを確認に行ったのですが
墓場の脇が荒れた沢状になっていて
とても「廃林道」の呈を成していませんでした
暑さもあり引き上げましたが
写真一枚目の地図は本当に的を得ていて参考になります
これを携行して冬場にトライしようと思います
tamaleさん、コメントありがとうございます。
暑い時期に行ってひどい目にあったという方もいましたので、
この山域は冬期限定で考えた方がいいかもしれませんね。
児玉地方の山は、城峰山を除けば冬でも雪がついてることが少なく、短時間で登れるので、
私は探索がてら足慣らしを兼ね、よく出かけます。
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