大丸山・大平山・金丸山(蒲原アルプス)を蒲原駅から富士川駅まで―冬の陽が気持ちがいいミカン畑と大展望の大伐採地


- GPS
- 05:20
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 828m
- 下り
- 800m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
八王子05:54(JR横浜線) 町田06:20/06:37(小田急小田原線) 小田原07:30/07:36(JR東海道線) 熱海07:59/08:02(JR東海道線) 蒲原08:55 復路: 富士川14:44(JR東海道線) 熱海15:33/15:49(JR東海道線) 小田原16:10/16:13(小田急小田原線) 町田17:09/17:13(JR横浜線) 八王子17:35 |
写真
感想
昨年の12月に浜石岳を歩いた時↓に観光名所の薩埵峠にも寄った。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5014919.html
その時富士山の手前にある山がちょっと邪魔だなと思い、それが大丸山だと知った。
その大丸山に友人に誘われ登りに行く。
大丸山、大久保山、大平山、金丸山とピークがあるらしくネットには「蒲原アルプス」なんて書いている人もいたが、登山地図にも載っていないしあまり一般的ではないようだ。
しかも、山頂付近を散策している人ばかりで、蒲原駅から富士川駅まで縦走している人は少ないようだ。
ただ今回は標高も低いし友人の登山アプリが当てにできるのでまあ大丈夫だろう。
冬場は伊豆から駿河湾沿いの日当たりの良い、富士山の見える山歩きが楽しい。
先週は御坂山地の王岳へ行ったのだが標高1600m余りとなると寒すぎて山頂でゆっくりする気分にもなれなかった。
しかも先週は冬型の気圧配置のはずだったのに南岸に雲が湧いて目の前にあるはずの富士山も見えずじまい。
今日は冬晴れで、行きの小田急線からも東海道本線の富士川橋梁からもしっかりと雲ひとつない富士山が見えていて、山頂からの展望が楽しみだ。
海沿いを走る電車からは冬の陽を反射する海が穏やかに見えていて、降り立った蒲原駅も思った以上に暖かく気持ちよかった。
冬場の山歩きはやはりこの辺りの標高1000mに満たない山が寒くなくていいなあと思う。
低山歩きのネックが登山口が分かりにくいというところ。
ただ今は登山アプリがあるので、それも解決。(といいつつ友人のを当てにしている。)
今回の大丸山は上部の方までミカン畑になっているようでずっと車道歩きが続く。
冬の暖かい陽を浴びながら、ミカン畑の中をゆっくりと高度を上げていく。
最後の方でやっと登山道になりそこからは一気に高度を上げ山頂へ。
大丸山の山頂は大きな鉄塔がありもっと開けているのかと思ったが、展望のある場所は一部だけだった。
ただその分、浜石岳のように賑わっていないのが良かった。
行きの小田急線、東海道本線からは雲ひとつない富士山が見えていたのに、なんということだろうか、富士山は分厚い雲に覆われていた。
ただ、頭だけは見えているのが救いだ。
去年、浜石岳に登った時も富士山は寒気の筋状の雲に覆われていた。
この時期、冬晴れだと独立峰の富士山には冬の季節風があたり雲が湧いてしまうようだ。
筋状の雲は意外と早いスピードで東に流れているので流れ去ってしまうのを期待するしかない。
次の大久保山は「大久保広場」という標識があるだけのだだっ広い広場のようなところで展望はない。
そして大平山もビニールテープの標識しかないところで展望なし。
ただ、その横のピークのところが大伐採地になっていた。
この大伐採地に上がると、南アルプスから天子山塊、富士山、富士市市街地、愛鷹山、そして田子の浦までの大展望が開けていた。
目の前の富士山は相変わらず筋状の雲をまとっていたが、雲の凹凸の具合で時折大きく山頂部分が見える時間があったので、まあ良しとしよう。
この地形図上で598mのピークは名前がないようだが、ここも含めて大平山なのだろうか。
多分今まではスギの植林地となっていて展望がなく人気がなかったのだろう。
この伐採はこの大平山を人気の観光地にしようとしているのだろうか。
先週は御坂山地の王岳から駿河湾が見えていたが、こちらから見ても天子山塊の大きな毛無山の横に、そのあたりの山々が頭を覗かせていた。
大平山から先、金丸山へは林道やブルドーザー道が錯綜していていよいよ分かりにくい。
林道はともかく地形図上にないブルドーザー道がたくさんあるので登山アプリが大活躍だ。
そろそろ自分も登山アプリをスマホにダウンロードするべきかなと思いつつ、最近は一緒に行く友人が使っていることが多いのでついついそれに頼ってしまう。
登山道よりもブルドーザー道の方が分かりやすく少々遠回りしつつも金丸山に到着。
金丸山付近も大規模に植林地が伐採されていて展望が良くなっている。
展望の良いキャンプ場があり、ここをもっと拡大整備中なのかもしれない。
結局富士山の筋状の雲は最後まで取れずじまい。
でも山頂は見えていたし、冬の陽を浴びながらのミカン畑の山の散策は気持ちよく、冬場はこの辺りの山をしらみつぶしに登っていこうと思った。
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