鈴鹿 石谷川
- GPS
- 07:02
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 520m
- 下り
- 517m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース沿いに登山道が並走しているため、大滝はこの登山道を使って迂回可能。高巻きする際の取付きに注意すれば特に問題なく初心者向けと言える。ただし、直登する場合にはそれなりの装備が無いと困難 |
写真
感想
この週末土曜日は曇りでしたが、日曜日は晴天の模様。と言うことで、先週に引き続き鈴鹿の沢にお出かけしたかったのですが、先週お出かけした際もまだ水は冷たかったので、どこにするのかが悩みどころ・・・で、色々検討した結果、仙ヶ岳の南にある石谷川にお出かけすることにしました。登山道が隣接しているので泳いで突破するような滝は全て巻けば良いだろうと言う目論見です。
国道306号線経由で鈴鹿IC方面に向かい、新名神沿いにある県道302号線を通って、林道の突き当りまで進んだ堰堤上の駐車スペースに到着したのは8時半過ぎ。既に先客が2台見えましたが、本日遡行中にお会いしたのは登山者の方1名だけでした。
と言う訳で早速準備を済ませ、9時頃駐車スペースの際にある階段を下って堰堤の上流に向かいます。天気は予報通り晴天なのは良いのですが、気温は低めで風もあったので思ったより寒い・・・ただ、水量は思ったほどでもなく少なそうな感じでした。
早速遡行を開始し始めは砂地が続きますが、しばらく進んだところで大きな石のゴーロ地帯に。しかし、水量が少なく淀んでいるせいか、石には茶苔が付いており沢靴のグリップがいまいちで何気に手こずります。合わせて、まだ時期が早くてあまり歩く人もいないからか、大量の落ち葉で足場がおぼつかないのには閉口しました。
慎重にグリップを確かめながら進むと、9時20分頃、頂礼井戸滝に到着!ですが、事前に拝見していた写真で想像していたよりも、ずっとスケールが大きくてびっくり。こちらは釜を泳いで取付いて、右手の岩棚からクラックを頼りに登る、と言った記事も拝見していたのですが、正直どこから登るんだ・・・?と言った感じでした。まあ、どちらにしても泳ぐ気にならないので、予定通り手前から左岸を巻いて上部の登山道にエスケープ。
ちなみに今回、釜を備えた大きな滝は全て巻くつもりでしたが、その分小滝は出来るだけ直登(笑)それでも濡れるとまだまだ寒いですね・・・
で、さらに進むと、10:20頃前方に大きな滝が。こちらも深い釜を備えており見ごたえがあります。ですが、当然のごとく左側のバンドから巻き。ここには残置ロープがありました。釜も深そうなので夏なら飛び込めそうです。
次いで、11時頃に七つ釜の滝に到着。とりあえず行けるところまで進んで覗いてみたのですが、思った通り手前の釜が深く、泳がないと取り付けそうにもありません・・・仕方がないので、周囲を見渡してみたのですが巻き道らしきものが見つからず。と言うことで少し手前に戻ったところ、右岸側の上部に登山道を発見しました。
滑床の穏やかな流れに差し掛かったところで、時間はまだ11時半前だったのですが、お腹が空いたのでこちらで昼食を取ることにして大休止。日が当たる所は暖かく、服が乾くとポカポカして良い陽気です。お出かけしてよかったな〜と思う瞬間ですね。
こちらで1時間以上昼食休憩を取った後、再出発。体が乾いてしまったこともあり水が冷たく感じますが、しばらく進むと下調べ通り堰堤が現れました。で、こちらは右側からあっさり巻き。
しばらく進むと13:00過ぎ、前方に白雲の滝が。この滝も右側から取付いて直登した記事を拝見していたので寄ってみましたが、つるつるのスラブでとても登れそうにもありません。滝身の右側には残置されたリングボルトが見えましたが、どうやって上るんでしょうね。無理して中途半端に登ると戻れなくなりそうでしたので、こちらも右手から巻きました。
岩場を登りつつ、もう一か所ハイライトの登りがあるはず・・・と思いながら先に進みます。が、思っていたのとは違うチョックストーンの滝が出てきて暫し悩む・・・この滝は泳がずにどうやって超えれば良いんだろう?結局、しばらく悩んだ後、左手(右岸)から木の根を頼りに進んで無事超えることが出来ました。
で、最後の難関と思っていた滝に到着!こちらは皆さん問題なく登っていたはずですので是非とも超えてみたいポイント。しかし、流石に濡れずに進むのも無理そうなので、腰下まで浸かって取付きます。取りあえず空荷で登ってみたところ何とかなりそうな感じでしたのでザックを背負って再度登ったのですが、荷物があるだけでも難易度は上がるんですね・・・と言いつつ何とか超えることが出来たので満足です。
この後しばらく進んで2段滝に到着したところで時間は14:30になってましたので、本日の遡行はこちらで終了。右手から沢沿いにある登山道に上がり、沢装束を解いて下山することに。で、1時間半ほどで無事駐車場に戻ることが出来ました。
結果、7時間ほどの山行となりましたが、今回も満足度の高い沢登りでした。正直、初心者向けの沢と言う記事が多かったのですが、私的にはそこそこ難易度が高かった気がします。確かに巻き道がありますので、直登しなくても先に進めるのは事実ですが、それでもどこを進むか悩むケースがありましたし、超えるのに苦労するポイントも多かったです。まあ、それが楽しいと言えば楽しいんですけどね。
再度、初心者であることを心に銘じて侮らずに遊ぶことの必要性を感じました。が、こんな感じで上達するのかな・・・と不安になったのは内証です(笑)と言う訳で、以上、石谷川の遡行報告でした。
以下ブログです
http://blogs.yahoo.co.jp/kappa_324/17547210.html
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