空木岳撤退(雪山初めは腰上パウダーラッセル)
- GPS
- 12:05
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,909m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 3:25
- 合計
- 12:05
天候 | 雪〜はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2282の下のトラバースはそれなりの傾斜だった 朝一だと谷筋では深いとこでは腰上までのパウダースノーラッセルだった。それ以外でも膝下くらいまでは普通にあった。 |
写真
感想
そろそろ雪山初めをするかということで、11/25の記録ではそこまで雪が多くなさそうな気配(ラッセルになったのは空木平より上だけだったと)だった空木岳に行ってみることにした。
土曜日深夜1時前に出発。小雪がちらつく中、序盤は特に面白くもない道を進んでいく。池山小屋から先は人間のトレースはなくなり、推定今年の池山尾根ファーストトレースをつけつつ進んでいく。
地獄二つを越えて2282ピーク下のトラバースに入る。ここまではいうて膝レベルだったのがここで腰の本格ラッセルになる。結構な急傾斜のトラバースで少し緊張はするがまあ大きな問題はない。帰りの道を作るという意味合いもあるのでちゃんと固めつつ進む。しかし、迷い尾根を回り込むといよいよ腰上のラッセルになる。とある谷筋を横断するのに5分以上要したりした。全層パウダーで腰上ラッセルは人間版アリジゴクである。
で、今回は日曜日に用事があるのもあって日帰りしかできないのだが、序盤に稼いだ時間的猶予をこのラッセルで使い果たしてなお空木平どころかヨナ沢の頭にすら届いていない状況ではまず空木岳には届かんだろう。ラッセルもいい加減疲れてきたし、あと1時前出発なので当然のごとく眠い(立ち休憩しながら寝てたりした、百四丈滝の教訓はどこに……)。他に大阪での飲み会の誘いがあったり、膝が痛くなってきたり、靴擦れっぽくなってきたり、様々な要因が心を折って今日はここまでにして帰ることにした。まあ、さすがにこの時期の2800m峰は日帰りでラッセルしながら踏めるもんではなかったな……。引き返すと数PTとすれ違い、今日はこの人たちのためのボランティアだったなとぼやきつつ帰途についたのだった。
☆
気楽な雪山初めで行くつもりだったがよもやの腰上ラッセル。雪遊びとしては楽しめたが空木岳登頂は達成ならず。でも、空木平泊で1泊2日の計画なら十分に届きうると思うので、リベンジリストに追加である。じ、次回は池山尾根のシーズン1stトレースの名誉にはあずからなくていいかな。
楽しいは楽しいですが、登頂を目指すなら一人でやることではありませんでした(疲労)
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