今年の沢納「丹沢：石棚沢」

2023年12月23日(土) [日帰り]

コースタイム

西丹沢ビジターセンタ8:40ー→9:11・石棚沢出合（装備）9:30→10:05・775n二俣→1（ゴルジュ帯）〜0:51・925m二俣→11:46・1085m二俣→12:51・1345m：石棚沢右岸尾根のピーク・13:25→14:09・1065mピーク→15:03・石棚沢出合→15:20・西丹沢美自他0−センター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

小田急小田原線：新松田駅・7:25〜（バス）〜8:36西丹沢ビジターセンター

写真

12/24 8:39

丹沢ビジターセンターから出発。
もう、ミツマタの蕾が和らいでますよ。

12/24 9:11

石棚沢出合。左が東沢で手前が石棚沢。中央に石棚沢右岸尾根の末端部が見えてます。あそこから下りてきます。

12/24 9:21

石棚沢の出合で準備。涸れ沢なので、mizukiは靴だけラバー底の沢シューズを履きます。これで十分でした。
リーダーのI氏とMさんとKさん。

12/24 9:29

石棚沢へ　レッツゴー！
最初に堰堤。右端から。

12/24 9:39

2番目の堰堤。左端から。

12/24 9:45

3番目の堰堤。崩壊した左を通る。

12/24 9:56

4番目の堰堤。

12/24 10:01

5番目の堰堤は2連荘。

12/24 10:04

2連荘堰堤の上段。ここまで無傷の堰堤は皆無。河原を埋め尽くすゴーロ、、、大雨の時はこれらの大岩が急流と共に堰堤にぶつかるのでしょう。すさまじい破壊力！

12/24 10:05

5つ目の堰堤上で、775m二俣：杉山沢出合。左が杉山沢。右が石棚沢。私たちは右へ。
ここから面白くなります。

12/24 10:19

涸れ滝が次々と出てきます。各自ラインを選んでフリーで超えていきます。

12/24 10:22

凍ってます。

12/24 10:25

沢幅が狭まってきました。ゴルジュへの期待が高まります。

12/24 10:28

涸れ棚の登攀。皆、クライミングが好きなので、アドレナリン全開！

12/24 10:26

上から見ると、傾斜がきついですね。

12/24 10:30

氷に閉じ込められた枯葉。

12/24 10:33

上から見ると、結構大きな釜。

12/24 10:33

いよいよゴルジュに突入。勿論、沢床を突破！

12/24 10:35

デカ〜イ　チョックストーン！
足の短いmizukiには、大変な難関！

12/24 10:40

あまりふくよかな体形だと、挟まっちゃうね！

12/24 10:42

柱状節理のゴルジュ帯に突入。

12/24 10:51

925m二俣。私たちは左へ。

12/24 11:01

つららも！

12/24 11:28

おお、未だ涸れ棚があった！

12/24 11:46

1085m二俣。私たちは右入り、1250m辺りで右岸に取り付きました。この後、落石でメンバーの一人が膝に裂傷。

12/24 12:51

険悪な詰めをこなして、石棚沢右岸尾根の1345m地点で装備を解き傷の応急手当。
今まで谷底ばかり歩いてきたので、お日様が嬉しい！

12/24 13:41

右岸尾根の急下降。ところどころ赤布あり。

12/24 14:09

1065mで尾根が大きく二つに分岐。この大木のある南西方面へ。ここ、要注意！

12/24 14:59

向こうへ尾根が続くのかしら？
不安になるほどの急下降です。

12/24 15:03

尾根末端の赤布。下に東沢の沢床が見えました。
15:03　無事、帰還。
年末の沢納め。面白い涸れ沢でした。

撮影機器：

COOLPIX W150 ニコン

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

mizuki

・日本海側は大雪の被害で大変だが、太平洋側は毎日晴天が続いている。ただし、寒い！
・その寒さの中、今年最後の沢登に行ってきた。

・石棚沢は命名の通り、石棚（涸れ棚）とゴルジュが特徴的な沢。ここ数日晴天が続いているせいもあって、流れは無く水たまりは凍っていた。
・涸れ棚の登攀やゴルジュの通過が、楽しい沢だ。全てフリーで超えられた。

・ここ数年の尋常ならざる大雨で、両岸の岸壁が大きく崩れ、削られた壁のあちこちに大岩が今にも落ちそうにむき出しになっている。
・私たちも、1100m辺りの右岸の崩落壁からの落石で、メンバーの一人が膝に5針も縫う裂傷を負った。頭部を直撃されなくて不幸中の幸いだった。
・自然の中で遊ぶという事は、自然が内包する危険を常に意識して、不断の注意と備えを怠らない事・・・改めて自分に言い聞かせて、今年の沢納としたい。

コメント

Phoebus

丹沢の（冬の）沢登りですか〜、
沢覚えたての頃、水無川流域の沢を何本か行ったことありますが、水がないと岩トレのような感じで、それはそれで楽しかった思い出があります。小草平の沢、沖源次郎とかかな？
まあ、ウン十年前のことですが（笑）

昨日まで、四国に行ってました。天気が悪く、あまり登れなかったので、まあ、観光が主になってしまいました。
報告書できたらまたお送りします。

mizuki

Phoebusさん,今晩は。
涸れ棚も、なかなか綺麗でしたよ。
水が無ければ、冬でも楽しめる所がいいですね。