薬師岳(初日の出&登り始め山行)
- GPS
- 12:34
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,744m
コースタイム
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 12:24
天候 | 雪のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●駐車場までの林道に雪はなし。ただ路面が凍結している箇所は点在しており、事故防止のためにもスタッドレスタイヤは必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山道はとても整備されており、危険箇所なし。降雪の中のナイトハイクだったが、道に迷うような箇所はなかった。 ●全体として雪は少ない。登りは雪が降っていたので全体的に積雪があったが、下り時点で2000mまではほぼ雪はなし。杖立峠を超えると約15cm、苺平を越えると20~30cmの積雪。 ●降雪直後ということも雪質はサラサラ。苺平からチェーンスパイク使用、アイゼンまでは必要ないと感じた。 ●薬師岳までしか行ってないので、観音岳、地蔵岳の様子は不明。 |
その他周辺情報 | みさかの湯(720円) |
写真
感想
初日の出と登り始めを目的に夜叉神峠登山口からのピストンで、鳳凰三山の1つ薬師岳へ。
昨年も1月に同じコースで避難小屋泊で登り、日の出が綺麗だったので、初日の出はここで見ようと計画。それほどきつくなかった記憶があり、寝ずに日帰りピストンで大丈夫だろうと安易に考え、登山口で年明けを見届けた後、すぐに小雪が降る中ナイトハイクで薬師岳へ向かった。しかし自分の考えは甘かったと思い知らされた。
登り始めから夜叉神峠までの距離がなんだか長く感じられ、杖立峠付近ですでに息が切れ始める。苺平から積雪が増え始めたのでチェーンスパイクを装着、南御室小屋に到着した頃には息絶え絶え。
南御室小屋で行動食とアミノバイタルで体調を整え登り始めるも、きつくてなかなか足が前に進まない。時折立ち止まりながら登り続け、なんとか砂払岳に到着。本当は薬師岳で初日の出を見るつもりだったが、とても間に合わない。予定を変更して砂払岳で初日の出を迎える。
初日の出は素晴らしかった。
ただ防寒対策はしっかりやったつもりが、風が強くとにかく寒い。体力的にも薬師岳はやめて下山しようかとも思ったが、少し休憩したいので薬師岳小屋に向かう。
少し風を防げる場所で休めればと思ったが、薬師岳小屋が年末年始営業していたのは助かった。暖かい小屋の中の休憩させてもらい少し生き返る。
少し回復したので薬師岳の山頂を踏み、早々に下山し始める。下り始めると苺平辺りでシャリバテのような症状になり、用意した行動食を全て食べ尽くしてしまった。いつも予備で持っている行動食に初めて手をだした。
下りは登りより余力があったが、苺平、杖立峠、夜叉神峠の3回の登り返しは全く足が進まない。一歩一歩なんとか登って夜叉神峠まで戻りようやく一安心。夜叉神峠で少し食事休憩をとって駐車場までなんとか下山した。
原因はおそらく寝不足。
仮眠も全く取らず寝ずに登ったのが悪かった。こんなにきついとは思わなかった。寝不足は考えている以上に体力を奪われることを身をもって経験。
考えてみれば、いつも寝不足の山仲間をきつめの山に連れまわし登らせていたが、かなり辛かったはず。もっと気を使ってあげればよかったなと今更ながら思う。
もし寝不足のメンバーがいたら気を使ってあげてください。寝不足でないことが一番ですが。
登り始めから良い経験をさせてもらった。
このように山に登れることに改めて感謝しないとなと思う。
年始の震災、事故で被害に遭われた方が少しでも早く日常生活を取り戻せることを祈っています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する