太神山から堂山まで縦走〜湖南アルプスは石像と岩場を巡る変化に富んだルートだった!


- GPS
- 05:37
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 710m
- 下り
- 697m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:34
天候 | 晴れのち小雨のちまた晴れ…翌日から極寒! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
太神山はもちろん、堂山分岐ルートも登山道は分かり易い。堂山へは北側から登る方が優しいが、南側を下るのは注意が必要⚠️なお、太神山から矢筈ヶ岳までは縦走可能。その先の、笹間ヶ岳へは高速工事のため、通行止め×…御仏河原からアルプス登山口へ下山は可能🙆♂️ |
その他周辺情報 | バス停までは何も無し!(>_<) 石山駅まで戻れば何でもある。コンビニ、飲み屋、温泉(石山温泉は日帰り可…https://hpdsp.jp/bodaiju/)などなど… |
写真
感想
山と渓谷社の「分県登山ガイド〜滋賀県の山」の背表紙にユニークな仏さまの写真があり…ずっと前から気になって捜していた石像…微笑んだ表情が何とも優しげで温かさすら感じる不思議な仏さまを…やっと見つけた!💡…やっと実際に拝むことができ新春早々、縁起の良い登山となった。
きっかけは松竹新喜劇のチケットだった…先行予約で最前列の席が確保でき京都南座に初の観劇となった訳だが…どうせ関西に行くなら隣りの滋賀県の里山に寄ろうと思い立った次第。…と、いうのも最近ハマってるアルプスシリーズ〜真冬でも安心して登れて変化に富んだ景色が楽しめるのと。。。この地方に多い奇岩を巡るルートが魅力的な山々を以前からピックアップしてあった。中でも信仰深い不動寺を頂に持つ湖南アルプスにどうしても登ってみたかったのだが、さて!登る前にリサーチしたヤマレコからこの念願の石像画像を見つけた訳である…その感動は言葉にできないくらい大きく、いても立っていられず…新年早々‼︎この新春に相応しい御利益たっぷりな石像巡りとパワースポット巡りを決行することとした。
…JR石山駅から、バスでアクセスでき本数も1時間に1本あるので計画的に周れば便利な方か…?バス停の名は『アルプス登山口』!…いかにも登りたくなる名前がバスの行き先〜終点だった。周りに部落もあり、新名神高速道路の工事で鹿島の事務所もあるのだが…バス停の近くに商店はおろか、座るベンチすらないので乗り遅れると暇は潰せないから注意が必要。
アルプス登山口の名に相応しくない巨大な人工建造物〜高速道路のアーチ状の橋の規模のデカさに圧倒されつつ、迎不動までは緩い登り坂のアスファルトの道を進む。途中、堂山への分岐を確認して時間があれば寄ることにして先を急ぐ。不動橋を超えると山道となるが、危険箇所はなく傾斜もそれほどではない。途中、巨大なアーチ橋や近くの部落を見下ろす展望地はあったが、このルートはアルプスと呼べるほど視界は良くない(>_<)…代わりに石像巡りを楽しめるので行きか帰りには寄るといい。泣き不動さまは可愛いし、不動寺の二尊門に立つ石像〜念願の石像に出会えた感激は究極の極みであった。
不動寺本堂は、重文なのだが現在改修中…(≧∇≦)巨大な岩を抱くように急斜面に立つお堂は足場に隠されていても厳格な雰囲気を感じるし、清水の舞台の様な作りは保存工事で生まれ変わるのを期待したい。お堂上の巨岩は胎内潜りができ、パワースポットとしてこの山の象徴なのだろう。更に先に三角点と奥之院のお堂があるが、視界はない。
お寺の庶務所近くにはトイレと休憩所がありしばし軽食🍙🌭を取る。もちろん🍺も(^.^)…怪しい空模様になり、少しパラパラと降り出したので急いで下山。。。堂山入口あたりまで下ると…天気は小康状態となりまだ時間もあったので、このアルプス最大の絶景と岩場を求め分岐点を折れ、再び登りだす💦
…一度下ったものを再び登るには気力が要る!しかし、このルート…すぐに景色は一変し、滝と沢を巡るルートの先に平坦な沼地…やがて現れる岩場は荒々しく景色も絶景が広がり、飽きさせない!実はこのルート、分県ガイドでも『関西周辺の山』(週末登山コースの百貨辞典〜山と渓谷社※既に絶版)にも載っていない!ヤマレコの投稿から参考にさせて貰った訳だが…登山道は整備されて分かり易いのだが、岩場が急でファミリー向けではないからだろうか?…しかし、実に面白い!福山雅治並み唸りたくなるコースだった!
山頂だけでなく前後1キロくらいは岩場で最高な眺め…先月登った金勝アルプスやそこから見えた近江富士〜三上山、湖東の街並みから琵琶湖に広がる景色まで一望でき爽快感満載!…正直、堂山だけを目指しても十分満足できるし、もう一つの湖南アルプスとして是非経験して欲しい。。。そんな感動を何倍も与えてくれる縦走路だった。
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