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Yamareco

記録ID: 6325038
全員に公開
アルパインクライミング
塩見・赤石・聖

南アルプス 聖岳西面B沢

2021年12月28日(火) 〜 2021年12月30日(木)
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ymoon その他1人

コースタイム

28日: 芝沢ゲート6:00−2478m峰付近14:00
29日: 出発5:40−西沢二俣8:10−聖岳16:10−2478m峰付近17:45
30日: 出発8:35−芝沢ゲート13:00
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
コース状況/
危険箇所等
一般登山道ではありません。
聖岳の西面、山頂に突き上げるB沢を登ってきました。
出発は柴沢ゲートから。
2021年12月28日 07:20撮影 by  SOV40, Sony
12/28 7:20
聖岳の西面、山頂に突き上げるB沢を登ってきました。
出発は柴沢ゲートから。
聖岳西面がちらりと見えました。
ワクワクします。
2021年12月28日 07:20撮影 by  SOV40, Sony
12/28 7:20
聖岳西面がちらりと見えました。
ワクワクします。
西沢は人力ロープウェーで。
結構重かったです・・
2021年12月28日 08:32撮影 by  SOV40, Sony
12/28 8:32
西沢は人力ロープウェーで。
結構重かったです・・
ひたすら登って稜線に出ました。
素晴らしい景色。
2021年12月28日 13:46撮影 by  SOV40, Sony
12/28 13:46
ひたすら登って稜線に出ました。
素晴らしい景色。
小聖岳手前の2478m峰の山頂付近にテントを張りました。
天然の防風林付きで快適なベースとなりました。
2021年12月28日 16:34撮影 by  SOV40, Sony
12/28 16:34
小聖岳手前の2478m峰の山頂付近にテントを張りました。
天然の防風林付きで快適なベースとなりました。
夕焼けの上河内岳。
2021年12月28日 16:36撮影 by  SOV40, Sony
12/28 16:36
夕焼けの上河内岳。
そして聖岳。
テントにいるのが勿体ない景色でした。
2021年12月28日 16:39撮影 by  SOV40, Sony
12/28 16:39
そして聖岳。
テントにいるのが勿体ない景色でした。
翌朝。
まずは小聖岳を目指します。
2021年12月29日 06:17撮影 by  SOV40, Sony
12/29 6:17
翌朝。
まずは小聖岳を目指します。
小聖岳手前から西沢に向かって下降。
2021年12月29日 07:13撮影 by  SOV40, Sony
12/29 7:13
小聖岳手前から西沢に向かって下降。
B沢の氷瀑が見えました。
テンションが上がります。
2021年12月29日 07:13撮影 by  SOV40, Sony
12/29 7:13
B沢の氷瀑が見えました。
テンションが上がります。
最後は懸垂で。
2021年12月29日 08:20撮影 by  SOV40, Sony
12/29 8:20
最後は懸垂で。
西沢に降りていよいよスタート。
2021年12月29日 08:52撮影 by  SOV40, Sony
12/29 8:52
西沢に降りていよいよスタート。
A沢と分かれ、初めの氷瀑。
傾斜がなくノーロープで取付きました。
2021年12月29日 09:12撮影 by  SO-41B, Sony
12/29 9:12
A沢と分かれ、初めの氷瀑。
傾斜がなくノーロープで取付きました。
思ったより高さがあり緊張しましたが、後続にロープを持たせてしまい、上からロープを垂らすことができず反省・・
無事、ymoonも登れました(良かった)。
2021年12月29日 09:27撮影 by  SOV40, Sony
12/29 9:27
思ったより高さがあり緊張しましたが、後続にロープを持たせてしまい、上からロープを垂らすことができず反省・・
無事、ymoonも登れました(良かった)。
続く氷瀑は難なく越え。
2021年12月29日 09:28撮影 by  SO-41B, Sony
12/29 9:28
続く氷瀑は難なく越え。
続いて遠くに見える巨大な氷瀑を目指してラッセル。
2021年12月29日 09:48撮影 by  SOV40, Sony
12/29 9:48
続いて遠くに見える巨大な氷瀑を目指してラッセル。
デカい・・。
2021年12月29日 10:07撮影 by  SO-41B, Sony
12/29 10:07
デカい・・。
まずは若月がリード。
60mロープでも足りず、2P目はMDTがリードしました。
2021年12月29日 10:30撮影 by  SOV40, Sony
12/29 10:30
まずは若月がリード。
60mロープでも足りず、2P目はMDTがリードしました。
この氷瀑を抜けた後は、小さな氷瀑とラッセルの繰り返し。
2021年12月29日 12:03撮影 by  SOV40, Sony
12/29 12:03
この氷瀑を抜けた後は、小さな氷瀑とラッセルの繰り返し。
ラッセルが深くてなかなか進みません・・
2021年12月29日 12:10撮影 by  SO-41B, Sony
12/29 12:10
ラッセルが深くてなかなか進みません・・
深い・・
2021年12月29日 12:22撮影 by  SOV40, Sony
12/29 12:22
深い・・
ラッセルを避け、氷のラインを前進しました。
2021年12月29日 12:36撮影 by  SOV40, Sony
12/29 12:36
ラッセルを避け、氷のラインを前進しました。
手強いアイスボルダーもあり。
全身疲れ切りました。
2021年12月29日 12:40撮影 by  SOV40, Sony
12/29 12:40
手強いアイスボルダーもあり。
全身疲れ切りました。
今回は山頂目指してB沢をひたすら詰めましたが、周辺には魅力的な氷がたくさんありました。
聖岳西面は氷王国です。
2021年12月29日 13:43撮影 by  SOV40, Sony
12/29 13:43
今回は山頂目指してB沢をひたすら詰めましたが、周辺には魅力的な氷がたくさんありました。
聖岳西面は氷王国です。
高度が上がると氷瀑は見られなくなりました。あとは歩くのみ。
2021年12月29日 13:58撮影 by  SOV40, Sony
12/29 13:58
高度が上がると氷瀑は見られなくなりました。あとは歩くのみ。
早くクラストしてくれ、祈るようにラッセルを続け。
2021年12月29日 15:15撮影 by  SOV40, Sony
12/29 15:15
早くクラストしてくれ、祈るようにラッセルを続け。
最後は山頂へ一直線に伸びるルンゼ。
天候はいつの間にか大荒れとなりました。
2021年12月29日 15:45撮影 by  SO-41B, Sony
12/29 15:45
最後は山頂へ一直線に伸びるルンゼ。
天候はいつの間にか大荒れとなりました。
山頂。
2021年12月29日 16:09撮影 by  SO-41B, Sony
12/29 16:09
山頂。
記念撮影して早々に下山開始。
2021年12月29日 16:15撮影 by  SOV40, Sony
12/29 16:15
記念撮影して早々に下山開始。
下降は風雪と暗闇で視界がなく、ちょっと情けないですが、スマホのGPSを頼りに何とかテントに帰り着きました。(完)
2021年12月29日 17:43撮影 by  SOV40, Sony
12/29 17:43
下降は風雪と暗闇で視界がなく、ちょっと情けないですが、スマホのGPSを頼りに何とかテントに帰り着きました。(完)
撮影機器:

感想

●同じ山行の記録
同行者MDTさん:https://yamap.com/activities/14974539
所属同好会HP:https://suac-sigaku.blogspot.com/2021/12/b.html
※記録自体は8割方MDTさんに書いて頂いたものです。

●山行概要
聖岳西面B沢から山頂を目指した記録。
登山体系という古い資料に記載はあるものの、記録は乏しい。
B沢にかかる90m大滝は年末に必ず凍るわけでは無いようだが、本記録では運良く凍っていたため、山頂まできれいに抜けることができた。

●感想
・氷の難度自体は高くないが、アプローチ含め行程が長く、体力勝負の山行だった。
・アタック日の午後は自分が体験した中では最強の吹雪となった。風雪と暗闇で視界が無く、地面の凹凸すら把握できず転んでしまう、ゴーグルもメガネもあっという間に凍り付いく。結局、裸眼(視力0.1以下)で薄目を開けて歩いた。大荒れが懸念されるときは、コンタクトレンズの方が対応しやすいと思った。MDTさんが吹雪の中スマホでGPSを操作して何とか引っ張ってくれたが、一人だったら無事にテントに帰りつけていたか自信がない。
・B沢には魅力的な氷がたくさんあったので、B沢でビバークしながら周囲の氷を登り倒すような山行もやってみたい。ただし、本山行は達人のMDTさんに自分が「連れて行ってもらった」ことを忘れてはならない。さらに欲張った山行をやりたいなら、もっと練習しなくては。

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