モロクボ沢（畦が丸）

2023年12月16日(土) [日帰り]

• GPS: 04:39
• 距離: 11.7km
• 登り: 986m
• 下り: 990m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:58
• 休憩: 0:42
• 合計: 4:40

8:41 西丹沢ビジターセンター
8:46 8:46 ツツジ新道入口
8:58 8:58 用木沢出合
9:07 9:07 水元沢
9:15 9:16 ショチクボ沢
9:29 9:54 モロクボ沢大滝
10:14 10:15 水晶沢
11:32 11:46 畦ヶ丸
12:09 12:10 畦ヶ丸南東尾根・鬼石沢左岸尾根分岐
12:33 12:33 箒沢権現山
13:21 西丹沢ビジターセンター

天候

曇り時々晴れ時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

西丹沢ビジターセンター下車

コース状況／危険箇所等

〇モロクボ沢
出合いからのモロクボ大滝までの区間は登山靴でも可能。渡渉が何回か入るため、濡れないようにする動作は要求される。大滝は半分程度登攀後、右岸方向へ巻いて上がる。巻くルートは明瞭だが、ちょっとした登攀あり。大滝後は傾斜の緩やかな滝が連続するが、直登すると結構濡れるかつ、ヌメリが多い。堰堤以降は終始沢歩き。冬なので水は少ないと思っていたが、思っていたよりも水量があった。畔が丸への直登ルートは傾斜がきつい。楽に詰めるなら、モロクボ沢ノ頭に出た方が無難かもしれない。
〇畦が丸〜権現山〜西丹沢ビジターセンター
急斜面の下りと登りがいくつかあり、細尾根も多いのでて足場に注意する必要がある。西丹沢ビジターセンター直前の下りはどこも急斜面なので、安全に下り易いところから下る。

写真

12/16 8:41

馴染みのビジターセンター。ここに来るのはもう慣れっこになりました。

12/16 8:59

犬越路への分岐。

12/16 8:59

ゲート。

12/16 9:07

モロクボ沢への橋。

12/16 9:07

思ったよりも道になっていて歩き易い。

12/16 9:20

ケルンみたいのが何か所か置かれていました。

12/16 9:21

水が少ないので、大滝までは登山靴で行くことにしました。

12/16 9:28

いよいよモロクボ大滝（30m）。丹沢はホントに大きい滝が多い。

12/16 9:32

右岸巻きと聞いていたけど、パッと見だと右岸から行けるのかよく分からなかったので、滝の近くをウロウロしてみた。

12/16 9:46

左からある程度上がってから右に出れば直登できるのかな〜と思いながらもこの季節のシャワーはきつい・・・

12/16 9:46

大滝下部。

12/16 9:46

最初はこのザレザレの斜面を上がるのかと考えた。

12/16 9:47

半分は階段上なので、とりあえず半分上がることに。

12/16 9:47

半分弱。水なければこのまま上がれるような気がするもこの距離にしても水しぶきがなかなか冷たい。

12/16 9:48

この位置まで登攀後は右岸に巻くルートがあったので、そちらを行くことに。

12/16 9:49

巻くルートがこちら。階段上だけど、少々ハイステップなのが少し面倒なところ。

12/16 9:51

登り切ったところ。

12/16 9:52

滝の落ち口。スラブかつヌメリがひどそう。

12/16 9:52

大滝後は傾斜の緩い滝が続く。水際はヌメリがかなりひどかった。

12/16 9:54

ナメ沢。

12/16 9:55

ラバー靴だったので、ナメ沢沿いは基本回避で端を歩く。

12/16 9:58

ここは両サイドが滑り易そうだったので、不本意ながら直進。直進ルートは腰まで浸かりました。おまけにヌメリで滑る・・・

12/16 10:00

引き続きナメ滝。左岸をへつってナメ滝を直上。ここもラバー靴の天敵であるヌメリに悩まされたので、持ってきたブラシで足場を作って突破。

12/16 10:10

以降は沢歩き。

12/16 10:12

12/16 10:15

赤テープ発見。

12/16 10:33

滝らしいものはこの程度。

12/16 10:40

この辺りから沢幅が狭くなってくる。

12/16 10:44

水際のこの赤いところがもっぱらヌメリがひどくてスリップする。

12/16 10:45

この段差もヌメリで足を置きづらいので、ブラシで磨きました。

12/16 10:46

磨くと目に見えて磨いた跡が分かる。こうなるとラバーのグリップ力をフルにかけることができました。ラバー靴とブラシは基本セットで持ちこんでおいた方がいいですね。

12/16 10:49

このナメ滝にも2ヵ所ほどブラシをかけて足場を作りました。

12/16 11:08

終盤のCS2m。

12/16 11:09

水が涸れたあとは沢筋ど真ん中に木々が。

12/16 11:10

苔がびっしり張り付いた岩々を越えて行く。

12/16 11:17

モロクボ沢の頭に詰めた方が楽そうでしたが、今回敢えて畦が丸へダイレクトに詰めました。

12/16 11:32

畦が丸。

12/16 11:47

権現山へのバリエーションルートへ。

12/16 11:50

多少のヤセ尾根がありました。

12/16 12:10

ここで一軒小屋の避難小屋へ下るルートに差し掛かる。植林帯なので、道は奇麗に見えました。

12/16 12:10

権現山へのルートはこちら。

12/16 12:13

ここもヤセ尾根。

12/16 12:17

さらにここも。

12/16 12:19

分岐だったと知らず、道を外しました。

12/16 12:24

こっちが正規ルート。

12/16 12:33

権現山には何もないと思いきや、休憩スペースがありました。

12/16 12:34

丹沢湖方面は一望できそうですが、今日は残念な眺望。

12/16 12:45

急な下りとヤセ尾根が連続するので、慎重に下る。

12/16 13:00

ある程度下ると赤いマーキングが頻発するようになる。

12/16 13:10

最後は植林。トレースはほぼ無いので歩き易いところを歩く。

12/16 13:15

終盤は急斜面だったので、ここ一番の慎重さで下った。

12/16 13:18

ちょうど立入禁止マークのところに下りて来れました。

12/16 13:19

登山道と合流。

12/16 13:20

檜洞丸方面の青空を眺めながら無事終了。

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー タイツ グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト ナイフ ロープ（30m） ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング セルフビレイランヤード 渓流シューズ

感想

Tatsu0

西丹沢のモロクボ沢に行ってきました。ヌメリが多いとのことだったので、フエルトソールで行こうと思っていましたが、面倒くさがってラバーソールを来てしまったおかげでヌメリに苦戦する展開が何回かありました。幸いブラシを携帯してきたおかげで岩を磨いて足場を作って突破でき、ブラシ大活躍の沢山行となりました。基本的に登攀要素が絡むのはモロクボ大滝（巻き）だけだったので、割と気軽に遡行できる沢だと実感できました。