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Yamareco

記録ID: 6377713
全員に公開
山滑走
谷川・武尊

平標山で初滑り(平元新道経由ピストン)

2024年01月14日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.7km
登り
1,016m
下り
1,004m

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
1:00
合計
6:26
5:46
15
6:01
6:03
56
別荘地管理道終点
6:59
7:05
125
9:10
9:17
71
10:28
10:49
13
11:02
11:05
24
11:29
11:50
17
12:07
12:07
5
別荘地管理道
12:12
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山者用駐車場が積雪で利用できないため、火打シェッドの路側利用
コース状況/
危険箇所等
まだ例年より雪は少ない。底雪が締まっておらず、地雷や隠れ藪などあるので、登り、滑走とも注意。
日の出前、別荘地を抜けて林道へ。林道にスノーシューらしき2、3人の先行者のトレース。ありがたく使わせてもらいながら進む。ヤカイ沢への入口の笹は葉がほとんど隠れていたが、藪はまだうざいだろうなあと思い、山の家経由で山頂へ向かうことにする。
2024年01月14日 05:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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日の出前、別荘地を抜けて林道へ。林道にスノーシューらしき2、3人の先行者のトレース。ありがたく使わせてもらいながら進む。ヤカイ沢への入口の笹は葉がほとんど隠れていたが、藪はまだうざいだろうなあと思い、山の家経由で山頂へ向かうことにする。
先行は女性3人で交代しながらラッセルしていた。出発は1時間ほど早いようだが、挨拶して自分が先行。平元新道登山口で一休みしていく。
2024年01月14日 06:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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先行は女性3人で交代しながらラッセルしていた。出発は1時間ほど早いようだが、挨拶して自分が先行。平元新道登山口で一休みしていく。
登山口の道祖神?を掘り起こしてから重ラッセルの開始。1週間ほど前の雪降り後のトレース跡がわかるが、降雪で埋まっていたので膝上ラッセル。トレースを外した方が埋まらず楽なので所々外していく。
2024年01月14日 07:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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登山口の道祖神?を掘り起こしてから重ラッセルの開始。1週間ほど前の雪降り後のトレース跡がわかるが、降雪で埋まっていたので膝上ラッセル。トレースを外した方が埋まらず楽なので所々外していく。
唐松林が終わり、ダケカンバやブナなどの林相に変わると、いよいよ斜度が増すところ。ほぼ夏道沿いに登っていくが初滑りで重ラッセルはかなりきつい。
2024年01月14日 07:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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唐松林が終わり、ダケカンバやブナなどの林相に変わると、いよいよ斜度が増すところ。ほぼ夏道沿いに登っていくが初滑りで重ラッセルはかなりきつい。
深いとこは板が潜って難儀。ストックで雪を割りながら板を上げて進んでいく。小沢を横切りさらに登っていくと、傾斜が緩くなり山の家は近い。
2024年01月14日 09:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/14 9:06
深いとこは板が潜って難儀。ストックで雪を割りながら板を上げて進んでいく。小沢を横切りさらに登っていくと、傾斜が緩くなり山の家は近い。
登山口から2時間以上かけてやっと山の家に到着して休憩。この日のスキーはウエイバック88、スキーの選択を失敗したのでした。一休み後は山頂を目指す。
2024年01月14日 09:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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登山口から2時間以上かけてやっと山の家に到着して休憩。この日のスキーはウエイバック88、スキーの選択を失敗したのでした。一休み後は山頂を目指す。
左には苗場スキー場の景色を見ながら
2024年01月14日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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左には苗場スキー場の景色を見ながら
右には仙ノ倉から続く県境稜線のエビス大黒の頭がちょこっと見える。いつも風が吹く稜線も風もほとんどなく青空の雪景色を楽しみつつ、ラッセルに喘ぎながら進んでいく。
2024年01月14日 09:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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右には仙ノ倉から続く県境稜線のエビス大黒の頭がちょこっと見える。いつも風が吹く稜線も風もほとんどなく青空の雪景色を楽しみつつ、ラッセルに喘ぎながら進んでいく。
ヤカイ沢の冬季ルート稜線が左に見えると、沢から上がってきたスキーヤーの姿が見えた。いつも降雪後の稜線は固い雪上にうっすら新雪がつく程度だが、この日はパックされた雪が深いとこで膝下くらいあって、これがまたきつい。尾根の合流でやっとラッセルから解放されたが、最後は太腿が攣ってました。
2024年01月14日 10:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/14 10:11
ヤカイ沢の冬季ルート稜線が左に見えると、沢から上がってきたスキーヤーの姿が見えた。いつも降雪後の稜線は固い雪上にうっすら新雪がつく程度だが、この日はパックされた雪が深いとこで膝下くらいあって、これがまたきつい。尾根の合流でやっとラッセルから解放されたが、最後は太腿が攣ってました。
先行者のトレースに合流すると楽々歩き。地獄から天国へと変わりました。しかし、下りもあるのでゆっくり進んで山頂へ到着。途中から風があって寒かったので、アウター着て滑走準備してから展望をしばし楽しんだ。前の日も登った水沢山などをズーム。
2024年01月14日 10:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/14 10:42
先行者のトレースに合流すると楽々歩き。地獄から天国へと変わりました。しかし、下りもあるのでゆっくり進んで山頂へ到着。途中から風があって寒かったので、アウター着て滑走準備してから展望をしばし楽しんだ。前の日も登った水沢山などをズーム。
仙ノ倉山の左には谷川岳など
2024年01月14日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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仙ノ倉山の左には谷川岳など
北には越後の名山、巻機、八海山、守門、わずか中ノ岳など
2024年01月14日 10:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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北には越後の名山、巻機、八海山、守門、わずか中ノ岳など
山頂標識
2024年01月14日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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山頂標識
西には苗場山の平
2024年01月14日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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西には苗場山の平
その左奥には白馬三山も良く見えていた。
2024年01月14日 10:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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その左奥には白馬三山も良く見えていた。
しばし展望を楽しんだら滑走開始。ヤカイ沢を滑る方もいたが、自分はラッセルを満喫してるときに楽しめそうな斜面を確認していたので、山の家から林道に向けて滑ることにする。稜線の雪は所々深く、細板だと潜ったり、何回か転がりそうになる。
2024年01月14日 10:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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しばし展望を楽しんだら滑走開始。ヤカイ沢を滑る方もいたが、自分はラッセルを満喫してるときに楽しめそうな斜面を確認していたので、山の家から林道に向けて滑ることにする。稜線の雪は所々深く、細板だと潜ったり、何回か転がりそうになる。
山の家で一息。ちょうど隣に車を停めていた同県の3人さんの2番手が休んでいた。
2024年01月14日 11:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 11:03
山の家で一息。ちょうど隣に車を停めていた同県の3人さんの2番手が休んでいた。
樹林のスペース深雪滑り。時々障害物があるが楽しくパフパフしていく。
2024年01月14日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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樹林のスペース深雪滑り。時々障害物があるが楽しくパフパフしていく。
下るほどに暖かくなり雪は重くなる。
2024年01月14日 11:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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下るほどに暖かくなり雪は重くなる。
唐松林は登りトレースなりに適当に滑って登山口へ到着。後は林道を戻るだけだが、ここで腰を下して昼休憩していく。
2024年01月14日 11:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 11:40
唐松林は登りトレースなりに適当に滑って登山口へ到着。後は林道を戻るだけだが、ここで腰を下して昼休憩していく。
休憩後は林道トレースを戻りますが、傾斜のない林道は手漕ぎもあって腕のトレーニングもできました。
2024年01月14日 11:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1/14 11:51
休憩後は林道トレースを戻りますが、傾斜のない林道は手漕ぎもあって腕のトレーニングもできました。
ヤカイ沢の入口、やっぱり雪はまだ少ない。
2024年01月14日 12:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ヤカイ沢の入口、やっぱり雪はまだ少ない。
車に戻って山頂を眺める。
2024年01月14日 12:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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車に戻って山頂を眺める。
降雪直後の好天で雪遊び族が分散されたのか、いつもより車が少ない平標でした。
2024年01月14日 12:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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降雪直後の好天で雪遊び族が分散されたのか、いつもより車が少ない平標でした。

感想

この冬は雪が少なくて山滑りに行く気分に中々なれなかったが、1週間ほど前や、土曜の降雪である程度積もったようなので、平標で初滑りすることにした。それでもまだ積雪が少ないので、ヤカイ沢ルートはやめて、夏道ルートを山の家経由で山頂に向かうことにした。

暗いうちに出発したが、先行者は女性3人さんがスノーシューで交代しながら林道を進んでいた。途中で自分が交代してから、山の家、冬季ルート尾根合流までソロラッセル。急な夏道登りは、初日にしてはきつい地獄のようなラッセル。毎週の水沢登りをしていなければ、山頂までもっと時間がかかったことでしょう。山の家から山頂へ向かう途中は快晴の雪景色を見ながらの進む。例年と雪付きが違ってパック雪が薄かったり深かったりと、体力をどんどん削られていく。稜線トレースに合流すると山頂までは天国のような登り。疲れもあるので楽なわけではないが、今年最初の平標は感慨深い山となった。
展望を楽しんだ後の下りも山の家方向から林道へ落とすことにする。山の家までの下りは予想したとおり、パック雪で時々地雷などあって、何回も転がりそうになりながら滑走。山の家からは樹林のスペースを楽しむ。下るほどに雪は重くなるが、唐松林まで楽しんだら後は消化試合。登山口で休憩してから林道を戻り、別荘地もさっさと抜けて終了。

素晴らしい青空となり絶好の滑走日和でしたが、登山口からのラッセルは板を88にして大後悔。それでも、この日のラッセルができたから標高差1000mくらいなら1人でも登れる自信になりました。長野等では雪崩事故もあったみたいなので、十分注意して雪遊びを楽したいものです。

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