記録ID: 6212134
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山滑走
槍・穂高・乗鞍
乗鞍スカイライン工事通行止めにより久出牧場で初スキー
2023年11月21日(火) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:03
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 466m
- 下り
- 622m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・一回戦(乗鞍スカイライン) 国道からゲート手前まで車を乗り入れる。道には薄く積雪と轍あり。 工事車両通過のためゲートが開いている。まだ崩落地点の工事をしているようで、工事車両が数台上がっていった。ゲートから上も除雪された形跡があった。 とりあえず、準備をしてシール歩行で峠を目指す。 車の轍は雪が固いので中央部に積もった薄い雪の上を歩く。 しばらくして工事関係者の方から、峠の方から除雪車が除雪しながら降りてくると伝言があった。その通り、しばらく登っていくと上からショベルカーが降りてきた。 降雪地帯の業者の仕事なので舗装を傷めず皮一枚残して通過していく。 これがスキーには都合が良くない。帰りは暖かくなるので舗装路が露出するだろうと推測された。雪が積もってもまだ工事が進められているのは想定外で嫌な予感が当たらないことを祈った。 この手の作業はすべてが除雪が完了してから次の段取りなのだろう。 平湯峠に到着して一休み。スカイライン側も同じく除雪が進んでいた。 通過できない可能性もあるが先に進んでみることになった。 道路脇に残ったパウダーの上を何とか繋いで登っていけたが、崩落地点の手前まで来ると工事車両が数台停まっていた。関係者も車から出て対応してくれた。 最初に対応してくれた関係者は「自己責任」ということで通してくれたが、最後の工事現場手前では、別の関係者に確認を取ったが、通行止めにしているので何か事故があると困るので通行不可とのジャッジを受けた。 ここを通過してからの帰りも薄く固い舗装路を滑るのは非常に難儀であるため、ここで下山を決定。 自分は板を外して暫く下ってからシールを剥いで路側帯側のパウダーを拾いながら峠まで滑走した。メンバーはシールを付けたまま滑走したりシートラで歩いてきたりで各自で対応する。 なお、工事はもう一回雪が積もれば中止も有り得るとのこと。この日は大型車を入れるための除雪工事を行っているとのことでした。 平日に乗鞍スカイラインへ入る場合は注意してください。 この時期に除雪されている乗鞍スカイラインを体験出来て貴重な機会だったかも。 平湯峠に下りてきてどうするか協議、メンバーの方が久出牧場に雪が付いているのを確認していたので、そちらへ転戦することになった。決まれば即動く。 ゲートまでの下りは両脇の狭いパウダーを拾いながら段差をうまく滑り込むと意外に楽に滑ることができた。スピードが出てくるとパウダー斜面で勢いを殺すことがコツ。途中で除雪中のショベルカーにシグナルを送り、スロースピードで追い越して、真ん中の薄い雪の舗装路はなるべく使わず、道路の両脇滑りでゲートまでクリアすることができた。なお、最後は強い日差しで強烈なストップスノーによう撃された。 ・二回戦(久出牧場) 久出牧場の入口まで車で移動して林道をシール走行。ノートレース。 日影はパウダーだったが日向は雪が重くなっていた。軽くラッセルしながら登っていくが雪がまだ少ないので林道を詰めていく。シールが水分を吸って団子が付き始める。 牧場に詳しいメンバーの意見で林道ショートカットに挑戦。 牧場の鉄条網を超えて登坂開始。林間を登っていって山スキーの雰囲気が漂う。 雪質は柔らかいが団子が激しい。なんとか我慢して歩いていくが、茨に触れてちくりと刺さるのは痛かった。なんとか林道に乗り上げ標高を上げてくがいよいよ団子が重くなってきた。スクレーパーでシールの水分を除去してもすぐに再発。 お腹もすいてきたので白山の眺めが良い標高1600m地点で昼食を取って滑走モード。 滑走は重い雪でターンしにくかったが雪の感触を味わえるだけで満足。 林道に入ると日影となりパウダーでスピードアップ、下方まで来ると気温が上がりストップスノー。おまけにストックを突くと舗装路を突いてしまう始末。スケーティングと上半身を使ったストックワークを交えて何とか戻ることができた。 次の寒波がもうすぐ来るので根雪となれば夫婦松へのルートも確実に開けると感じられた。 |
写真
ここから先は「通行止め」にしているので通行不可とのお言葉。
(車の奥に崩落した工事現場がある)。
帰りは雪が融けて路面が露出している可能性もあり、除雪区間の滑りは厄介である。戻る判断は妥当だろう。
まだ時間が早いので、頭の中はすでに二回戦へ。
(車の奥に崩落した工事現場がある)。
帰りは雪が融けて路面が露出している可能性もあり、除雪区間の滑りは厄介である。戻る判断は妥当だろう。
まだ時間が早いので、頭の中はすでに二回戦へ。
撮影機器:
感想
ここ数年、初滑りは乗鞍スカイラインが多い。
今回は、会のメンバーと一緒にスキーの脚作りのために恒例の乗スカスキーハイクへ。
いつもの路側帯に留めると、上の方まで轍が付いている。
車を乗り入れゲート手前の広い路側帯に駐車する。
なんとゲートが空いてさらに上まで除雪が行われ轍が付いていた。
その時点で嫌な予感がしたが見事に的中。事の次第は先に書いた通り。
平日なので仕方なし。久出牧場に転戦と相成った。
久出牧場では、林道歩き、林道ショートカット、キックターン、プチラッセルなど基本的な動作を味わえて初スキーの雰囲気を体感でき楽しいひと時でした。
もう一回寒波が入って雪が積もれば夫婦松まで登れるような感触があったので
今後に期待です。
そのころには乗鞍スカイラインの工事も終了していることでしょう。
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