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Yamareco

記録ID: 6353334
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

小川谷右岸上段歩道・続 喜右衛門小屋窪左岸尾根〜コツ谷

2024年01月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
bistari その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:49
距離
24.1km
登り
1,768m
下り
1,746m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:37
休憩
1:11
合計
10:48
距離 24.1km 登り 1,771m 下り 1,758m
7:10
132
9:22
9:42
73
小川谷林道終点広場
10:55
11:05
23
三又
11:28
11:32
40
喜右衛門小屋窪
12:12
16
喜右衛門小屋窪左岸尾根上段歩道横断地
12:28
12:31
22
中沢
12:53
12:55
45
コツ谷
13:40
13:53
70
コツ谷出合
15:03
15:13
49
三又
16:02
16:11
107
小川谷林道終点広場
17:58
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東日原駐車場に自家用車駐車。
駐車料金500円。
コース状況/
危険箇所等
広場〜三又 以前より荒れている上に落ち葉が積み重なっていて時間がかかる。
三又〜喜右衛門小屋窪 酉谷径は三又から崩落しているので酉谷沿いに進みリボンがある途中から酉谷径に上がる。
喜右衛門小屋窪左岸尾根〜コツ谷 中沢の前後2つ凹状地を含め越えるのにどれも踏み跡は薄い。
コツ谷〜酉谷山南東尾根(酉谷コツ谷中間尾根) コツ谷左岸は巨大な岩壁が連なり1200〜1250mの高度を保っての進入は不可能。
今年すでに3回目の登山、いやはや頭が下がります。
今年も年間100日越えの山行かな。
2024年01月07日 09:41撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/7 9:41
今年すでに3回目の登山、いやはや頭が下がります。
今年も年間100日越えの山行かな。
寒々しい陽の当たらない三又。
上から流れ込むのが滝谷、右からのは酉谷。
2024年01月07日 10:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 10:50
寒々しい陽の当たらない三又。
上から流れ込むのが滝谷、右からのは酉谷。
崩壊した旧酉谷径を避け酉谷沿いに進む。
2024年01月07日 11:05撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 11:05
崩壊した旧酉谷径を避け酉谷沿いに進む。
喜右衛門小屋窪が近づいてくる。
2024年01月07日 11:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 11:24
喜右衛門小屋窪が近づいてくる。
赤テープが残されている喜右衛門小屋窪左岸尾根に乗り上がる。
2024年01月07日 11:57撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 11:57
赤テープが残されている喜右衛門小屋窪左岸尾根に乗り上がる。
前回目印にテープを残した喜右衛門小屋窪左岸尾根1240m圏(テープは撤去した)。
この辺り踏み跡は全く見当たらない。
2024年01月07日 12:12撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/7 12:12
前回目印にテープを残した喜右衛門小屋窪左岸尾根1240m圏(テープは撤去した)。
この辺り踏み跡は全く見当たらない。
中沢の一つ手前の凹状地と小尾根をなんとか見つけた踏み跡をたどる。
2024年01月07日 12:19撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 12:19
中沢の一つ手前の凹状地と小尾根をなんとか見つけた踏み跡をたどる。
中沢に残されたワサビ田跡を越え左岸の踏み跡を追っていく。
2024年01月07日 12:31撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 12:31
中沢に残されたワサビ田跡を越え左岸の踏み跡を追っていく。
コツ谷中沢中間尾根から見上げる酉谷山南東尾根コツ谷左岸側の岩壁。
2024年01月07日 12:43撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/7 12:43
コツ谷中沢中間尾根から見上げる酉谷山南東尾根コツ谷左岸側の岩壁。
コツ谷へ向けてハッキリした踏み跡が続く。
2024年01月07日 12:45撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 12:45
コツ谷へ向けてハッキリした踏み跡が続く。
コツ谷へ向けて下る。
2024年01月07日 12:53撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/7 12:53
コツ谷へ向けて下る。
コツ谷左岸側(真ん中やや右より)に右上する踏み跡が見える。
2024年01月07日 12:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 12:50
コツ谷左岸側(真ん中やや右より)に右上する踏み跡が見える。
コツ谷上流側を見る。
2024年01月07日 12:53撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 12:53
コツ谷上流側を見る。
コツ谷左岸を進むと岩が現れ始め、なおも右へ進む。
2024年01月07日 13:00撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/7 13:00
コツ谷左岸を進むと岩が現れ始め、なおも右へ進む。
岩壁に阻まれ先へ進めず。
上部は酉谷山南東尾根上の大岩峰。
2024年01月07日 13:15撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 13:15
岩壁に阻まれ先へ進めず。
上部は酉谷山南東尾根上の大岩峰。
コツ谷の5mほどのネジレ滝。
2024年01月07日 13:26撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/7 13:26
コツ谷の5mほどのネジレ滝。
ネジレ滝下の滝つぼ。
2024年01月07日 13:25撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1/7 13:25
ネジレ滝下の滝つぼ。
コツ谷出合から見る酉谷山南東尾根(右端)。
残された道標は南東尾根を乗り越して旧酉谷小屋、酉谷山への進路を示している。
2024年01月07日 13:38撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/7 13:38
コツ谷出合から見る酉谷山南東尾根(右端)。
残された道標は南東尾根を乗り越して旧酉谷小屋、酉谷山への進路を示している。
広場手前七跳窪左岸には立木にテープが巻かれ踏み跡が見える。
M師によると七跳尾根に合流する林業用作業道ではないかとのこと。
2024年01月07日 15:51撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
1
1/7 15:51
広場手前七跳窪左岸には立木にテープが巻かれ踏み跡が見える。
M師によると七跳尾根に合流する林業用作業道ではないかとのこと。
撮影機器:

感想

昨年末に小川谷林道右岸上段歩道を過去の資料に基づき四軒小屋尾根から先を探索した結果、上手くトレースできたものの時間切れのため喜右衛門小屋窪左岸尾根で打ち切ったので、今回はその続きとして旧酉谷小屋までたどり完結としたかった、のだが。。

今年すでに3回目の登山のM師と上段歩道の続きを完結すべく小川谷林道を進む。
約2週間前に歩いているものの広場から三又までは未だ落ち葉が大量に残り想定外に時間がかかってしまう。
三又からは崩壊した旧酉谷径を避け酉谷沿いに進み途中から酉谷径に合流、喜右衛門坂を登り喜右衛門小屋窪左岸尾根に乗り上がる。
尾根を登り出すとすぐに右へ顕著な山道が分かれていくが、この道は後ほど判明。
前回到達した1240m圏まで上がる。
丁度12時、駐車場を出発してから5時間、やっとスタート地点に到着。
早速踏み跡が判らず右往左往するが、標高を1200〜1250mに保ちそれらしいのを見つけ緩やかな凹状地と尾根を越えると中沢が見えてくる。
中沢に降り立つ直前に右手前方向からかなりしっかりした山道が合流してきた。
興味があったので途中までたどってみたが、これは先ほど左岸尾根を登り始めてすぐ右に分けた道だろう。
おそらく中沢にあったワサビ田へ通うための仕事道だったと思われる。
中沢から少し高度を上げすぎてしまったが、コツ谷中沢中間尾根に乗り上がると木々の間から酉谷山南東尾根にそびえ立つ岩頭が目に飛び込んできた。
岩頭をいただく酉谷山南東尾根、そしてその南側斜面となるコツ谷左岸は一面岩壁でとても径など無いように見え絶望的でさえある。
しかしコツ谷に近づくとその対岸に、今まで同様右上するわずかな踏み跡が落ち葉の中に見える。
コツ谷で小憩後その踏み跡に進入する。
だんだん頭上に岩壁が覆い被さってきて緊張感が高まる。
そして浅いルンゼに降り立つ直前で岩場に阻まれてしまった。
ルンゼの対岸も岩壁で、とても一般道があったとは思えない。
上に下に探ってみるがいかんともしがたく撤退を決めた。
どういうことなのだろうか、旧酉谷小屋の標高は1250m、四軒小屋尾根からここまで1200〜1250m間の標高を保ちながら進んできたが小屋へ向かう最後の尾根で行く手を阻まれてしまった。
さらに高度を上げて南東尾根を乗り越すのか、あるいはコツ谷を下り酉谷径に合流するのか。
古い概略図はあるが、ガイド文、紀行文等が見つからないので判断がつかない。
2020年11月8日酉谷山南東尾根(酉谷コツ谷中間尾根)を登ったとき(https://yama2syouyou.blog.fc2.com/blog-entry-98.html)
横断するような山道に気がつかなかったので、違うのかもしれない。
岩ゴツの南東尾根を苦労して乗り越すよりコツ谷を下った方が容易だろう。
しかしコツ谷左岸を上る踏み跡は確かに存在した。
四軒小屋尾根から旧酉谷小屋へつながっていたであろう昔日の上段歩道をたどる夢は挫折してしまった。
失意のうちにコツ谷を出合いへ下り、またあの長いアプローチを帰路についた。

労多くして益少なき今回の山行だったが、四軒小屋尾根からコツ谷まで消え入りそうな踏み跡を見つけながらM師と共にできた山行は記憶に残るものとなった。
今回のエリアに精通しているM師の知識と経験に感謝したい。

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