鍬柄岳南稜＆西稜下降

2023年11月25日(土) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 7.2km
• 登り: 701m
• 下り: 702m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:38
• 休憩: 5:56
• 合計: 7:34

8:19 千平駅
8:48 8:49 鍬柄岳登山口駐車場
9:19 15:12 鍬柄岳
15:28 15:28 鍬柄岳登山口駐車場
15:51 15:53 千平駅
15:53 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

千平駅

写真

11/25 8:18

無人の千平駅下車。
下仁田周辺は車アプローチしか記憶になく、上信電鉄利用は初めてかも？

11/25 8:25

あの露岩か！

11/25 9:00

車道から登山道へ。

11/25 9:16

一般登山道を右手に分け、岩場の基部に向かいます。

11/25 9:18

わずかで基部に到着。ルートは幾つか取れそうで、ハーケンなど確認できるルートもありますが、どこもランナウト気味でホールドもグラグラ動き明らかに脆そう。寒いし朝一発目としてはなんか嫌だなぁという感じ。

11/25 10:21

結局右手の土壁より取付き松の木のテラスへ。そこで切ると流れが悪くなるので、更にロープを伸ばすとすぐに高度感抜群のロケーション。適当な岩のピナクルを確保支点に後続をビレイ。

11/25 11:23

上部は意外に立って見えます。
それにしても風強く寒い！

11/25 11:25

鹿岳（中央）。

11/25 11:39

小ギャップにて。
アルパインクライミングのリードの練習ということで、あとは若手らに任せ、フォローに徹します。
ピッチグレードは、よほど変なラインを取らなければ3級を超えるところはありません。

11/25 12:07

小ギャップからの登り返し地点にリングボルト2点。ダブルポイントはここだけだったか、ほかの支点は岩のピナクルや立木・ブッシュを利用するしかありません。

11/25 12:08

振り返った小ギャップ。

11/25 12:32

ランペ状のラインを無視して直線的に登る若手メンバー。

11/25 12:48

小ギャップから2ピッチ、取付きから合計4ピッチで登攀終了。

11/25 13:00

荒船山（中央が艦橋部分の経塚山）。

11/25 13:39

時より突風が吹くのを注意しながらの西稜懸垂下降の1ピッチ目。
ブッシュがうるさくスムーズな懸垂とはいきませんが、アルパインでは普通のこと。ロープをいきなり下に投げて垂らすことはしません。伸ばし方には工夫が必要。

11/25 14:36

懸垂2ピッチを終え、登山道に復帰。

11/25 15:24

地図に石尊大権現と書いてあるところの道端には銀杏がいっぱい。皆それを踏んづけ靴底はたいへんなことに。

11/25 15:35

すすきのある風景。

11/25 15:48

満月も近い。

11/25 15:53

戻ってきました。

撮影機器：

Xperia 5 III SO-53B docomo SONY

感想

kitakama1994

関東近郊のマルチピッチクライミングの入門に適していて、かつ自分にとっても初めてのところはないかと調べていたところ、ここを見つけました（ルート情報を一般公開したと自覚されている方々、ありがとうございました）。
鍬柄岳の鎖場のある一般登山道は、以前身内が登って面白いよと勧められてはいましたが、クライミングルートがあることは知りませんでした。
良い意味で、脆い岩と藪、貧弱な支点、上部からの落石注意、落石を起こさない登りとロープ操作、それらを包括する意味での泥臭いクライミングの頂点に値するような本ルートは、常に注意喚起するリーダーの元、初心者にはよい経験になることでしょう。