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Yamareco

記録ID: 634000
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

湯殿山

2015年05月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
よしやん その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:29
距離
10.4km
登り
869m
下り
1,028m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:04
休憩
0:25
合計
5:29
8:09
5
スタート地点
8:14
8:21
29
8:50
8:53
21
9:14
9:16
41
9:57
9:58
68
11:06
11:06
102
12:48
12:55
17
13:12
13:13
7
13:20
13:21
13
13:34
13:37
1
13:38
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
月山ロープウェー利用。
姥沢からは西川町路線バスで移動。
http://www.town.nishikawa.yamagata.jp/chomin/11/chomin11020001.html
姥沢14:20のバスは平日デマンド運行で、事前に電話連絡をしておきました。
その他周辺情報 ロッヂやつなみに連泊。
清潔で気持ちのいい宿でした。
前日に引き続きリフトで
2015年05月01日 08:13撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/1 8:13
前日に引き続きリフトで
今日はまず姥ヶ岳へ
2015年05月01日 08:24撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/1 8:24
今日はまず姥ヶ岳へ
直登
2015年05月01日 08:30撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/1 8:30
直登
昨日に引き続き好天
2015年05月01日 08:52撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/1 8:52
昨日に引き続き好天
夏道を行き金姥へ。
2015年05月01日 09:16撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/1 9:16
夏道を行き金姥へ。
金姥からのトラバース
2015年05月01日 09:18撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/1 9:18
金姥からのトラバース
湯殿山が見えて来る
2015年05月01日 09:34撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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5/1 9:34
湯殿山が見えて来る
なんというか
2015年05月01日 09:37撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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5/1 9:37
なんというか
神秘的な雰囲気の山
2015年05月01日 09:42撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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5/1 9:42
神秘的な雰囲気の山
2015年05月01日 09:51撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
2
5/1 9:51
ヤブを漕いで雪面へ
2015年05月01日 10:29撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/1 10:29
ヤブを漕いで雪面へ
ほぼ山頂
2015年05月01日 10:45撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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5/1 10:45
ほぼ山頂
一息ついて月山方向を眺める
2015年05月01日 10:49撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/1 10:49
一息ついて月山方向を眺める
でも本当の山頂はあっちだった
2015年05月01日 10:49撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/1 10:49
でも本当の山頂はあっちだった
湯殿山を駆け下りて登り返す。
2015年05月01日 11:34撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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5/1 11:34
湯殿山を駆け下りて登り返す。
金姥までの登り返しがしんどい
2015年05月01日 12:24撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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5/1 12:24
金姥までの登り返しがしんどい
姥ヶ岳に戻りました。
2015年05月01日 13:15撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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5/1 13:15
姥ヶ岳に戻りました。

感想

出羽三山。
羽黒山が現世、月山が前世、湯殿山が来世を表すとされているらしい。
従って、羽黒山にまず参り、月山へは北側の弥陀ヶ原から上り、湯殿山神社側に降りる、といううのが本来の登り方であるらしく、芭蕉もそのようなルートを通ったようである。
湯殿山こそが「総奥の院」とされ、また周辺には即身仏を祀った寺院もあるとのこと。さらに以前は女人禁制の地とされ、「語るなかれ、聞くなかれ」とまで言われている、まさに神秘の領域である。

羽黒山には以前観光で訪れており、前日(4/30)には月山に登頂した。ぜひ湯殿山にも行ってみたい。

湯殿山神社側に行くことも考えたが、月光坂のハシゴは残雪期には全く無理なようである。
山と高原地図を見ても1500mの湯殿山山頂に至る登山道はない。ところがヤマレコを見てみるとGW時期の残雪期だけは尾根をたどって登頂可能のようで、山スキーを楽しむ人たちが結構登っているようである。次の行程に予定しているバスは姥沢14時20分。姥ヶ岳からのピストンでなんとか行って来れそうだ。

前日に引き続いて朝8時のリフトに乗る。引き続き好天で、くっきりと朝日連山が見える。

姥ヶ岳まで150mほどをゆっくりと直登する。ここまでは勝手がわかっている。

夏道を通って金姥へ。分岐から西へ向かうと明らかに雰囲気が変わる。スキーヤーや登山者が多い月山への道とは異なり、トレースは弱く、やや緊張したトラバースとなる。

姥ヶ岳と1688m峰を北側から廻りこむ形になり、徐々にだがやがてはっきりと湯殿山が姿を現す。

写真ではうまく伝わらないかもしれないが、本当に独特の雰囲気を持った山である。月山の上の方から見れば連山の一つでしかなく、深田百名山に言うように「論ずるに足らない」山かもしれないが、この谷から見た姿は神秘的を通り越して霊的なものを感じさせ、この世のものとは思えない、まさに来世に来たような雰囲気を醸し出す。

装束場の平原から山に取り付く。残雪の多い南側は雪崩ることもあるかもしれないと思い、北側から廻りこんだため、途中で藪漕ぎを強いられたが、しばらくして山頂の広い地点に到着。

さてバスの時刻も気になりだし、戻ろうかというところでスキーヤー男子と遭遇、会話したところ本当の山頂はもっと先のコブのところだと言う。

なんとか山頂登頂のログをゲットし、下山へ。装束場地点まではものの10分ほどで駆け下りたものの、その後の金姥までの登り返しはスキーによって自分たちのトレースが消されているところもあり、苦戦を強いられる。

どうにか姥ヶ岳まで戻り、スキー場を駆け下りる。スキー程は早くないが、ロープウェーと同じ位の速度では降りたようである。

前日に引き続き好天に恵まれ、忘れがたい貴重な体験ができた山行となりました。
湯殿山で出会ったスキーヤーの皆さん、ありがとうございました。

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コメント

出羽三山
yoshiyanさん、こんにちは。

連日の出羽三山、お疲れさまでした。天気に恵まれて素晴らしい山行だったことと思います。
レコを拝見すると、距離も登降差も月山よりハードですね。でもなかなかの景色ですし、積雪期限定のようなところもありそうなので、達成感は月山より高かったのではないでしょうか。

このあとのGWレコも楽しみにしています。
2015/5/9 13:22
Re: 出羽三山
papibanさん、こんにちは。
月山ではお世話になりました。

前日の月山、姥ヶ岳からの景色が素晴らしかったので、もう一度登ってみたくなり、せっかくならと湯殿山にチャレンジしてみました。最初は自分たちしかおらず、少し心配だったのですが、下山するころにはスキーヤーの人が何人か登ってきていました。

レコが溜まって、宿題が溜まった小学生みたいになっていますが、頑張って書きますのでよろしければご覧になってください。

よろしくお願いいたします。
2015/5/9 21:10
yoshiyanさん、はじめまして
月山を目指した日は違えども、私たちもロッヂやつなみに泊まっていました。
朝、サーモスにお湯をもらってた方たちかしら?
月山だけじゃなく湯殿山も行かれたんですね、うらやましい!積雪期しか行けない山頂ですから行ってみたかったのですが、スキーだと滑らないという情報もあったので私たちは次回に持ち越しです。

どこかの山で、またお会い出来るといいですね!
2015/5/10 22:33
Re: yoshiyanさん、はじめまして
kiyokiyoさん,コメント有難うございます。

サーモスにお湯をいただいていたのが私たちです。
食事の時に,月山スキー場がテレビで放映されて大いに盛り上がりましたね!
確か,後姿が映っている,とおっしゃっていた方でしょうか?

スキーも登山も両方楽しまれているのですね。羨ましいです。
湯殿山を姥が岳の方から目指したのは,私達がその日朝一番でしたが,
山頂に到着すると反対側斜面からのスキーヤーや,
姥が岳方向へ下山の途中,10数名のスキーヤーが登って来られました。

是非湯殿山に登ってくださいね。
またお会いできると嬉しいです。
2015/5/11 21:26
プロフィール画像
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