熊野古道伊勢路(三瀬谷駅~伊勢神宮内宮)
- GPS
- 07:43
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 309m
- 下り
- 385m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:07
天候 | 曇後晴(伊勢神宮周辺のみ晴後雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:内宮前BSより三重交通バスで五十鈴川駅BS下車。五十鈴川駅より近鉄 |
写真
感想
昨日に引き続き熊野古道伊勢路へ。今回は昨日のゴール・JR紀勢線三瀬谷駅から女鬼峠を越えて伊勢神宮を目指す伊勢路の最北端コースです。女鬼峠を除けばほぼ舗装路で、アップダウンも小さく、前日の疲れが残っていても歩きやすいコースでした。
しかし、前夜に雨が降り明け方まで降り続いたため、渡渉がある猿木坂や排水埋設管の中を通っていく馬鹿曲がりは迂回を余儀なくされたのが残念でした。
コース沿いには熊野古道に縁の旧跡も多く、石碑や案内看板が多数あり、また各市町でコース沿いに幟が立てられています。昨日に経由した大紀町は「山海の郷 大紀」、大台町は「清流が育む癒しのまち 大台」、多気町は「高校生レストランのまち 多気」と地域を挙げて盛り上げている雰囲気が感じられました。女鬼峠は未舗装区間で遺構も多く、こちらは女鬼峠保存会の方々が活動されているようでした。
元城下町の玉城町田丸からは伊勢本街道と合流し、伊勢神宮を目指します。コース上の案内からは熊野古道の文字は消え、お伊勢さんへの参詣道の雰囲気が濃くなります。度会橋で宮川を渡るとすぐに門前町。大晦日だけあって伊勢神宮外宮も外苑前の赤福のお店も伊勢市駅からの参道も大勢の参拝客で賑わっていました。
伊勢路では4kmごとに道標石碑が建てられているのですが、伊勢側の起点は伊勢神宮外宮。内宮へは古市参宮街道を経由してわずかなアップダウンのある約4kmの道のり。宇治惣門跡を越えた先、宇治浦田町観光案内所に立ち寄ったあとはおはらい町を経由して宇治橋を渡り伊勢神宮内宮に参拝しました。
おはらい町では名物へんば餅で知られるへんばや商店に立寄り。伊勢といえば赤福が有名ですが、このへんば餅も古くからのお店で、米粉を使った餅でまろやかなこし餡を包んでおり、長旅で疲れた身体に沁みました。この「へんば」の由来は、お伊勢参りで宮川の渡しを渡る際、神域には一切の動物の立入が禁止されていたため馬を降りて返さないといけなかったそうで、その返馬(へんば)所の近くで食べられていたことだそうです。おはらい町のお店ではイートインも可能で、2階のお茶席は広々としていてゆっくりすることもできました。
伊勢神宮内宮参拝の時には雨に降られましたが、そこまでは雨に遭わずに行程を歩き切れたのが幸い。残る紀伊長島から南の区間はまた年明けに歩いていきたいです。
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