稲村ケ岳 テント泊
天候 | 両日とも快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山上辻50m手前の鉄橋は崩落したまま |
その他周辺情報 | 洞川温泉 入浴料 400円(割引券) |
写真
感想
5月1日は平日のため、朝8:20 下市口駅出発のバスが
走っておらず、10:20発の遅めのバスで洞川温泉へ向かう。
昼前に洞川温泉に到着し、麓の豆腐屋で冷奴と一緒に軽めの
昼食を摂り、エネルギー補給。
「すいれい館」で小屋のご主人の息子さんにテン場の費用
(今年は100円値上がりして600円)を支払い、小屋の水道
が使えることを確認。
明日(2日)が人が多いので、ご主人と二人で小屋に上がる
とのこと。
今回は一眼レフを持参のため、75リットルのザックでも荷物
が満載の状態。
その分重量が増しているので、極力疲労しないよう、ゆっくり
としたペースで登る。
時間が遅いこともあり、途中誰ともすれ違わない。
法力峠を通過してからは、なだらかな傾斜で幾度もトラバース
しながら山上辻へ向かう。
テントを張ってからゆっくりする時間が欲しかったので、少し
ペースを上げるも、左足の付け根に違和感を感じ、なかなか
ペースが上がらない。
目に入る山桜も殆ど葉桜の状態で、暑い日が続いている影響と
思われる。
山上辻手前の鉄橋は落石による崩落があってから、そのまま
放置された状態。(撤去も難しいのだろう)
脇を歩くことは出来るので、特段、危険は感じない。
ほどなくして山上辻に到着。
既に一張りテントが張ってあり、食事タイムだったようだ。
各々、テントを張り終えてから、コーヒーを飲みながら
山上からの景色を眺めての歓談タイム。
少し雲が出てきたので、早めの夕食の準備に取り掛かる。
各人で持ち寄った食材を使った今晩の献立は以下の通り。
1)五目野菜炒め
2)鶏皮と白ネギの酢味噌和え
3)じゃがいも、たまねぎと鶏肉のポトフ
4)焼売
5)ドライカレー
ドライカレーは白ご飯にカレーペーストを混ぜ込むだけの
簡単な料理だが、これがなかなか美味かった。
食事の最中に、もう一人、下から上がってくる。
今晩はテン場に私たちを含め5人が宿泊。
食事の片付けが終わる頃には日が沈み、辺りは静けさを増す。
月が煌々と輝いているので、却って星が見えにくい。
じっとしていると少し肌寒いのでダウンを着込み暖をとり、
静謐な時間に浸る。
明朝も晴れが期待出来るので、ご来光を撮影すべく8時に早め
の就寝。
左足の付け根が痛むので、翌日に痛みを残さないようにと、
横になって入念にマッサージをする。
(ダウンを着込んでシュラフに包まっていたが、途中、発汗による
不快感で眼が覚めてしまい、半袖になって寝る)
翌朝は3時に起床。
一番起きれないと言われていた自分が真っ先に起きることが出来た
ので、残りの二人を順番に起こし、4時前に山頂へ向けて出発。
昨日、後から来られた方が先に山頂へ向かっている。
今回新しくマイルストーンのヘッデンを使用してみたが、距離センサー
により遠くを照らす時は昼光色に、手元を照らす時は白色に と、
自動的に切り替わるので、思いのほか使いやすかった。
ただ、足元や手元を照らそうとした時に、思いがけず色目が変わって
しまい、かえって煩わしく思う場面もあったので、登山用途として
は使いにくいと感じた。
結局、ペツルのヘッデンに買い換えることになりそうだ。
腕時計のバックライトを点けようとすると、パネルがチカチカする
ので、バッテリーが切れそうになっていることに気が付く。
事前に確認していた通り、谷筋のトラバースは例年に比べ雪が少なく、
特に危険に感じる場所もなかったので、軽アイゼンを持って来なくて
正解だった。
山頂では先行者と私たちの4人でご来光を写真撮影。
徐々に姿を見せる太陽を夢中で撮影。
去年はガスがかかって全く眺望を楽しむことが出来なかったので、
今年は天気に恵まれて幸いだった。
辺りが明るさを増していく様を存分に楽しんだ後、早朝散歩の気分
で小屋まで戻り、昨晩調理し損ねた食材を使って朝食を作り、出来る
だけ帰りの荷物を減らすことにする。
風もなく雲ひとつない快晴なので、テン場付近はポカポカ陽気。
食事をしながら背に当たる朝日が暖かい。
食事の片付けを終え、名残り惜しいが下山に向けて撤収の準備。
後で気が付いたのだが、この時にインナーテントとフットプリント
(グラウンドシート)とをジョイントするプラスチック部品を紛失
したらしい。
NEMOのテントは部品単位での購入が難しいと聞くので、この部品
が無い為にフットプリントを買い直すのもバカバカしくなってくる。
(後日、好日山荘で調べて貰い、部品を取り寄せてもらうことが
出来たが、入荷がいつになるかは、今のところ分からない)
11時前に下山。
洞川温泉で汗を洗い流し、露天風呂に浸かり体のコリをほぐす。
早い時間に深緑を眺めながら風呂に入るという贅沢なひと時。
さっぱりした服に着替え、川沿いの店「きらく九兵衛」で湯豆腐
定食(1,200円)を食べ、バスの出発まで、座敷で足を伸ばして
リラックス。
同行者2人はビールでほろ酔い気分になり、座布団を枕にイビキを
かいて寝る始末...
帰りのバスは、下市口までの直行便が出ていたので、予定より30分
ほど早く、大阪駅に帰着。
好日山荘で腕時計のバッテリーを購入し帰宅。
二日間とはいえ、珍しく天候に恵まれて、本当に良かった。
次回はソロを楽しもう。
昨日みたとき写真がなかったので「写真みせてください」ってメッセしようと思ってました(笑)
自分は最近、稲村ヶ岳がご無沙汰でいつも気にかけているのですが
途中の道が悪いようで子どもと歩くのをためらってなかなか歩けません・・・
稲村小屋の前でテント泊は自分もいつかやってみたいなと思ってまーす
そのときは参考にさせていただきますね!
cocoeさん お久しぶりです。
スミマセン
時間が無く、Macの設定変えなどに手間取って
いたので、取り急ぎ記録だけ記入して、やっと
写真を追加することが出来ました。
お役に立てれば幸いです。
橋の崩落箇所は見た目ほど危険ではないですが、
お子さんを連れて となると、躊躇しても当然
だと思います。
この日、すれ違った方でお子さんを連れている方
は1組だけでした。
ここのテント場は、使い勝手が良いのですっかり
気に入ってます。人が少ないのもいいですね。
下山時、歩荷中の小屋のご主人に出会ったので、
来年も宜しくと伝え、下山してきました。
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