Backyard Ultra Last Samurai Standing 2023 京都

2023年11月23日(木) 〜 2023年11月25日(土)

• GPS: 41:52
• 距離: 275km
• 登り: 13,834m
• 下り: 13,824m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:59
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:59

13:00 スタート地点
23:59 宿泊地

2日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

23:59 宿泊地

3日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

6:52 ゴール地点

天候

晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大森リゾートキャンプ場駐車場
（参加費に込み、サポーターは600円）

写真

11/22 11:51

72時間分の食料

11/22 18:41

着替えは少な目
Tシャツをもっと追加しても良かった

11/23 9:06

紅葉真っただ中

11/23 9:23

落葉神社

11/23 9:25

旅の無事を祈ります

11/23 9:50

エエキャンプ場やわー

11/23 10:04

ゆっくりしたい

11/23 10:14

受付

11/23 10:16

ここがコースか
ここを80回以上通ることになるとは、この時は知る由も無し

11/23 10:17

充実の自販機
でもあったか〜いが無い

ビールは充実

11/23 10:18

売店お品書き

11/23 10:22

参加賞たち

11/23 10:40

高級住宅を借りました

11/23 10:40

広々してイイ感じ

11/23 11:16

差し入れバナナ
ありがとうございます

11/23 11:20

設営完了

11/23 11:33

ブリーフィング

11/23 11:57

テント暮らしが始まります

11/23 11:57

何もないひゃっほいさんのエリア

11/23 12:11

お湯沸かすとあったかい

11/23 12:26

茶団子の差し入れいただきました
ありがとうございます

11名のサムライ
スタートです

11/23 13:52

2周目
エイドも充実

11/23 14:01

ずっと見守ってくれてました

林道のコース取りは大事

11/23 14:34

ずっと林道なんですけどね

11/23 14:44

2周を終えて、早速カレー
美味かったー

11/23 15:14

折り返し地点

11/23 15:59

本部

11/23 17:19

1日目の夜が来る

11/23 18:58

ライトが暗すぎました

11/24 6:24

そして朝

11/24 9:01

まだまだ皆さん元気

11/24 10:24

今日もいい天気

11/24 10:32

ここまでの急登は歩き
ここから折り返しまでの登りは走るルーティーン

11/24 10:49

豚汁いただきます
食器は使い回し

11/24 10:59

1日目を終えて
だんだん馴染んできました

11/24 12:47

24時間100mile
ここからが始まり

11/24 16:43

2日目の夜
この夜は絶対超える

11/24 16:52

サポート駆けつけのお陰でラーメン投入
めちゃくちゃ美味くて覚醒しました

11/25 1:11

覚醒モード中
折り返しの証明

11/25 6:36

間もなく朝

ついに二人だけ

11/25 6:39

そして、独りぼっちのラストラップ

11/25 6:50

最後の折り返し

11/25 6:52

RD上野さんとガッチリ握手

ラストサムライになれました

色んな感情が脳を支配しています

11/25 6:57

完走の証

応援団と

記録は42LAP

ひゃっほいさん、竹村選手と
この写真は宝物です

11/25 13:46

完走メダル

11/25 13:47

裏はトモさん

11/25 19:28

帰ってから解禁、補Q

11/26 14:26

翌日はお礼参り

2LAP目が最速→カレー

合計42LAPでした

撮影機器：

α7C ILCE-7C ボディ SONY

感想

von

また、棚ボタ？
いや、今回は実力で勝ち取ったハズ

バックヤードウルトラ京都大会を完走して、ラストサムライの称号をいただきました

1時間ごとに6.7kmのコースを走り、最後の一人になるまで走り続けるゴール無き戦い
速く走る必要が無く、ゆっくり長く走り続けるなら誰にも負けないと思って参加を決意

これまでの京都大会記録は32LAPだが、今年は48LAP、丸2日以上の戦いになると予想して準備した

Shiga1では440kmのトレイルを約6日間動き続けたこともあるし何とかなるんちゃう
と思ってスタートするも、なかなか思うようにLAPを消化できない

コース1周のループは50分くらいで走り切れるので、次のループまで休憩時間は10分程度

この10分の使い方が勝敗を分けるとこは分かっていても、次のループの時間に追われ、リスタート3分前から鳴り響くホイッスルのプレッシャーで精神的に追い込まれる

まわりの選手は全員敵のハズ、なのに、一緒に走る楽しさがあり、脱落する選手が出ると、自分は取り残されたような寂しさを感じる


シンプルだけど奥深い
ゴール無き戦いは、今まで感じたことが無い不思議な感覚が詰まっていた


そして迎える37LAP目のループ
残り2人となり、「ここから1on1です」のコールが今でも耳に残っているほどに、雰囲気は一変した

相手が諦めれば自分の勝利
自分の体力はどこまで持つか分からない、出来るだけ早く勝負をつけたいと思い、これまでの周回では、走りながら和気あいあいと話していたが、自分から声をかけることはやめた

この周回で決着をつけたい

幸いにも絶好調の無敵モードに突入していたので、ぴったりと後ろに付き、プレッシャーをかけつつ、勝負どころで抜き去る

自分は元気でどこまでもやれる、早く諦めろ
相手を倒すつもりで挑むも、全く動じないどころか、相手のペースも上がっていく

相手を倒す？違う、そうじゃない
相手よりも長く自分が走り続けるだけ

大会名は、バックヤードウルトラ　ラストサムライスタンディング
なるほど、そういうことか

腹を括り、負けたら切腹の覚悟でとことんまで付き合ってやる
こうなったら、世界記録まで2人で走り続けようやないか

どこまでも走り続ける覚悟を決め、雨足が強くなった42LAP目
後ろから照らされていたヘッデンの明かりが消えたが、雨の音か選手の足音か、ずっと相手選手の気配を感じていた

横に並んで来たら、もう一度自分から話しかけ、「一緒にとことんまで走り続けよう」と伝えるつもりだったが、折り返しで後ろを振り返ると、選手の姿は無かった
何が起こっているのか理解できないまま、ループを終えると、ゴールでスタッフ、応援の皆さんに、ラストサムライとして迎えられる

競い合う相手が強ければ強いほど、好記録になる大会

相手選手に対して目まぐるしく揺れ動く感情

人間が持っている欲深さ、落胆、怒り、孤独や絶望、その先にある、希望や優しさ、誇りや熱狂、色んな感情が渦巻き、最後には相手選手へのリスペクトに変わる

ただ走るだけなのに、全ての感情を丸裸にされた不思議な感覚
バックヤードのゴールは人との繋がりだったのかも

今はまだ心の整理が追いつかず、実感もわきませんが、日本代表としてサテライト大会に挑戦できると知ったので、世界の（変な）おっさん達と渡り合えるように、しっかりと準備して挑みたい

＊ログの累積は13,000mオーバーですが、実際は8,400mくらいです

コメント

Kumainkobe

vonさん、
ラストサムライ、おめでとう御座います。
何だか全く実感が湧かないサバイバルレース、スゴいです。
極限を超えて何処まで進めるのか、vonさんのポテンシャルに脱帽です。
「腹を括り、負けたら切腹の覚悟でとことんまで付き合ってやる」
そんな境地に引き込まれ、小生も挑戦したくなりました。
今後のご活躍、楽しみにしております。
Kumainkobe ฅʕᵔᴥᵔʔฅ

von

Kumainkobeさん
ありがとうございます！

ゴールの無い大会なので、自分との戦いになると想像していましたが、普段のレースよりも競争心が芽生え、周りの選手が気になったのは不思議な感覚でした。

競走と共走のジレンマの中で戦っていた感じです。

Kumainkobeさんも是非、挑戦されてください！
カラダには悪いので、全くおススメはしませんが^^;（笑）

yukkirate

アップ楽しみにしてました！
噂には聞いていましたが、すごい大会ですね。頑張った距離もとてつもないです。休憩は1時間毎に少ししか取れなくて、後半になるほど多分休憩時間も減りますよね。体力もメンタルも全てが試されますね。真のラストサムライ、おめでとうございます！
世界大会の代表になるんですか？！ビックリ！いつ行われるんでしょうか？TJARといい今後の活躍も楽しみにしています！

今度塩屋に来られるということで、見に行かなきゃ！😆

von

yukkirateさん
トラブルが起こっても、次のスタートまでに対処する必要があったので、胃腸系のトラブルには特に気を使いました。
（といっても、いつも通り暴食、暴飲でしたが　笑）

来年の10月がサテライト大会と聞いていますので、LAKEBIWAの連続出場をどうするか迷ってます・・・

今週末は塩屋にお邪魔する予定なので、よろしくお願いします！