天照山 (Mt. Atera)

2023年11月26日(日) [日帰り]

• GPS: 03:21
• 距離: 6.0km
• 登り: 985m
• 下り: 972m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:54
• 休憩: 0:25
• 合計: 3:19

10:36 イノコ沢登山口
11:04 11:05 小坊主岳
11:53 11:57 坊主岳
12:29 12:32 天照山
12:51 13:09 坊主岳
13:39 13:39 小坊主岳
13:58 13:58 イノコ沢登山口
13:58 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良井ダムほとりの坊主岳登山口より入山。
駐車スペースというようなところはなく、廃林道の生き残りみたいなスペースにみなさん駐車しているようだ。林道は50 mほど奥まで進めるが、実質入口付近2～3台がせいぜいだろう。トイレなどはもちろんない。

コース状況／危険箇所等

コース全体的に坊主岳まではかなりの急登続きだった。ところにより緩いが基本休みなし。
中盤以降笹が覆い被さってくる。坊主岳直下は顔に笹を浴びながら登る。
山頂は開け視界良好。

坊主岳から天照山は破線ルートに相応なものすごい道。
ピンクテープは感覚は広めだがあり、稜線歩きなので迷いにくい。
道と言いますか、道らしき道はない。肩の上まで覆い被さる笹藪を手足で掻き分けて泳ぐように進む。
わずかに残った雪で笹が寝ていて助かったところもあったが、10数メートルのみ、元気に生い茂っていた(登山口から坊主岳までは雪なしです)。
笹藪は意外にも天照山側斜面の方が浅く、ひざ程度でおさまるところも多かった。うっすら登山道の名残も見えた気がした。
坊主岳再登板が最大の難関。

写真

11/26 10:36

こんな感じの林道が登山口。
すぐ先で崩落しており、林道はほぼ機能していないようだ。

11/26 10:54

往復6 km 1000 mとあり薄々察していたが、
とんでもない急登。ついさっき歩いた道が瞬く間にかすみ始める。

11/26 11:00

中ア名物出現

11/26 11:04

11/26 11:23

肩まで埋まる。
藪レベル1

11/26 11:24

正直。

11/26 11:24

どっちも急登。
強いて言えば、男坂はただの崖。

11/26 11:30

登山道が不明瞭になり始める。
藪レベル2

11/26 11:47

坊主岳直下、笹の水滴で顔を洗える。
藪レベル3

11/26 11:52

木曽駒ヶ岳、他、中央アルプス。

11/26 11:52

登頂目前、突如開ける。
秋の雲に映えてきれい。

11/26 11:53

登頂！
目の前に御嶽！

11/26 11:53

こちらは旧権兵衛峠とおそらく羽渕集落。

11/26 11:54

乗鞍！

11/26 11:55

こんなにきれいなんだから、登山道もっときれいになればよいがなあ。坊主岳。
本日唯一の登山者に山頂でお会いした。昔はもっと整備されてて登りやすかったそうだ。

11/26 11:55

1960.6 m

11/26 11:55

11/26 11:55

八ヶ岳オールスターズ。

11/26 11:58

おお、あれが天照山。
中央アルプスのあの独特の針葉樹と笹の山肌にうっすら雪が。いいですなあ。

当初、藪の様子を確認程度に留めようと思ったが、ここまで1時間早く着いていたので、天照山ピストン決行！

11/26 11:59

おお、これは雪が残っていて、笹が倒れてラッキー？

11/26 12:07

一瞬にして期待は外れ、頭まで笹が覆い被さる始末。もちろん登山道としての足場もない。手足で掻き分けてガサガサとラッセル。
藪レベルMAX。
なんと、ピンクテープあり。

11/26 12:16

坊主岳からの下りは笹凄すぎた。
一旦下りきると、笹はひざくらいまでになり御嶽がよく見える。

11/26 12:21

いざ天照山へ。
笹と、吹雪で右にしなる木々、樹幹に雪化粧。
これは荘厳な景観だ。

11/26 12:22

振り返って、坊主岳。

11/26 12:28

遂に、近いが足が向かなかった、天照山登頂！
ピークはヤマレコでだいたいこのピンクテープ付近と見た。
三角点見当たらず(藪に埋もれてるかも)、標識もなし！

11/26 12:29

この辺り、坊主岳も然りだが、何故かピークの方が木々が生い茂っているのだ。
眺望ゼロ。

11/26 12:42

坊主岳登り返し！
怯むな！漕げ漕げーー！
止まったら負けーー！

11/26 12:44

11/26 12:48

やってやったぜ。天照山。

11/26 12:54

初めて、道もないガチ藪漕ぎして疲れた。
坊主岳で休憩。

11/26 12:55

浅間山っぽい。

11/26 13:03

常念岳

11/26 13:06

11/26 13:06

何と槍も見える。
流石大槍の穂先、積雪せず黒く光る。

11/26 13:06

経ヶ岳

11/26 13:07

11/26 13:07

下山開始。

11/26 14:00

スタスタと降りてきてこちらは登山口。
ダム湖がエメラルドグリーンきれいです。

11/26 14:00

11/26 14:00

とうとうこの登山道を制覇できた。

11/26 14:04

こちらが入口全容。

11/26 14:05

河原までは自動車で入れそう。

11/26 14:06

ここからは崩落で無理そうです。

11/26 14:07

ううーん。
流石にこの量は初めて見ましたよ。
今日のゴミ袋デカかったから回収。

11/26 14:08

よくみたらゴミだらけじゃないっすかこの沢。
流石に全部始末できないから道沿いだけ。
私、細かいルールごちゃごちゃ言うのは嫌いですけど、最低限頼みますよこういうのは。

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

Shintaro

近いが故に気になってはいたがパスし続けてきた。天照山。遂にクリアした。
初めて本当に登山道が見えない藪を歩いた。バリエーションルートの入口を垣間見た。