春の常念岳 のんびり常念岳南東尾根往復


- GPS
- 80:00
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 2,091m
- 下り
- 2,324m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:25
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:30
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 6:40
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:30
天候 | 3/19 雨 3/20~3/22 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:須砂渡ゲートからJR豊科駅まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
3月の北アルプスとしては雪が少なかったと思う。森林限界から前常念まではところどころ夏道が出ている。森林限界下はわかんで膝下ラッセル。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
ゴーグル
わかん
|
---|
感想
前置き:
南東尾根から雪の常念岳を往復。日程には余裕があるのであせらずゆっくり上った。ルート上とくに危険箇所や迷いそうな箇所は無く、ラッセルだけが問題となった。雪はわかんをはいて平均膝下までもぐる程度で、たまに腿まではまることもあったが、概ね歩きやすかった。森林限界を越えて前常念に登るまではけっこう夏道が出ていて3月の北アルプスにしては雪が少ない印象を持った。
1日目:
天候は雨。小雨ではなくけっこうしっかりと降っている。豊科駅でしばらく待機した後、やや小降りになったタイミングで須砂渡のゲートへ。しばらく雪の積もった林道を歩くとまた雨が強くなってきた。まだ3月なのでなるべく装備を濡らしたくは無い。途中大木の下などで1時間ほど雨宿りするが一向にやむ気配が無いので構わず進むことにする。二ノ沢分岐で雨宿りに最適な休憩所を発見。トイレもある。本日は尾根の取り付きまで行きたかったが、とにかく濡れたくないためここで幕営を決定。
2日目:
本日は森林限界までの予定。雨は上がっていた。尾根の取り付き点まではあっという間に着く。標高1600m付近まで樹林帯の急坂をひたすら登る。このあたりは雪が溶けて笹が露出し、登りにくかった。登ると傾斜が急に緩くなり、尾根は西へ続いている。ここから雪の量が次第に増えてくる。難しいところは無くただラッセルするだけだが、傾斜が緩くてなかなか高度が稼げない。ときおり左側の視界が開けて蝶ヶ岳と大滝山が見える。標高2000m付近からようやく常念岳が顔を出す。これ以前は前常念しか見えなかった。2200m付近まで来ると急にガスが出てきて展望が悪くなってしまった。このあたり広場になっており、大休止をとった。ここから森林限界まではさらに雪が増え、ラッセルが苦しい。雪の積もり方が悪いのか頻繁に足がはまってその度に体力が奪われる。このあたりがこの登山の核心部だった。この日は森林限界2400m付近にテントを張って行動終了。
3日目:
本日は常念登頂し1600m付近まで降りる予定。5:20ごろ出発。前常念の登りは雪が少なく夏道が完全に出ているところがあり、かえって登りにくかった。前常念では常念や穂高連峰のモルゲンロートが見れた。尾根は広く滑落の危険は感じなかった。常念頂上からは360°の展望。特に槍穂高連峰の大展望にビビる。これほど眺めのいい山があったことを今まで知らなかった。存分に眺めを楽しんだ後、名残惜しいが下山開始。1600m付近には12:00ごろ到着。この日のうちに神戸の自宅に帰ることもできるが、せっかく有休を使って北アルプスまで来たことだし、テントを張ってもう一泊することにする。
4日目:
本日は神戸の自宅に帰らなければならない。5:20にテントを撤収し出発。須佐渡ゲートには8:20着。ここからJR豊科駅までさらに歩く。あづみの公園を過ぎて振り返ると真っ白な常念岳が美しい。あの頂上から降りてきたんだなと思うと、常念岳が自分の特別な山になったような気分になってくる。道すがら何人もの人に「常念に登ってきたのか!?」と驚かれ、こっちが驚く。10:40豊科駅到着。今回の登山は終了した。
感想:
常念岳には初めて登ったが想像以上のあまりの展望の良さに驚いてしまった。次に登るときにはは燕岳から入山し、蝶ヶ岳にかけて縦走してみたいと思った。
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