金勝アルプス~竜王山から天狗岩山、鶏冠山を縦走!奇岩と紅葉のコラボと雲海に浮かぶ近江富士の絶景に感動!


- GPS
- 05:13
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 588m
- 下り
- 581m
コースタイム
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:10
天候 | 晴れ…この時期、湖東は朝方霧が出るので雲海が広がる! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩から滑らなければ危険箇所はなし |
その他周辺情報 | 草津駅まで戻れば大津、京都はすぐ。この時期、京都の紅葉巡りとセットで行きたい |
写真
感想
最近の「山と渓谷」で特集していた里山シリーズ!!…中でも手軽に行けてアルプス並みに景色や岩登りまで楽しめるアルプス編でこの山を見つけた。登ってみて総括すると雑誌にある通り…琵琶湖から湖東に広がる雲海に浮いた山々が幻想的で景観良し!いろんな奇岩を巡りながら岩登りまであって登りごたえあり!!更に磨崖仏をお詣りしてご利益たっぷり‼︎歴史も堪能できる(^人^)…予想以上に感動‼︎満足できる魅力的な縦走ルートだった。人気なのは、雑誌に掲載されたからだけでなく…地元では有名な人気コースなのが実感できた。
草津駅から直通バスでアクセスできて、バス本数も割と多く便利。朝からバス乗り場は行列になる程の賑わいにはビックリするが、なんとか、全員乗れるボリュームだった。着いたバス停からすぐに登山道が始まるが、ほとんどの人が天狗岩が目当てで直登ルートを選択。自分は、磨崖仏を巡る狛坂ルートにしたので静かにゆっくり登山を楽しむ事ができた(^^)
紅葉真っ盛りな道を進むとまず現れるのが「さかさ観音」…元々は山の上にあった磨崖仏(阿弥陀三尊石仏)だったのが、オランダ堤を作る石材に周辺を削られたためにバランスを失いずり落ちたそうな…(^^;;だから水の守り神だそうだ^_^
更に進むと今度は転がってない磨崖仏「狛坂磨崖仏」が現れる!…こんな山の中に修行しなから彫られた仏さまは…その厳つい形相の奥に何故か優しさすら感じる威厳さが存在しておりパワー漲る磨崖仏だった…
急坂を登ると尾根に出て視界が広がる、国見岩に着く。名前の通り国を見渡す光景が広がる…まだ、朝靄が残る時間だからそこには雲海の絶景が広がっていた!!中でも近江富士で有名な三上山が美しい!琵琶湖から伸びる雲海にその存在感を有し浮かぶ山容は神々しく感じる!ここはちょうど…手前の天狗岩越しに拝むことができる絶好のスポットだ。
なんとも不思議な奇岩を巡りながら…金勝アルプスの最高峰、竜王山へ。ここからも三上山が臨めるが、視界は狭い。鎮座する社(金勝寺八丈龍王本社)にお詣りしてから…一旦、白石峰まで戻り天狗岩へ。天狗岩は下から見ると天狗の鼻のごとく尖って怖そうだが、てっぺんは意外と広く平坦で絶景を見ながら休憩できた。先ほどまでの霧が晴れ…琵琶湖から広がる近江平野と三上山が臨める。琵琶湖の更に奥には湖西の山々が臨めるが、この日は霞んでいた。このアルプスは、とにかく岩が滑稽であちこちにポコポコと突き出た岩と、紅葉と緑の山肌とのコンスラストがピッタリマッチして何とも良い雰囲気を醸し出している。暖かい日差しのもと岩の上でしばらく見惚れるのも気持ちいい。
天狗岩から鶏冠山までの奇岩がまた、面白く想像を高めて愉快な道のりだった!鶏冠山山頂は、視界が無いのですぐに下ることに。下る途中、栗東トレーニングセンターの馬鹿でかいトラックが臨めたが残念ながら競走馬は確認できなかった。そのまま上桐生バス停に下山。帰りのバスも並んで乗車🚌無事に草津駅まで戻る。奇妙な岩だらけの山は、金勝寺のご利益あり、琵琶湖東の絶景ありでその名もアルプスを名乗るのにふさわしい…大満足な低山縦走であった!
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