魅力度最下位？超絶不人気・戸倉三山（荷田子BS→今熊山登山口BS）

2023年11月25日(土) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,336m
• 下り: 1,330m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:39
• 合計: 7:54

7:27 荷田子登山口
7:49 7:55 荷田子峠
8:22 8:22 茱萸御前
9:17 9:18 臼杵神社
9:24 9:33 臼杵山
10:03 10:03 石津窪山
10:58 11:07 市道山
11:51 11:51 鳥屋戸
12:00 12:00 栗ノ木沢ノ頭
12:33 12:33 弾左衛門ノ峰
12:43 12:45 鳥切場
13:04 13:04 新多摩線８３号鉄塔
13:16 13:16 入山峠
13:36 13:45 刈寄山
14:40 14:43 今熊山の肩
15:03 15:03 今熊神社下社
15:16 15:16 川口川 上流端
15:21 15:21 今熊山登山口バス停
15:21 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り。正午前後は雲が多めで、次第に晴れてくる。
気温は前日よりは下がったが、それでもポカポカ陽気。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

▼行き
05:03発 板橋ー06:58着 武蔵五日市
乗換3回（池袋・高田馬場・拝島）JR167+西武419＋JR230＝816円
07:10発武蔵五日市駅ー07:23着 荷田子＜西東京バス＞ 割引運賃179円

▼帰り
15:36発 今熊山登山口ー16:23着 京王八王子駅＜西東京バス＞割引運賃324円
※八王子市内渋滞のため6分くらい遅延
16:31発京王八王子ー17:53着 新板橋
乗換2回（笹塚・神保町）京王線409円、都営は定期

💰本日の交通費　816+179+324+409=1,728円

コース状況／危険箇所等

●臼杵山〜市道山の前後は、岩混じりの細かく急なアップダウンが目立つ。
それ以外は小ピークもほぼ巻き道を通り、公的機関の指導標も丁寧についていてコースの整備状態も良好。

※笹平BSから市道山は通行止め

写真

11/25 7:24

先週に続いて武蔵五日市駅。今日は数馬行きのバスに乗りましたが、荷田子で下車したのは自分だけでした。

11/25 7:28

向かう先の山を見ると、薄暗い植林の中を黙々と歩く、修行の山歩きを予感します。

11/25 7:49

ひと登りで荷田子峠。

11/25 7:56

尾根筋は予想していたよりも広葉樹林が多めで、雰囲気は悪くありません。

11/25 8:13

植林の林床でもコアジサイなどの黄葉が目立って、それなりにいい感じです。

11/25 8:16

こんな植林だらけの薄暗い道を一日中歩くものだと覚悟してましたが、そんなことはなかった。

11/25 8:22

「戸倉山茱萸御前」の石標。どんな意味があるんだろう？

11/25 8:25

p656の巻き道では、御前山や大岳山の展望。
思ったよりも悪くない道です。

11/25 8:27

植林だらけの山ですが、広葉樹のまとまった森もところどころに。

11/25 8:29

これはクロモジでしょうか。コアジサイとともに、登山道沿いを明るくしてました。

11/25 8:41

臼杵山までは小ピークを巻くように道がついていますが、ここでは尾根沿いのはっきりした踏み跡に入ってしまいました。

11/25 8:51

p737の手前の小ピークからは東側の展望がありました。
スカイツリーもはっきり見えました。

11/25 8:51

筑波山

11/25 8:51

谷向いの山は石灰石の採石場になっています。土曜日ですが、操業中。

11/25 8:53

低山からの景色としては十分です。東側に高い山がないことが幸いしています。

11/25 9:11

臼杵山へは足元の不安定なキツイ登り。
このあたりはコアジサイの黃葉がピークです。

11/25 9:23

臼杵神社のピークから少し下って登り返したところが臼杵山の頂上。

11/25 9:24

樹間からの展望は先程の展望地とほぼ同じもの。
ベンチもなく狭い山頂です。

11/25 9:47

臼杵山から市道山への縦走路は細かい急なアップダウンが多く、ハードに感じます。

11/25 10:02

植林内の冴えない小ピークを通過すると、

11/25 10:20

谷ごとごっそりハゲ山となった伐採地の脇を通ります。通過するのに10分くらい掛かりました。

11/25 10:36

そして市道山への急登が始まります。

11/25 10:52

山頂ついたと思ったら、ジャンクションピークでした。
笹平からの道は橋崩落で通行止めだそうです。

11/25 10:53

ジャンクションピークから一旦下るのも、臼杵山のときと同じ・・・。

11/25 10:56

市道山到着。雰囲気は悪くないですが、地味な山頂です。
ベンチもなく、狭いです。

11/25 10:56

一応スカイツリーも見えてました。

11/25 11:05

ここからの長い縦走路に備えて、久しぶりにストックを使うことに。すでに膝が痛み始めていますので・・・。

11/25 11:36

植林境界の縦走路。南側が広葉樹林となっていて明るいので、雰囲気は上々です。

11/25 11:40

市道山から離れると、道は穏やかで歩きやすい区間が増えてきます。それなのに、このあたりまでで会った登山者は二人だけです。

11/25 11:50

そういえば市道山からの縦走路はハセツネコースなんですよね。歩きやすいと感じるのはその影響もあるのでしょう。

11/25 12:00

こんなどうでもいいピークに「どうでもいい沢の頭」なんてプレートをつける気になれますねえ・・・。

11/25 12:13

植林で暗い区間は歩きやすいことが多いのが救い。

11/25 12:33

「弾左衛門の峰」とかいうちょっと由緒有りげな名前につられてみたら、何もない植林ピークでした。体力と時間の無駄！

11/25 12:43

「鳥切場（とっきりば）」。何も無い単なる植林内の分岐でした。
ここまでの縦走路で、さんざん次のチェックポイントは「鳥切場」といってたくせに、現地の道標に「鳥切場」の名称が表示されてないってどういうことなの？？

11/25 13:02

このまま下山まで植林まみれかと覚悟して歩いていたら、明るい森に出ました。

11/25 13:03

新多摩線83号鉄塔。
西群馬幹線に負けないくらいの巨大鉄塔です。

11/25 13:03

鉄塔周辺の森は日当たりがよく、とてもきれいに見えました。

11/25 13:15

入山峠。急な階段で一旦車道におります。膝が痛い・・・。

11/25 13:18

刈寄山は縦走路から外れたところにあります。

11/25 13:19

ハセツネルートから外れた途端に、ススキでヤブっぽくなります。

11/25 13:32

例によって手前の偽ピークから一旦下って、刈寄山に到着。

11/25 13:44

戸倉三山の中では一番広い山頂であずまやがあり、ベンチもたくさんあります。

11/25 13:52

先程通った新多摩線の送電線と鉄塔。今熊山登山口のすぐ近くに新多摩変電所があるので、この周辺は送電線が多いです。

11/25 13:53

ムラサキシキブの実ですかね。

11/25 14:16

ハセツネコースに合流すると、その後は小ピークをすべて巻くハイウェイとなります。途中のコルではちょっとした展望地が。

11/25 14:27

自然林の明るいルートで最後は気持ちよく歩けます。

11/25 14:42

今熊山の東の肩に出ました。帰りのバスの時間が微妙なので、山頂は断念することに。トイレがあったのでありがたく使わせていただきました！

11/25 14:42

東の肩からも好展望です。ここでの西洋系のお二人がこの日会った4・5人目の登山者です。

11/25 15:04

登山口となる今熊神社の下社。西洋系のファミリーが神社の石段を登っていきます。今熊神社は西洋人に人気なのか？！

11/25 15:21

今熊山登山口バス停。五日市駅方面は毎時31分、八王子駅方面は毎時36分。もう少し時間をずらしてきてくれるとありがたいけど、それは無理な相談ね。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

AQUOS sense7 SIMフリー シャープ

感想

俺塩

未踏となっていた戸倉三山を歩いてきました。

他の方のレコを見る限り、苦行だの地味だと、好意的な評価を見ない山域です。
先週の馬頭刈尾根同様、春シーズンは花粉がきつそうだし、秋シーズンは紅葉もイマイチっぽい・・・という気がして足が向かなかったのですが、
交通費が2000円以内に抑えられるという貧乏な理由と、先週の馬頭刈尾根の予備計画（朝の電車が遅延したときの代替案）として計画を作っておいたから使っておこうかという不精な理由で、行くことにしました。

歩いて感じたこと。

前半の臼杵山〜市道山の周辺がアップダウンが一番きつく、歩き出しと後半は巻き道主体で穏やかに歩けるコースです。
なので、今回のように、荷田子から歩くほうが体力的には楽でしょう。ただし下山時刻を誤ると今熊神社入口のバス亭で1時間待ちになりかねないので要注意ということです。

道標類もしっかりしてるし、山の雰囲気も低山としては悪くありません。
ただし、リピートするほどの魅力がないのも事実だし、ロングコースの割にエスケープルートに乏しいのも敬遠される理由なのでしょう。

また、季節がらなのか、ハセツネコースだというのにトレラン風の人も一人見かけただけでした。

逆に言えば、静かなロングコースを歩きたい人には向いていると思います。
市道山から醍醐丸方面へ抜けるルートも気が向いたら歩いて見るかもしれません。