残雪に悪戦苦闘の高原山(鶏頂山〜釈迦ヶ岳)

2010年05月02日(日) [日帰り]

• GPS: 08:15
• 距離: 9.9km
• 登り: 781m
• 下り: 766m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 2:47
• 合計: 8:15

7:05 駐車場
7:45 7:52 ゲレンデ最高所
8:15 8:30 弁天池
9:20 9:50 鶏頂山
10:35 10:40 御岳山
11:25 13:00 釈迦ヶ岳(昼)
14:05 14:05 弁天池近道分岐
14:25 14:40 弁天池
15:20 駐車場

駐車場7:05→7:45ゲレンデ最高所7:52→8:15弁天池8:30→9:20鶏頂山9:50→10:35御岳山10:40→11:25釈迦ヶ岳(昼)13:00→14:05弁天池近道分岐14:05→14:25弁天池14:40→15:20駐車場

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

・駐車場　:　鳥居のある登山口にあり、20台ほどのスペースあり。
・トイレ　:　登山口にはないので、車で鬼怒川温泉寄りに2〜3分ほど手前の白滝にあるトイレを利用
・登山道　:　例年より雪が多く、15分ほど歩くと残雪が現われます。
　　　　　　　鶏頂山と釈迦ヶ岳の登降は急坂で凍結個所もあり、特に釈迦ヶ岳は注意が必要です。
　　　　　　　近々に予定をされている方、できれば軽アイゼンの携行をお勧めしますが、
　　　　　　　急坂のため、下りはあまりアイゼンに頼り過ぎると前のめりになり、危険です。
　　　　　　　(今回の山行では我々を含め、アイゼン着用されている方はいませんでしたが・・・)

写真

5/2 6:20

登山口より鬼怒川温泉寄りにある白滝のトイレ
登山口及びコース上にはないので、ここを利用

5/2 7:02

この鳥居をくぐり、スタートです。
この時点ではまだ残雪状況が分からず。

5/2 7:20

スタートして15分ほど歩くと、
残雪出現。

5/2 7:47

今は営業していないメイプルヒル・スキーリゾートのゲレンデ最高所。
ここから正面に鶏頂山と日光連山が見えました。

5/2 8:01

弁天池手前付近から残雪多くなる

5/2 8:19

弁天池から鳥居と鶏頂山。
ここから左に向えば釈迦ヶ岳方面への近道がありますが、判り辛いです。

5/2 8:33

弁天池から先、傾斜を増していきます。

5/2 8:49

道を間違え、余計なエネルギーを使う。

5/2 8:59

稜線に出ると、御岳山の先に釈迦ヶ岳を望めます。
思いの外雪が多く、行きつくことができるか不安でした。

5/2 9:16

鶏頂山への最後の登り、上空が明るくなってきました。
まもなく山頂です。

5/2 9:20

鶏頂山より釈迦ヶ岳と中岳(右)

5/2 9:29

鶏頂山頂でくつろぐ。
いかにも春山の平和なひと時でした。

5/3 8:39

鶏頂山より日光連山。
左から男体山、女峰山、太郎山、白根山。

5/2 9:49

那須・茶臼岳方面も望めました。

5/2 10:14

覚悟を決めて釈迦ヶ岳に向います。
一時、平和な道もありました。

5/2 10:23

鶏頂山を振り返る。

5/2 10:34

御岳山付近を通過。

5/2 10:40

御岳山にて、道を間違えたMちゃんの向こうに釈迦ヶ岳

5/2 10:54

緊張するトラバース気味の道を通過

5/2 22:55

いよいよ釈迦ヶ岳の登りスタート

5/2 22:56

凍結してます。

5/3 8:31

この辺り最難関!

5/3 10:25

振り返るとこんな感じ。
下りたくありません。

5/2 11:21

山頂近く、ようやくゆるやかになってきました、

5/2 11:31

釈迦ヶ岳にて記念撮影

5/2 11:38

釈迦ヶ岳より鶏頂山(左)と右奥に会津駒方面の白い峰々。

5/3 8:40

小広い山頂でランチタイム

5/2 12:14

御荷鉾山の山開きで貰ったバンダナ着用のMちゃん。

5/2 12:50

山頂で手を合わせるAちゃんと
一等三角点

5/2 12:58

西平岳方面の道。
こちらは残雪がそれほどでもなかったとのこと。

5/3 8:34

一つ一つ難所をクリア

5/2 14:05

ここから右に弁天池への近道に入ります。

5/3 8:36

今までの緊張感から解放され、
ルンルンのR。

5/3 8:37

UFO?

5/2 14:44

油断して土壇場でコケたR

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX5 SONY

E-410 オリンパス

感想

Akaneko

Y家との合同ハイク。
主人のS君はGW中仕事のため、残念ながら参加できませんでした。

元々は三本槍岳を予定していたのですが、残雪の多さと剣ヶ峰のトラバースが例年以上にヤバそうだったので、
こちらに変更しました。

が、この判断も甘かったようです。

駐車場から鳥居をくぐり、弁天池まではゆるやかな登りで、
足慣らしにもってこいでした。
弁天池からは登りも徐々に急になり、
途中で踏み跡を外し、道を間違えてしまいましたが、何とか無事に鶏頂山に到着。
山頂からは女峰山を中心とした日光連山、尾瀬方面、そして会津駒を望むことができました。

またここから釈迦ヶ岳を眺めると急登に見え、不安を感じましたが、
子供たちはまだ腹も減っておらず、登り足りないとのことで、
行ける所まで行こうということになり、向うことにしました。

御岳山まではそれほど危ないところもなく、
一旦下ると、いよいよ釈迦ヶ岳の登りです。
残雪道は急なうえ、所々で凍結しており、慎重に登ります。
子供たちより大人たちが四苦八苦していました。

そこは何とか足場を確保でき、やっとのことで釈迦ヶ岳に到着。
小広い山頂は雪もなく、別の山に来たような感じでした。
GW中ながら、それほど人に会うこともなく、山頂で大休止。
西平岳方面から2パーティーほど登ってきましたが、そちらのコースはそれほど雪もなかったとのこと。

帰路はより時間をかけて慎重に下りました。
同コースから登ってきた人たちは、誰もアイゼンを付けておらず、
このような残雪の状態を誰もが想像していなかったとのこと。

弁天池への近道分岐点からは凍結個所もなく、膝まで潜ることがありましたが、
それまでの緊張感から解放され、春山を満喫することができました。