乗鞍(滑り台) シーズンイン
- GPS
- 05:19
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,225m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【やまぼうしゲレンデ〜ツアーコース開始点】 ・木の陰コースは雪付き薄い。目視可能な地雷あり。 ・カモシカゲレンデは雪たっぷりに見えるが根雪は薄い。 【ツアーコース開始点〜ツアーコース終点】 ・開始点急登のヤブは目立つが登行に支障はない。 ・登り上げから1番標識の間まで地形のうねりおおきい(特に最下部)。 ・6番標識先は時期定番の地形のうねりあり。 【ツアーコース終点〜摩利支天分岐】 ・位ヶ原急登の雪は少ないが登行に支障はない。登り上げたら強風。 ・摩利支天分岐まで:エコーラインのガードワイヤーが若干出ている。 雪付きを選んでクトー無しで登れる。 パウ下のガリに載っている時に爆風に押されコケた。 ・摩利支天分岐には風除けになるものが無い。換装するのに一苦労。 【滑走】 ・滑り台上部は薄っすらパウとガリガリ。 ・エコーライン横断箇所で一部ガードワイヤーが出ている。 ・位ヶ原急斜面のヤブは煩わしいがパウ。 ・6番標識手前の地形のうねりでは1箇所ペタペタ登った。 ・1番標識先の地形のうねりは左から少しペタペタ登った。 ・ツアーコース開始点下部緩斜面スキーヤーズレフトは笹トラップありそう。 ・木の陰コースを高速でターンしたら地雷にヒット。 |
写真
感想
鳳凰三山下山後、軽度の眩暈を何度か発症し、その都度山行を中止してきた。気付けば山では降雪がありスキーシーズンとなっている。
長野県知事も先般、自分と同じ病状で入院を含め公務を休んでいた。眩暈だからといって侮れない。
この一か月間、症状が出ていないので乗鞍岳へ向かった。目指すは剣ヶ峰だが、体調と現地の条件次第で滑り台として臨んだ。
5時10分頃、やまぼうし駐車場へ到着。準備を整えて5時40分過ぎ元気よくスタート。
微風だが気温は低く寒い。薄手手袋でスタートしたが早々に防寒テムレスに変える。ヨーデルコースから登り出し、かもしかゲレンデ迂回コースからツアーコース開始点に出る。開始点急登はヤブが出ているが、登行滑走共に支障がない程度の雪量はある。
急登右側の樹林帯から登り上げる途中で、おはようSUN。
ツアーコース内でも弱風があり日影は寒い。剣ヶ峰は勢いよく雪煙が舞っているのが見える。6番標識先の地形のうねりは、この時期の定番。
ツアーコース終了点から位ヶ原急登を見上げると雪は少なくヤブも元気。しかし登行滑走には支障はない。今迄この急登は中央を直登し左へジグって登っていたが、今日は左側から登ってみる。ラッセルは踝程度。
急登を登り上げ樹林帯でエネ補給&ミドルを着こむ。ダケカンバの樹林帯を抜けると予想を超える強風が襲ってきた。防寒テムレスでも寒いのでソロイストに変える。防寒テムレスを着用していれば寒さを感じる事はなかったが今日は寒すぎる。お守り代わりのソロイストを3シーズンぶりに使用した。
剣ヶ峰は雪煙がたなびいており、時折霞んでしまう。今日はこっちに来るなと言われているようで滑り台を目指す事にした。
しかしブランク80日の山行と強風によりメンタルが徐々にやられてモチが低下し脚が出なくなる。位ヶ原台地から滑り台の尾根に取り付くと風はさらに強まり爆風となる。何度も「もう帰ろう」と思ったが、途中でパスされたソロスキーヤーがグングン登って行く姿を見て気持ちを奮い立たせた。耐風姿勢を取りながら、滑り台の滑走地点に到着。
四方八方から爆風が吹き抜け岩陰でも風除けにはならない。晴れて景色は良いはずだが立ち上がると風に倒されそうになるので座ったまま数枚パシャるのがやっと。
滑走モードに換装するにもシールに雪が付きチートに張り付かず畳むのに一苦労。シールを剥したら岩に手をつき体を支えスキーを履く。
少し風が弱まった瞬間に立上り斜面側に移動して滑走開始。
所々にガリガリはあるが、概ね薄っすらパウ。吹き溜まりは底付きの無いパウでよき。もう30cm程度降れば、滑り台の一気滑走が出来そうだ。
位ヶ原急斜面は相変わらず雪質は良い。
ツアーコースは乗鞍ハイウェイが仕上がり自動運転。斜度があるところはハイウェイを外してパウを食うが、1番標識の先はうねりが大きく、真っすぐ突っ込めば段差に落ちます。
ツアーコース開始点の急斜面もヤブは多いが滑走には問題ない。
かもしかゲレンデはギタギタだが雪が軽いので難しくない。
オープン前のゲレンデを滑って行き、少し斜度のある木の陰コースをスピードを出してターンしたら地雷にヒット。
オープンしているヨーデルコースを滑って駐車場へ無事下山。
今迄の乗鞍で1,2を争う爆風で剣ヶ峰から滑り台へ予定を変更した。やはり冬季の剣ヶ峰は甘くはない。
春先から眩暈に翻弄されて満足いく無雪期シーズンを送れなかった。この先、症状が出ずに楽しいスキーシーズンを送りたいと切に願う。
先ずは地雷で大怪我した滑走面をリペアしなければ。
takkarinさんのレコを見るようになると、シーズンが来たなって実感します。
スキー板の傷、重症ですね。
僕もこの前の乗鞍山行で、深手を負いました(泣)
graveltrek
お久しぶりです。
スキー板、重症ですよね。。。早速、切開手術しました。
夏、秋に殆ど登っていないのでスキーシーズンの体力が心配です。
お互い安全に楽しいシーズンを過ごしましょう。
あらためてtakkarinさん板の傷の画像を見直したら、内臓まで見えてる様な傷じゃないですか、あれは心折れるワ。
滑走面だけ張り直しくらいの手術が必要なんじゃないですか?
なんとか内臓損傷は避けられました。
画像のエッジ寄りに見えてるのは過去のリペア痕です(クリアキャンドル)。
今回はリペアキャンドル(黒)を使用して重症箇所は手術成功しました。
細かな傷はワックスで誤魔化します。
それにしても雪が少ないですね。
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