【甲信越100 滝子山】桜森林公園から寂ショウ尾根周回


- GPS
- 05:03
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,164m
- 下り
- 1,162m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:04
天候 | 晴れ 西高東低の気圧配置でやや風が強かったです(登山口午前7時の気温は氷点下4度) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 登山口の桜森林公園は,公園らしい施設などはなく,しっかりしたゲートで道路が塞がれているので,ゲートを通過することがためらわれますが,施錠はされておらずクルマでの通行は可能です。登山者用駐車場はゲートから60~70mほど先の左側にあります。 ・ 最初は林道を歩きますが,橋を渡って左にカーブした先の分岐を右折して進むのが正解です。杉の木に「この先 ロープ ハーネス 必須」の張り紙があります。私のログでは,林道を行き過ぎ,ヤマレコ先生に怒られて戻っています。 ・ 山小屋風の建物の脇を登って行き,送電線鉄塔の下を通過して大鹿林道に出ると,すぐに寂ショウ尾根取り付き地点。ここまで,私の足で約30分ほどでした。 ・ 寂ショウ尾根は標高差約800mほどを一気に登るので,傾斜がきついです。特に後半は岩場の登りとなり,足場の悪いところも出てくるので,転落に注意が必要ですが,ロープやハーネスが必要なほどの危険は感じませんでした。岩場の歩きに慣れている登山者であれば,問題なく登ることができると思います。ただし,下りには使用したくない感じです。 ・ 滝子山の山頂からは南側に富士山や三ツ峠山,北側には間近に小金沢連嶺(大谷ヶ丸,ハマイバ丸,黒岳,雁ヶ腹摺山),奥に金峰山〜国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳の展望が広がっていました。風が無ければ,休憩には最高の場所です。ただし,この時は風が強かったので長居はせず,男坂・女坂分岐のところまで下ってランチ休憩を取りました。 ・ 桧平の分岐は右に折れて大鹿林道へと下りますが,落ち葉が厚く堆積して滑りやすいところがあって,慎重に下りました。また,あまり歩かれていないようで,踏み跡がはっきりしないところもありますが,基本,尾根下りなので,尾根を外さなければ問題ありません。 |
その他周辺情報 | 下山後は,翌日の黒川鶏冠山登山のため,約30kmほど離れた大菩薩の湯(市外在住者620円)でのんびりと汗を流しました。その晩は裂石温泉雲峰荘入口近くの駐車場にて車中泊。ただし,駐車場のトイレは冬季閉鎖中なのでご注意を。大菩薩峠登山口のトイレは使用可能でした。 |
写真
感想
・ 甲信越百名山の滝子山に登ってきました。2008年11月に大菩薩嶺から小金沢連嶺〜大谷ヶ丸を縦走し,曲り沢峠から景徳院へと歩いたことがあったのですが,その時に小金沢連嶺の最南端ピークである,滝子山の山頂を踏んでいなかったことがずっと心残りでした。そこで今回は,険しいとされる寂ショウ尾根から登るルートで,滝子山の山頂を目指すことにしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-823164.html
・ 林道歩きのところで,杉の木に「この先 ロープ ハーネス 必須」の張り紙があり,少々ビビりましたが,ヤマレコには登山記録がいくつもアップされているので,なんとかなるだろうと山頂を目指します。
・ 標高差約800mを直登する寂ショウ尾根は,急登の連続で,後半以降は岩場の登りが加わり険しさが増します。ただし,ロープやハーネスが必要なほどでは無く,それほど苦労することも無く登りきることができました。
・ 山頂からは南に富士山,北に小金沢連嶺や奥秩父の山並みの大展望が広がっていました。風がやや強くて寒く,長居はできませんでしたが,誰もいない山頂を一人占めして眺めを堪能しました。
・ 下山は桧平まで下って,そこからは尾根を乗り換えて大鹿林道へ。あまり歩かれていないようで,厚い落ち葉の堆積に足をすべらせてしまい,慎重に下りました。踏み跡がはっきりしないところもありましたが,尾根を外さずに歩けば問題なしでした。
・ 平日ということもあり,一人の登山者にも出会わない静かな山旅となりましたが,晴天の下,心残りだった山頂を踏み,大展望を目に焼き付けることができてとても満足しました。
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