熊野古道 小辺路 高野山〜熊野本宮大社

2023年11月28日(火) 〜 2023年11月30日(木)

• GPS: 23:02
• 距離: 69.6km
• 登り: 4,893m
• 下り: 5,658m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:14

8:43 金剛峯寺
8:47 8:50 千手院橋
9:03 9:03 大滝口女人堂跡
10:40 10:47 大滝集落東屋
12:01 12:01 水ヶ峰分岐
12:50 12:52 東屋
14:02 14:17 大股登山口
14:43 14:51 萱小屋
15:24 15:24 桧峠
15:56 伯母子峠

2日目

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:10

15:56 伯母子峠
6:47 6:50 伯母子岳
7:23 7:23 上西旅籠跡
9:13 9:26 三田谷バス停
9:38 9:38 三浦口バス停
9:42 9:43 船渡橋
10:07 10:13 吉村家跡防風林
10:42 10:55 三十丁の水
11:37 11:37 三浦峠
13:49 13:49 西中バス停
13:53 13:53 西中の公衆電話
14:16 14:17 河合神社
15:47 十津川温泉 昴の郷

3日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:37
• 合計: 7:29

15:47 十津川温泉 昴の郷
6:41 6:52 果無登山口
7:16 7:16 果無集落
8:38 9:01 観音堂
9:25 9:27 果無峠
10:36 10:36 七色分岐
11:30 11:30 八木尾バス停
11:45 11:45 三里橋
11:52 12:48 道の駅 奥熊野古道ほんぐう
13:06 13:11 三軒茶屋跡
13:51 熊野本宮大社

写真

11/27 19:52

高野山の大門。霧とライトアップで幻想的に。

11/27 19:53

11/27 20:24

11/27 20:27

金剛峯寺壇上伽藍

11/27 20:31

11/27 20:35

11/28 7:23

奥の院

11/28 7:45

右側の三本松

11/28 7:48

雰囲気のある墓地

11/28 8:53

小辺路の起点。道標はこれだけ

11/28 10:59

人工林がほとんどでした

11/28 14:46

水でよく冷えた缶ジュースの無人販売

11/28 14:47

個人の建物を、避難小屋のように、無料で開放。ありがたい。

11/29 6:43

深山の霧の日の出

11/29 6:49

朝焼けと霜

11/29 9:16

11/29 9:39

三浦峠　登山口　手前の船渡橋

11/29 10:07

11/29 10:08

吉村家跡防風林

11/29 10:43

三十丁の水

11/29 11:36

11/29 14:19

11/29 14:43

休憩所の無料開放。お菓子と本。ありがたい。

11/29 14:48

休憩所外観

11/30 6:33

柳本橋

11/30 7:15

集落を通る古道

11/30 11:34

果無峠から下山すると、一気に視界が開けました。極楽のように見えた、穏やかな緑の熊野川。

11/30 14:04

11/30 14:16

熊野本宮大社

12/2 13:48

帰ったら、雪化粧の金剛峯寺

撮影機器：

Xperia 10 IV SOG07 au SONY

感想

たーほー

　空海生誕1,250年ということで、高野山へ。そして、兼ねてから歩きたかった熊野古道。熊野三山で最後の未参詣の本宮大社まで。という構想を、ついに実現できました。

0日目
　下道で、ほぼ一日かけて、高野山に16時頃到着。観光案内所で情報収集して、夜の散策。昭和レトロなスナックで軽く飲み、車中泊。

1日目
　歩き出すと、さっそく人気のない林道。と、思いきや、脇道から人が。どうやら道を間違えてたらしい。地図もアプリもなく、手書きの簡単な観光マップのみ。聞くと、1週間前の伯母子岳の積雪すら、知らなかった様子。旅は道連れ、と思い、1日目をご一緒することに。
その後、小辺路を行く人にはほぼ会わず。導かれたか。
舗装路もあり、初日は、古道の雰囲気は薄い、ふつうの林道がほとんど。天気は氷雨が降ったり止んだり。
　同行者は宿泊まり。私は別れ、伯母子岳の避難小屋まで。寒くて、小屋内でテント張りました。バーナーで温かいご飯。熊にも襲われずに、無事休息が取れました(^^)。

2日目
　霧の、山奥深い伯母子岳山頂付近で、幻想的な日の出。伯母子岳からは、意外と長い下り。2日目は、棚田や井戸がある集落や、人の敷地を道が通るような、雰囲気のある古い道が楽しめました。洪水に飲まれた集落や、旅人を殺して金品を奪った宿などの伝説。
　夜は、昴の郷で温泉に入り、テント泊。寒い晩、足湯もありがたかったです。

3日目
　最後の難所、果無峠。しっかり夜は休めたから、難なく越えれました。道脇の観音様を拝みながら、ゆっくり進み、熊野本宮大社に無事到着。バスが丁度いいタイミングで来たから、それで紀伊田辺駅まで。そこから電車で和歌山市まで。1日観光をして、帰りました。

　一般登山とは違った、古道歩きの魅力。古について、知識と想像力を働かせながら、堪能しました。そして、自分自身をじっくり見つめ直し、今後どう生活していくか、考え、実行する機会にもなりました。