日本雪崩ネットワーク Advanced Safety Camp(ASC) 受講

2015年02月07日(土) 〜 2015年02月11日(水)

写真

2/8 11:19

1日目はデモで講師がピットを掘って教えてくれました

コンプレッションテスト中

2/10 15:51

3日目は栂池ゴンドラ強風で動かず・・・コルチナの裏で講習でした

2/11 11:31

最終日はヒヨドリ〜若栗ツアーで実践総まとめ

マイピット

2/11 12:24

こんな感じで1人1つピットを掘ります

2/11 12:24

お天気良くて掘りやすかったです

2/11 13:37

登り返してもう1本！

2/11 13:49

ひとやすみ♪

2/11 15:13

最終日以外はほぼ極寒の5日間でした

撮影機器：

FinePix F70EXR 富士フイルム

感想

YST_nori

日本雪崩ネットワーク主催のAdvanced Safety Campを受講して来ました。5日間の講習で休みもなかなか取れないので、今回2月の祝日を絡めて有休発動でせっかくなので夫婦揃って受講してまいりました。

【1日目】
午前中は座学、午後は田んぼでビーコンサーチの講習でした。一昨年受講したSafetyCampと重複する部分が多いので改めて復習。

【2日目〜4日目】
フィールド実習

山に入ってグループマネジメントの実習を行いながら気象データと積雪データを取って下山。下山後には全員のデータをまとめて今日の積雪安定性の評価を行うプロセスを学びました。フィールド講習の3日間は寒波が来てしまい講習するほうも聞くほうも本当に寒くて大変でした。栂池ゲレンデトップでマイナス14度とかw

毎日3時過ぎに下山してそれから積雪安定性評価のディスカッションだったので連日講習が終わるのは午後6時前。とても忙しいです。

2日目の夜に参加者＆講師陣で懇親会がありましてここでみんな仲良くなる感じです。

【5日目】
最終日は総合的なおさらい。滑りを交えながら今までのおさらいと各自ピットを掘って雪面観察。途中途中でデータ取りをして下山後安定性評価。

【まとめ】
5日間みっちりと安定性評価の考え方やグループマネジメントについて学べてとても有意義な講習でした。スキーヤーとスノーボーダーのみの講習会なので基本的に滑り手目線での考え方を教えてもらえます。パウダーを求めて山に入る人はまずは2日間のSafetyCampでもいいので受講することをオススメします。

内容としては2日間のSafety Campを受講して、雪の掲示板等の情報を読んである程度理解できるようになってから受講しないと色々と「？」が付くことが多いような気がしますが、いきなりASCから受講されている方も半々くらいでその辺は人それぞれかと思います。

個人的には内容をよく理解できたので、今回参加できて本当に良かったと思いました。