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記録ID: 6396026
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ハイキング
富士・御坂

蛾ヶ岳(四尾連湖)

2024年03月31日(日) [日帰り]
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GPS
05:41
距離
12.2km
登り
873m
下り
875m

コースタイム

日帰り
山行
3:06
休憩
2:34
合計
5:40
5:32
88
スタート地点
7:00
9:34
98
11:12
ゴール地点
05:32 蛾ヶ岳登山口駐車場
05:58 稜線(四尾連湖分岐)
06:45 西肩峠
07:00 蛾ヶ岳 07:13
08:14 太平山 8:18
09:21 蛾ヶ岳 09:34
09:46 西肩峠
10:19 四尾連湖分岐
10:24 大畠山 10:40
10:57 四尾連峠/文学碑公園 10:58
11:12 蛾ヶ岳登山口駐車場
天候 上空は朝から雲もなく快晴でした。7時頃まで黄砂による霞みで目の前の富士山も見えないほど展望が悪かったのですが、風もあり8時過ぎ頃から黄砂の影響が少なくなり展望が広がりました。
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内−首都高速ー<高井戸IC>−中央自動車道−<甲府南IC>−国道140号−<大正>−県道4号−<三郡東橋東>−県道401号−<市川大門交番西>−県道409号−四尾連湖駐車場
(都内−中央高速ー甲府南−四尾連湖:162km)

■復路:四尾連湖駐車場−県道409号−県道414号ー<六郷IC>−中部横断自動車道ー<双葉JCT>ー中央自動車道ー<高井戸IC>ー首都高速ー都内

■駐車場:四尾連湖 水明荘第二駐車場
四尾連湖畔にある水明荘の蛾ヶ岳登山者専用の有料駐車場です。利用時間は7:00〜17:00のようです。駐車場の下には公衆トイレが併設されています。12月から3月下旬までは冬期閉鎖と書かれていましたが、電気も点き、水(温水)も出て使用できました。トイレは温水のウォシュレットです。
収容台数:50台、駐車料金:500円/日
マップコード:59 092 146*08
コース状況/
危険箇所等
■四尾連湖登山口ー蛾ヶ岳
登山口から蛾ヶ岳山頂まで、登山道には雪はまったくありません。日陰の沢筋にわずかに残る程度で、ほぼ夏山です。登山道はよく整備されていて、危険箇所も急登も少なく、歩きやすいです。
最後の西肩峠から蛾ヶ岳山頂までは南西尾根を登りますので若干急登ですが、15分ほどです。


■蛾ヶ岳−太平山
蛾ヶ岳から先の精進湖方面はピンテなどで登山道は明瞭ですが、落ち葉の踏み跡を見ると、あまり歩かれてはいないようです。
蛾ヶ岳と大平山間には大きなアップダウンが二ヶ所あり、コブコブの長いトラロープが掛けられています。
太平山の山頂へは登山道はありませんが、獣道なのか薄い踏み跡なのか、尾根を辿れば容易に山頂に立てます。夏はヤブになるかもしれません。登山道は大平山を巻いて地蔵峠に向かいます。
登山口にある水明莊の駐車場です。営業時間は7時からと書かれていますが、チョットフライング気味に着いてしまった。
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登山口にある水明莊の駐車場です。営業時間は7時からと書かれていますが、チョットフライング気味に着いてしまった。
入口にクサリなどは掛けられていないので、取りあえず駐車料金500円を封筒に入れ窓の隙間から投入します。
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入口にクサリなどは掛けられていないので、取りあえず駐車料金500円を封筒に入れ窓の隙間から投入します。
駐車台数は50台ぐらい、まだ我車が1台のみです。奥に見えている山が蛾ヶ岳のようです。駐車場のすぐ下にきれいな公衆トイレがあります。温水ウォシュレットで無料です。
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駐車台数は50台ぐらい、まだ我車が1台のみです。奥に見えている山が蛾ヶ岳のようです。駐車場のすぐ下にきれいな公衆トイレがあります。温水ウォシュレットで無料です。
大畠山の山腹を稜線まで登ってきました。左が大畠山、右が蛾ヶ岳へのT字路です。大畠山は帰りに寄るとして、まずは蛾ヶ岳に向かいます。
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大畠山の山腹を稜線まで登ってきました。左が大畠山、右が蛾ヶ岳へのT字路です。大畠山は帰りに寄るとして、まずは蛾ヶ岳に向かいます。
レコで見かけた細い登山道です。
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レコで見かけた細い登山道です。
斜度はないので、注意して歩けばそれほど危険はないと思います。
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斜度はないので、注意して歩けばそれほど危険はないと思います。
一箇所崩れた場所に橋が架けられていました。しっかり固定されているので安心して渡れます。
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一箇所崩れた場所に橋が架けられていました。しっかり固定されているので安心して渡れます。
西肩峠に着きました。ここから蛾ヶ岳山頂へ南西尾根を登ります。
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西肩峠に着きました。ここから蛾ヶ岳山頂へ南西尾根を登ります。
西肩峠の六地蔵です。登山道のない大平山まで行くので、ここで安全を祈願していきます。
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西肩峠の六地蔵です。登山道のない大平山まで行くので、ここで安全を祈願していきます。
蛾ヶ岳の山頂標柱です。正面に富士山が見えるはずですが、黄砂のためか全く見えません。
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蛾ヶ岳の山頂標柱です。正面に富士山が見えるはずですが、黄砂のためか全く見えません。
基準点名:岩根 等級:三等 標高:1278.99m
蛾ヶ岳山頂の基準点名が蛭ヶ岳でないことは知っていました。このあと蛭ヶ岳基準点を見に行きます。
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基準点名:岩根 等級:三等 標高:1278.99m
蛾ヶ岳山頂の基準点名が蛭ヶ岳でないことは知っていました。このあと蛭ヶ岳基準点を見に行きます。
黄砂でも雨ヶ岳と毛無山は何とか見えています。
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黄砂でも雨ヶ岳と毛無山は何とか見えています。
竜ヶ岳も見えていますが、その後方の富士山は全く見えません。
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竜ヶ岳も見えていますが、その後方の富士山は全く見えません。
南アルプスの雲も取れません。でも、この後高気圧に覆われれば、きっと展望に恵まれるはずです。
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南アルプスの雲も取れません。でも、この後高気圧に覆われれば、きっと展望に恵まれるはずです。
山頂のお地蔵さんは家内安全と交通安全のようです。
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山頂のお地蔵さんは家内安全と交通安全のようです。
石祠もあり信仰の山という感じがします。
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石祠もあり信仰の山という感じがします。
蛾ヶ岳山頂の全景です。7時を過ぎましたが誰も登ってきません。これから地蔵峠の方に向かい、大平山に登ってきます。
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蛾ヶ岳山頂の全景です。7時を過ぎましたが誰も登ってきません。これから地蔵峠の方に向かい、大平山に登ってきます。
蛾ヶ岳と大平山の間には大きなアップダウンが二箇所ありますが、これを除けばブナ林に付けられた歩きやすい登山道です。
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蛾ヶ岳と大平山の間には大きなアップダウンが二箇所ありますが、これを除けばブナ林に付けられた歩きやすい登山道です。
登山道のない大平山に這い上がってきました。道がないのに山頂標はありました。
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登山道のない大平山に這い上がってきました。道がないのに山頂標はありました。
そして三角点です。蛭ヶ岳の点名が付けられています。
基準点名:蛭ヶ岳 等級:三等 標高:1188.26m
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そして三角点です。蛭ヶ岳の点名が付けられています。
基準点名:蛭ヶ岳 等級:三等 標高:1188.26m
キズもないきれいな三角点です。後ろ側に回ってみるとびっくりしました。これは本物の蛾です。たぶん雄と雌でしょうが...彼らはここの点名が蛭ヶ岳と判っているのでしょうか。
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キズもないきれいな三角点です。後ろ側に回ってみるとびっくりしました。これは本物の蛾です。たぶん雄と雌でしょうが...彼らはここの点名が蛭ヶ岳と判っているのでしょうか。
大平山の山頂全景です。黄砂も薄れて富士山が姿を現しました。
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大平山の山頂全景です。黄砂も薄れて富士山が姿を現しました。
蛾ヶ岳まで戻ってきました。朝は全く見えなかった富士山がきれいに見えています。
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蛾ヶ岳まで戻ってきました。朝は全く見えなかった富士山がきれいに見えています。
完璧な富士山です。
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完璧な富士山です。
南アルプスの雲もだいぶ少なくなりました。
左は農鳥岳と右は間ノ岳です。
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南アルプスの雲もだいぶ少なくなりました。
左は農鳥岳と右は間ノ岳です。
農鳥岳をアップに...
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農鳥岳をアップに...
間ノ岳をアップに...
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間ノ岳をアップに...
左は蝙蝠岳と右は塩見岳だと思います。
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左は蝙蝠岳と右は塩見岳だと思います。
チョット自信ないけど、広河内岳から...
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チョット自信ないけど、広河内岳から...
白峰南陵かな...
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白峰南陵かな...
下山途中に大畠山山頂に登ってきました。
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下山途中に大畠山山頂に登ってきました。
山頂にはだれもいませんが、マイクロウェーブの鉄塔がありました。
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山頂にはだれもいませんが、マイクロウェーブの鉄塔がありました。
基準点名:市川大門村 等級:二等 標高:1117.64m
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基準点名:市川大門村 等級:二等 標高:1117.64m
蛾ヶ岳の山頂ではきれいに見えなかった北岳が大畠山の山頂ではきれいに見えます。展望を得るためか北側の木々が伐採されていました。
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蛾ヶ岳の山頂ではきれいに見えなかった北岳が大畠山の山頂ではきれいに見えます。展望を得るためか北側の木々が伐採されていました。
鳳凰三山と奥には甲斐駒ヶ岳でしょうか。
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鳳凰三山と奥には甲斐駒ヶ岳でしょうか。
中央奥の八ヶ岳は靄っています。
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中央奥の八ヶ岳は靄っています。
靄っていますが八ヶ岳をアップに...
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靄っていますが八ヶ岳をアップに...
大畠山からの下山は、文学碑公園に下ってきました。
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大畠山からの下山は、文学碑公園に下ってきました。
これが碑のようですが、よく読めません。
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これが碑のようですが、よく読めません。
四尾連峠から四尾連湖畔に下山して駐車場に戻ります。お疲れ〜...
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四尾連峠から四尾連湖畔に下山して駐車場に戻ります。お疲れ〜...

感想

蛾ヶ岳、「ひるがたけ」と読みます。「ひる」では変換しないかも知れませんが、「が」なら変換すると思います。
登山口は四尾連湖畔にあります。これも読みにくい「しびれこ」と読みます。四つの尾を持った竜とか...諸説あるようですが、自然湖であり私有地のようです。

20年ほど前に作った「登りたい山リスト」も残り僅かになった。決してリストの山だけを登っていたわけではないが、せっかく作ったリストだから全て埋めて白紙に戻そう。そしてしばらく中止をしていた、昔せわしなく歩いた山や記録が残っていない山をテントを担いでノンビリ歩く旅をまた再開しようと考えていた。

ヒルに関係があると思われる山は冬期に登ってきた。登りたいと思いながらもリストの下部に残ってしまった山梨県の低山が2つ、前回登った篠井山がヒルの巣窟だとは知らなかった。もう1つが蛾ヶ岳、ガなのにヒルガタケと読むこの山は、当然ヒルの山だろうと考えて3月中に片づけようと思っていた。

この週末はどこの天気予報も「黄砂」の文字が躍っていた。テンクラなどで高気圧に覆われるだろう予報を信じて、日曜日の山行と決めた。
ナビの計算を間違えたのか、登山口の駐車場には1時間も早く着いてしまった。夜明けが早くなり、明るくなり始めていたのでそのまま登山道に入った。7時には蛾ヶ岳の山頂に立ったが、黄砂の影響か目の前の富士山が見えなかった。
ここまで酷いとは思わなかったが、風もあり大平山では富士山が見え始めていた。蛾ヶ岳に戻ってくると黄砂を忘れるほど完璧な富士山が鎮座していた。
黄砂と云うことで、ここまでの展望は期待していなかったが、これだけ見えれば「よし」だろう。

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