赤指山(初めてのバリエーションルート挑戦)

2023年12月26日(火) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,235m
• 下り: 1,232m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:18
• 合計: 5:38

7:25 峰谷橋バス停
8:34 8:40 雨乞山
8:52 8:53 ハチコク峠
9:16 9:16 尾平山
9:27 9:28 仮称：大平山北峰
9:33 9:34 船窪峠
10:07 10:07 ウエンタワ
10:51 10:52 赤指山
11:02 11:09 赤指山直登分岐
11:42 11:43 赤指尾根登山口
11:49 11:50 林道ゲート
12:26 12:29 峰谷バス停
12:32 12:33 峰谷渓流釣場バス停
13:06 峰谷橋バス停

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

峰谷橋駐車場

コース状況／危険箇所等

★スタート地点から赤指山までは「山と高原地図」では登山コースでない小道(灰色の破線)or表示無しとなってますが実際行くとそこそこ登山道になってるところもあります。

★とは言っても山頂標識以外の標識は道中一切ありませんし進む手掛かりは木に括られた赤や白のテープとスマホのGPSだけになります。特にスマホの電池切れや落下破損は行動に黄色信号ですのでモバイルバッテリー持参など対策をお勧めします。

★最初の雨乞山までは急登と厚く堆積した落ち葉で進むのがとても大変でいきなりですが今回の山行で一番キツイ区間です。

★雨乞山を登頂しそのまま進むとハッキリした下山道がありますがそれは罠です。山頂標識を見たら少し戻ると赤指山に向かう道があります。

★赤指山に登頂したあと千本ツツジから峰谷に向かう赤指尾根の一般登山コースと合流に向かう道はかなりの直登を降りることになりますがピンクテープはしっかり有ります。しかしそのピンクテープにずっと導かれると一般登山コースも突破してまたまた罠にハマりますので注意して下さい。

★山ラジオは道中ずっと感度良好でした。

写真

12/26 7:09

峰谷橋のT字交差点にある駐車場。トイレもあります。この時は私の1台だけです。

12/26 7:26

赤い峰谷橋を渡ります。

12/26 7:27

峰谷橋を渡り終えたら直ぐに右折して舗装路の坂を登ります。

12/26 7:34

ここから左の山路に入ります。案内板などはありません。

12/26 7:41

木に括られたピンクや白のテープが今自分の進んでる道が正しいのかの判断基準です。ただこの判断基準が後半裏目に出ました。

12/26 7:51

ここまでかなりの急登でしたがやっと一息。ここから普通の道っぽい。

12/26 8:10

木のテープをロストしてしまいました。こーゆー時は尾根の高い所がだいたい本線です。アプリで現在地を確認するとやはりルートから外れかけてました。写真で見ると高くなってる左側が本線ですので左に向かいながら登ります。

12/26 8:16

写真では伝わりにくいですがえげつない急登です。落ち葉で足場がズルズル下がって登りにくい。

12/26 8:34

やっと雨乞山に登頂。さすがバリルートは歩き甲斐あるぜ！さぁ次！と先に進むとかなりの急勾配の下山になってます。でも道はハッキリしてますので一気に下ります。しかしそれは罠でした。

12/26 8:42

雨乞山を降りたら「警告、ルートから外れました」とアプリが知らせてきました。地図見ると全然違う方に向かってます。引き返してまた登るの面倒だったので巻いて修正しようとただの急斜面を強引にトラバース。斜面から落ちるんじゃないかと悪戦苦闘。このままトラバースしても合流先が見えないので直登に切り替えて根性登りしたらほぼ雨乞山の山頂に戻れました。素直に引き返した方が安全だという良い見本です。

12/26 8:50

こんな簡単な標識でもバリルート歩いてると心強く感じます。

12/26 9:04

テープを探してキョロキョロしてると右と左に2つの尾根があるのに気付く。つまりまたルートから外れかけてると悟り地図を見ると本線は左の方だが右側の尾根もかなり濃厚な軌跡になってる。一応左の方に向きを修正しながら登る。

12/26 9:15

左の尾根からアプローチして尾平山に到着。

12/26 9:26

隣の北峰に到着。この辺はアップダウンは穏やか。

12/26 9:32

小枝に何かぶら下がってると思ったら船窪峠の標識でした。

12/26 9:53

林道に出た。横切って向こう側の山にまた入る。

12/26 10:07

ウエンタワに到着。なんか洋風に感じちゃう名前だよね。

12/26 10:14

林道と合流。地図見るとルートとこの林道はほぼ平行してるので林道を歩く事にする。

12/26 10:20

落ち葉が積もってるとはいえ今までの山の中と違って断然歩きやすい。

12/26 10:34

20分ぐらい林道歩きで楽してきましたがここからまた左側から山に入ります。

12/26 10:36

これは何？

12/26 10:50

林道から程なくして今回の目標である多摩100山の1座、赤指山に登頂。木に囲まれて眺望ないのですぐに帰路へ。当初は来た道を引き返す予定でしたがせっかくなんだから違う道で下山する事に変更。千本ツツジから峰谷に通じる一般登山コースへ向かいます。

12/26 10:55

一般登山コースに向かうにはかなりの急登を降りますが進む方向にはテープがしっかり木に括られてるので助かります。

12/26 11:01

一般登山道に合流しました。

12/26 11:06

しかし赤いリボンに導かれ辿ってきたら…。あれれ、スマホ見ると一般登山コースを突破して道を間違えてる。

12/26 11:10

今度は横着せずちゃんと戻ってきました。ここか間違えたのは。白いテープを参考にしてください

12/26 11:11

やはり一般登山道はしっかりしているし断然歩きやすい。

12/26 11:29

再び林道を横切ります。道の向こう側からまた山に入る。

12/26 11:30

峰谷と確かに書いてある。

12/26 11:41

また林道に合流。ここからは林道を歩きます。

12/26 11:42

今日初めてこういう標識見たな。いつもは何回も何回も見るのに。

12/26 11:46

この辺なら林道でもかなり広いので車10台ぐらい置けるじゃんと思ってたら…。

12/26 11:48

ゲートで塞がれててさっきの場所には車入れないのね。ここも駐車禁止と書かれてるけど1台止まってる。ゲートを過ぎてからは舗装路になります。

12/26 11:51

方向的には鷹巣山かな？

12/26 12:31

峰谷に出て来ました。近くには峰谷のバス停ありましてバスも止まってました。

12/26 12:31

直ぐにバスが追い抜いて行きました。スタート地点の峰谷橋に7時前にバスで着ければ最高の効率でまたバスで帰れる予定組めそうです。私は本日マイカーなのでゆっくり歩いて峰谷橋に向かいます。

12/26 12:48

12月26日ですがここなら歩いてると暖かく感じます。朝の山の中は寒かったけど。

12/26 12:57

峰谷川が奥多摩湖に注がれる湖の端っこが見えてきました。なんだか水位が少なそうです。

12/26 13:06

峰谷から35分くらいでスタート地点の峰谷橋駐車場に無事戻ってきました。おつかれちゃん。

撮影機器：

Galaxy S9+ SCV39 au サムスン

感想

横浜青葉インター

多摩100山ハンターにとって赤指山はちょっと寄りづらい場所です。一般登山コース上に無いからです。バリエーションルートなんて山歩きのベテラン専用と思ってた私ですが今まで無理と思ってたのを少しづつ克服してくると「俺でもバリルート行けるんじゃね？」と少し野心が芽生えてきました。今年を締めくくる山行には申し分ないもので来年に向けて大きな成長にもなります。でも普段でさえ平日の山行はメジャーな山でない限り道中終始独りですので何か事故ったら危険を伴います。そのへんは頭に叩き込まなくてはなりません。
結果的には今回の独りでバリエーションルートは大いに自信に繋がりました。勿論自信と過信は紙一重と分かってるつもりですが来年に向けて大きな収穫です。