加治子山

2023年12月09日(土) [日帰り]

• GPS: 02:48
• 距離: 7.7km
• 登り: 312m
• 下り: 306m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:27
• 休憩: 0:20
• 合計: 2:47

距離 7.7km 登り 323m 下り 314m

13:21 JR美作追分駅
14:37 14:57 加治子山
16:08 JR美作追分駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

JR美作追分駅より周回

写真

12/9 13:21

美作追分駅

12/9 13:26

踏切を渡る。追分無縁仏とは往来の旅人の墓かと思ったら宗教法人だった。

12/9 13:34

通り抜けできるのかと左に入ったが右の細い道がルートだった。

12/9 13:55

崩落箇所

12/9 14:16

通行止めになっているためか静かな舗装路を登っていく。この先に小集落があったが、反対側から車で入るのかな。

12/9 14:41

通り過ぎかけたが、この茂みが加治子山のピークだった。写真よりは高さがある。

12/9 14:45

二等三角点の「山頂」…

12/9 14:56

少し引き返し、入口に草の被る左の林道へ。

12/9 14:59

中に入ると歩きやすい。

12/9 15:13

道は細くなるが明解。

12/9 15:16

阿部地区の廃屋。ここで少し進路に悩む。

12/9 15:22

廃屋の先の土蔵？の横を抜ける細道はヤブ化が進んでいた。

12/9 15:24

ここを通り抜けたが、左側の植林帯に迂回する方が正解だった。

12/9 15:32

この程度なら大丈夫。

12/9 15:38

僅かに展望

12/9 15:44

往路に出る。

12/9 16:00

往路でどちらを下りるか迷った箇所。往路にとった右の方が公道っぽい。復路に通った左は一部私有地だったかも。

撮影機器：

F-04K FUJITSU

感想

toshionoko

一ヶ月ぶりに「駅から登る岡山の山」へ。
同書によると山名はかつて鍛冶が行われていたことに由来するとか。中世史に多少関心がある者としては加地子(私的な一種の年貢)を思ってしまうが、地名に迂闊な穿鑿は禁物、伝承は大切です。

肝心の加治子山自体は山頂直下まで車道、展望なし。帰路は地道だが…。
正直どうしてこの山をガイドブックに取り上げたのか判らなかった。美作追分駅起点だと北側に岩屋山があるのに。
私が他郷の百選の山やガイドブックに載る山を訪ねるのは、いたずらにピークハントをしたいわけではなく、ゴマンとある山の中で、それらが地域の人が登りがいがある、あるいは何か歴史等を感じて欲しいという思いがあるからだと捉えているからなんですが…

印象に残ったことを強いて言えば、山中に現れる乢ヶ平の集落や阿部地区の廃屋との出会いあたりか。
乢ヶ平上部の人家には番犬が一匹、門前にすっと出てきて近づくストレンジャーを注視していた。吠えられるかと覚悟していたが、賢そうな瞳でこちらが通り過ぎるのを見守るだけでいてくれた。

駅に戻ってガイドを読み返すと、加治子山から車道をもう少し進むと南側の展望が開けていたらしい。そこを見ておけばまた印象が違っていたかも。
もっともそのために再び登ることは…まずないと思います。