残雪の会津駒ヶ岳

2015年05月09日(土) 〜 2015年05月10日(日)

• GPS: 04:48
• 距離: 5.6km
• 登り: 1,149m
• 下り: 23m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:31
• 合計: 4:44

9:12 駒ヶ岳登山口バス停
9:39 9:50 会津駒ヶ岳登山口
11:44 12:01 水場
13:53 13:56 駒の小屋
13:56 ゴール地点

天候

5/9：曇り時々雨
5/10：ガスのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

テニスコート前の無料駐車場利用しました。

コース状況／危険箇所等

歩き始めは無雪。途中から残雪。ところどころ急な斜面もありましたが、登りも下りもノーアイゼンでいけました。

写真

小さいクルマが早めに集合

今回ご一緒するメンバーは勢10名の大所帯。
楽しいハイクになりそうです。(^^

出発。みんなザックがパンパンですね。何が入っているんでしょうか？

春の残り香。

ようやくとっつき。すでに大汗。

ムギュムギュとザックを鳴らし、ギシギシと階段を踏み、山へ。

げんなり気味のメンバーに、休憩ポイントでサッとフルーツ。感謝。

歩き始めてすぐにポツポツと。ザックカバーを装着。

やがて残雪。芽吹いてきた新緑と、白い雪のコントラスト。

奇跡のハート型の雪融け（やや強引）。

残雪の急登です。結局、登りも下りもノーアイゼンでクリアできました。

ボーダーシャツとボーダー傘の組み合わせの方が約一名。
どんだけボーダー好きやねん。

ガシガシと登ります。

沸きあがったガスが切れ、ときどき対岸の尾根が見えました。大戸沢岳のほうかな？

樹林帯を抜けて稜線上へ。何か見えるの？

あそこにツルリと滑り落ちると怖そうですね。(ブル

ちょっと距離が開いてしまったスローペース組。でもなんだか楽しく歩いてそう。

ハイペース組は最後の直登へ。小屋までもうひといき！

登りきり、眼下にはクラクラするような景色が広がり、アドレナリン。

本日の宿・駒の小屋。

予報では土曜の午後から回復傾向とあるものの...、

どうやらこの日の天気はもう期待できないかんじです。

となれば、とりあえず乾杯♪

まだ食事時間前ということで、小腹を満たせる軽食的オヤツ的なものがテーブルに。

先日の 千葉バックパック旅 でのお土産も並びました。
その後、夜の宴に備えて、ちょっと仮眠...。ぐぅ。

そろそろ晩飯？

駒の小屋は自炊が基本。各自が自炊場で食事を作ります。

自宅で仕込まれてきたおいしい料理が並べられ始めると共に、

テーブルで手早く調理され、みんなに振る舞われて行く料理たち。

わたしも負けちゃいられません。まずはアボカド、コンビーフ、クリームチーズでおつまみなどを作り始めます。

そうこうしてるうち、横ではヤキソバやチヂミが仕上げられ、

わたしもオツマミできますたーっ！

目の前では beベーコンが良い香り。

負けずに焼き物を。まずは 三崎で仕入れてきた マグロ頬肉のステーキ。ほろほろの身がうまいんだよね、これ。

つづけてフライパンいっぱいのマグロの尾肉も焼いちゃうぜ、どうだーっ！

キャベツたっぷりの牛すじトマトスープが大鍋で作られている様子は大迫力。

みなさん食に対してとてつもなく貪欲。
楽しい夜でした。

翌日。
がびーーーん。ガスワンダー。（涙

この天候に他の宿泊者の方々の出足も悪いようです。みなさん諦め気味？

おかげで朝はゆっくり。のんびりと米を炊き始めます。
ブクブク　シュー　シュー　カタカタ（蓋）

みんなも起きてきて、思い思いの朝食。

昨夜の残りのスープをお裾分けしてもらいました。

何も見えません、食後、山頂アタックしてみることにしました。ちなみに男性陣だけで。（笑

あっという間に山頂。どこを見ても真っ白な世界は、それはそれは美しいのでありました。美しいのでありました。2度言いました。

帰還。部屋でぬくぬくしていた女性陣がひょっこり窓から「ヨッ、ご苦労さん」とばかりに。

身支度を整え、ガスの中を下山です。駒の小屋、いい山小屋でした。また来ます（天気の良い日に）。
ありがとうございました！

およよ？標高を下げるほど視界が回復してきました。

シリセードを楽しんでみたり、

穴に落ちてみたり、＜おぃ
天気の回復と共に、みんなの気分も高揚しているようでした。

カキーン！　と太陽！

雪の上を、まるで浮いているような、そんなハイク。

天候完全復活！今回の会津駒ヶ岳の残雪ハイク、最後の最後でおてんとう様にご褒美をもらえた感じです。最高です。

うしろ姿　その1

うしろ姿　その2

うしろ姿　その3
山に魅了され、景色に見入る人々のうしろ姿には共通して、シアワセオーラが漂うんですよね。辛かった急登や、雨に濡れたことなんて忘れて、来て良かった、また来たい、　って思うんです。

まだ雪の残る白い山から、新緑がまぶしい初夏の山へ。

遠くから、とどろく沢の音が聞こえてきたら、そろそろハイクは終了。オツカレサマでした。

その後みんなでランチを食べに。

蕎麦に天ぷらにと、最後まで食いしん坊が全開の、楽しい山行でした。

感想

momopapa

山頂付近はガスで展望がなくそこは残念でしたが、下山途中に晴れて救われたかんじです。小屋も居心地良く、良い残雪ハイクになりました。ありがとうございました。

※ログは初日の小屋までのものです。