仙人ヶ岳(663m)♪県境を越えて馬蹄形のミニ縦走♪

2015年04月29日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,074m
• 下り: 1,094m

コースタイム

09:40 泉龍院駐車場 発
10:00 中尾根(寝釈迦)
10:20 展望の丘
10:40雨降山山頂(384m) 10:45
11:50 前仙人ヶ岳山頂(647m)　11:55
12:10 一色線(黒川ダム)分岐
12:15 白葉峠分岐
12:37 仙人ヶ岳山頂(663m)　12:50
13:00 熊の分岐
13:10 知ノ岳山頂(561m)ランチタイム　13:30
13:45 宗ノ岳山頂(530m)
14:00 犬帰り(鎖場)
13:55 維ノ岳山頂(500m)
15:05 猪子峠
15:50 深高山山頂(508m)
16:20 石尊山山頂(486m)
17:00 石尊山登山口
17:10 叶花集会所駐車場 着
＜7時間30分＞

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

○栃木県足利市小俣町の叶花集会所にマイカーを停める。
○群馬県桐生市菱町にある泉龍院の登山口まで送ってもらう。
＜自宅から30分＞

コース状況／危険箇所等

○東屋のある展望の丘までは、良く整備されたハイキングコースで、随所に地図あり。
○雨降山を過ぎると、天然の広葉樹と人工植樹された杉林の間を歩く登山道。
○前仙人ヶ岳の手前から昨年4月15日に発生した山火事の現場を登る。
○無残な焼け跡が続き、前仙人ヶ岳の山頂も杉の木々は黒焦げ状態。
○この先アップダウンと岩場が増え、仙人ヶ岳、猪子峠、深高山山頂へと続く。
○深高山から石尊山までは、快適な尾根道を歩ける。

その他周辺情報

○泉龍院 → http://www.kiryu-senryuin.jp/

写真

仙人ヶ岳(663m)

泉龍院の駐車場から登山スタート

消防の方々が山中での火の用心を啓発

ツツジに囲まれた登山口

ピンクのヤマツツジ

最盛期です

綺麗に咲いていました

ウォーミングアップに丁度良し

中尾根で寝釈迦

ハイキングコースなので、案内図もたくさん

手すり付きの登山道。いえ、ハイキングコース

チゴユリ

展望の丘に東屋

狐金山と書いて、コンコンヤマだって！

分岐は左へ

昔は展望が良かった雨降山

雨降山山頂は364m

いよいよ山火事地帯へ

伐採してあります

こげこげです

立ち枯れています

前仙人ヶ岳山頂です。仙ヶ沢とも言うそうです

山頂もあっちっちだった跡が

山火事の跡は、まだ続きます

焼かれて倒れて

一色方面の分岐

黒川ダムが見下ろせます

白葉峠との分岐

振り返って前仙人ヶ岳

仙人が岳山頂663m。独占中！

山頂で記念撮影

ヤマツツジも咲いています

東に下って、赤雪山との分岐

熊の分岐。クマさんはいません

知ノ岳山頂でランチタイム

赤雪山と松田湖

これから進むアップダウン

ヤマツツジが癒してくれます

宗ノ岳530m

いよいよ犬帰りに来ました

10mの鎖を下ります

維ノ岳山頂は、ちょうど500m

猪子峠まで下りてきました

松田湖方面や猪子トンネル方面への分岐となる十字路です

イカリソウ。ぼけぼけです

名草巨石群や粟谷町との分岐

くたくたの脚に、木の階段でダメージ倍増

最後の登りは、ロープのある急登

深高山508mにやっとこ到着

快適な尾根道は脚にも優しい

今日、最後のピーク石尊山486m

山頂前広場は、夕刻なので無人です

奥の院

今日歩いてきた尾根を一望します

下山して、安全登山を感謝！

石尊山登山口に着きました

見上げれば石尊山。岩々です

叶花集会所でマイカーをピックアップ

感想

sho0120

仙人ヶ岳に桐生側から登るのは、5、6年ぶりのことです。足利側からの登山道はメジャーコースで、年間を通して多くの登山者が登っていますが、桐生側は、ほとんど人と出会うことのないマイナールートです。ひとりでのんびり歩きたい時には打って付けのコースなので、今回久々のソロ登山にチョイスしました。予想どおり、仙人ヶ岳山頂まで一組のご夫婦とすれ違っただけでした。

この山域は、丁度一年前に山火事に遭って8日間燃え続け、およそ400ヘクタールが延焼しました。前仙人ヶ岳付近の被害が酷く、杉林の自然復旧は不可能なほどの状況になっていました。登山口には消防隊員が立ち、登山者にティッシュを配付しながら山火事防止への働きかけをしていました。私もバーナーなどの火気はもたず、自宅でいれたコーヒーを持参してきました。

それにしても、まだ4月だというのに想定外の暑さ。2リットル近く持っていった水分は調整しながら飲まないと、途中でなくなってしまいそうな渇水状態になってしまいました。
水分は、十分過ぎるほど用意した方が安全安心です。

知ノ岳山頂では、アウトドアレジャーを楽しむファミリーで賑わっている松田川ダム親水公園を見下ろしながら、コンビニおにぎりでエネルギー充電。小刻みなアップダウンが続くルートなので、エネルギーの枯渇は歩行ペースに大きな影響があります。

犬帰りの鎖場を過ぎたところでお会いした団体さんは、アカヤシオが見たかったようですが、2週間前に開花期を迎え、淡いピンクの花は影も形もありませんでした。薄紫色のミツバツツジも終盤を迎え、赤やピンクのヤマツツジが最盛期の山域でした。ツアーだと、ドンピシャ登山はなかなか難しいですね。