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Yamareco

記録ID: 640483
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

ポンポン山:川久保渓谷〜本山寺周遊

2015年05月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
ryuh_5152 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:05
距離
7.8km
登り
560m
下り
559m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:24
休憩
0:41
合計
4:05
8:44
116
スタート地点
10:40
11:20
62
12:22
12:23
26
12:49
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
本山寺の参詣者専用駐車場をお借りしてしまいました。もちろん,本山寺にはお参りしました!
ところで,カーナビの目的地を「本山寺」として案内に従ったところ,大阪府道79号の川久保バス停付近まで案内され,距離約5kmを残して無情にも案内終了...。府道脇の「本山寺」の表示板に従い林道に入りましたが,対向車との離合が困難な狭路でした。なんとか本山寺の駐車場までは辿りつけましたが,大阪府道6号から神峯山寺を経由して入る方がベターと思います。
コース状況/
危険箇所等
コースを通して道はよく整備されており,迷いやすい場所や危険な場所はありませんでした。
その他周辺情報 国道171号から大阪府道79号に入るとコンビニ等が激減しました。一方,大阪府道6号の神峯山寺入り口から国道171号方面は比較的お店などが多かったです。
また,本山寺駐車場周辺に登山届を提出する場所は見当たりませんでした。
下山後,高槻駅周辺のコインパーキングに車を停めて「高槻天然温泉 天神の湯」で汗を流しました。
今日は車を本山寺の駐車場に停めさせていただくことにしました。もちろん(ずいぶん遠回りをした末に)本山寺にはお参りしましたが,長時間駐車をしてしまいすみませんでした。
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今日は車を本山寺の駐車場に停めさせていただくことにしました。もちろん(ずいぶん遠回りをした末に)本山寺にはお参りしましたが,長時間駐車をしてしまいすみませんでした。
これがその参詣者専用駐車場です。朝9時の時点ではご覧の数ですが,帰りに戻ってきた13時頃にはほぼ満車でした。
これがその参詣者専用駐車場です。朝9時の時点ではご覧の数ですが,帰りに戻ってきた13時頃にはほぼ満車でした。
本山寺の駐車場から川久保渓谷へ行くには,このY字路の分岐を右に行きます。駐車場からは15mほど神峯山寺方面に戻ることになります。分岐の右側にはすぐ車止めがあり,一般車が侵入することはできません。
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本山寺の駐車場から川久保渓谷へ行くには,このY字路の分岐を右に行きます。駐車場からは15mほど神峯山寺方面に戻ることになります。分岐の右側にはすぐ車止めがあり,一般車が侵入することはできません。
先ほどの分岐から林道を10分ほど下ると川久保渓谷に出ます。写真は川久保方面から北上する林道との合流地点です。
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先ほどの分岐から林道を10分ほど下ると川久保渓谷に出ます。写真は川久保方面から北上する林道との合流地点です。
これがその場所にある道標です。右(南)に下ると川久保バス停に出ますが,ここは左(北)に進み,いざポンポン山を目指します!
これがその場所にある道標です。右(南)に下ると川久保バス停に出ますが,ここは左(北)に進み,いざポンポン山を目指します!
これからこの渓谷沿いの林道を上がっていきます。
今回は地形図読みの練習として,Sちゃんが地形図とコンパスを持ってナビゲートしてくれますよ。地形図によるとしばらくは傾斜の緩やかな谷沿いの道を歩くことになりまーす。
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これからこの渓谷沿いの林道を上がっていきます。
今回は地形図読みの練習として,Sちゃんが地形図とコンパスを持ってナビゲートしてくれますよ。地形図によるとしばらくは傾斜の緩やかな谷沿いの道を歩くことになりまーす。
「水源の森百選」だそうです。林野庁のWebによると『昔から水を得るために森林を守り、育て、また、水と一体になった森林空間の利用施設を整備するなど、森林所有者はもとより地域住民の努力のもとに維持されてきた森林です。』...だそうな。
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「水源の森百選」だそうです。林野庁のWebによると『昔から水を得るために森林を守り、育て、また、水と一体になった森林空間の利用施設を整備するなど、森林所有者はもとより地域住民の努力のもとに維持されてきた森林です。』...だそうな。
歩き始めは川の左岸でしたが,途中の橋で右岸に渡ります。針葉樹林帯の谷に沿って歩きますが,それほど深い谷ではないのでそれほど暗くもありません。
天気予報は快晴,予想最高気温27℃なので気温の上昇を予想して早めに登り始めました。でも結構涼しいですねー。
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歩き始めは川の左岸でしたが,途中の橋で右岸に渡ります。針葉樹林帯の谷に沿って歩きますが,それほど深い谷ではないのでそれほど暗くもありません。
天気予報は快晴,予想最高気温27℃なので気温の上昇を予想して早めに登り始めました。でも結構涼しいですねー。
林道の途中で道標のない分岐が2箇所ありますが,いずれも直進が正解です。渓谷の支流に上がる林道ですね。
林道の途中で道標のない分岐が2箇所ありますが,いずれも直進が正解です。渓谷の支流に上がる林道ですね。
そして2つの沢が合流する場所に至ります。この場所,標高は417m。右に行くと大杉を経て釈迦岳,ポンポン山に至るようです。
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そして2つの沢が合流する場所に至ります。この場所,標高は417m。右に行くと大杉を経て釈迦岳,ポンポン山に至るようです。
そして左に向かう道はこの小さな道標が示す通り,北の沢を通ってポンポン山に上がります。地形図によると,ここから山頂までの標高差は261m,それほど急登でもないので40分ほどの登りと予想します。
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そして左に向かう道はこの小さな道標が示す通り,北の沢を通ってポンポン山に上がります。地形図によると,ここから山頂までの標高差は261m,それほど急登でもないので40分ほどの登りと予想します。
沢は細くなり,そして道も細くなりました。そして先程の分岐以北は苔が多く見られるようになりました。谷に差し込む光に当たってきれいです。
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沢は細くなり,そして道も細くなりました。そして先程の分岐以北は苔が多く見られるようになりました。谷に差し込む光に当たってきれいです。
クリンソウ。
先ほどお会いした男性が教えて下さいましたが,自生しているのではなく植えられているそうです。花が大きくて綺麗ですね。
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クリンソウ。
先ほどお会いした男性が教えて下さいましたが,自生しているのではなく植えられているそうです。花が大きくて綺麗ですね。
沢を渡るところにはしっかりとした橋がかけられており,不安を覚える箇所は全くありません。
沢を渡るところにはしっかりとした橋がかけられており,不安を覚える箇所は全くありません。
美しい沢沿いの道をトコトコ歩きます。道標もしっかりしています。それに沢沿いの道は見どころが多くて退屈しません。
美しい沢沿いの道をトコトコ歩きます。道標もしっかりしています。それに沢沿いの道は見どころが多くて退屈しません。
登山道脇にはこうしてネットをかけられた場所が多く見られました。この周辺を管理していると思しき方によると,鹿の食害を防ぐためだそうです。ただ,鹿だけでなく,ヒトが植物を持って行ってしまう場合もあるとのこと...。
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登山道脇にはこうしてネットをかけられた場所が多く見られました。この周辺を管理していると思しき方によると,鹿の食害を防ぐためだそうです。ただ,鹿だけでなく,ヒトが植物を持って行ってしまう場合もあるとのこと...。
沢を上り詰めるにつれて傾斜がきつくなりますが,山頂まで直登はせずに,道は突然南東に折れた末に尾根道に合流します。この写真はその合流地点の道標。
沢を上り詰めるにつれて傾斜がきつくなりますが,山頂まで直登はせずに,道は突然南東に折れた末に尾根道に合流します。この写真はその合流地点の道標。
尾根道に出ると,先ほどとは打って変わって,明るい木漏れ日の中を歩くことになります。
尾根道に出ると,先ほどとは打って変わって,明るい木漏れ日の中を歩くことになります。
そして5分ほどで山頂直下の分岐にやってきました。ちなみに帰り道は直進する方向になります。
そして5分ほどで山頂直下の分岐にやってきました。ちなみに帰り道は直進する方向になります。
頂上に着きました!駐車場からは約2時間,標高417mの林道分岐からは約1時間での到達です。途中,出会った方とのおしゃべりの時間を除くと,ほぼ予定通りのペースです。
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頂上に着きました!駐車場からは約2時間,標高417mの林道分岐からは約1時間での到達です。途中,出会った方とのおしゃべりの時間を除くと,ほぼ予定通りのペースです。
山頂からは北東から南西方向に展望が開けています。こちらは北東の京都方面。きれいな青空!
こんな景色を眺めながらランチタイムです。
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山頂からは北東から南西方向に展望が開けています。こちらは北東の京都方面。きれいな青空!
こんな景色を眺めながらランチタイムです。
こちらは南〜南西方面。生駒山から大阪方向です。
時間が経つにつれ,山頂に到着する人も増えて混雑してきました。手軽に登れる山だけあってお子さん連れが多いですね。
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こちらは南〜南西方面。生駒山から大阪方向です。
時間が経つにつれ,山頂に到着する人も増えて混雑してきました。手軽に登れる山だけあってお子さん連れが多いですね。
山頂から南西方面の尾根を下り,本山寺を目指します。こちらも綺麗に整備された登山道で,道迷いの心配や危険箇所は全くありません。木漏れ日が美しい道です。
山頂から南西方面の尾根を下り,本山寺を目指します。こちらも綺麗に整備された登山道で,道迷いの心配や危険箇所は全くありません。木漏れ日が美しい道です。
お待たせしました,今回も登場!スネオソウです。もとい,正しくはマムシグサというそうです。秋にはトウモロコシ状の果実をつけるそうで,ぜひ見てみたいものです。
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お待たせしました,今回も登場!スネオソウです。もとい,正しくはマムシグサというそうです。秋にはトウモロコシ状の果実をつけるそうで,ぜひ見てみたいものです。
「高槻の古木 スギ」だそうです。確かに立派なスギ!
「高槻の古木 スギ」だそうです。確かに立派なスギ!
途中で出灰(いずりは)方面への分岐があるかと思ったのですがそれには気づかず,本山寺の分岐に着いてしまいました。ここまでなだらかな尾根道の下りでしたがあ,ここから本山寺までは少しだけ急な下り坂になります。と言っても,標高差で40m程度なのですぐに下り終わって本山寺に着いてしまいます。
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途中で出灰(いずりは)方面への分岐があるかと思ったのですがそれには気づかず,本山寺の分岐に着いてしまいました。ここまでなだらかな尾根道の下りでしたがあ,ここから本山寺までは少しだけ急な下り坂になります。と言っても,標高差で40m程度なのですぐに下り終わって本山寺に着いてしまいます。
登山道は本山寺本堂の裏手に出てきます。何の予習もして来なかったのですが,予想以上に立派な本堂です。随分遠回りをしてしまいましたが,ここでお参りをします。山頂からここまで下りで約1時間です。
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登山道は本山寺本堂の裏手に出てきます。何の予習もして来なかったのですが,予想以上に立派な本堂です。随分遠回りをしてしまいましたが,ここでお参りをします。山頂からここまで下りで約1時間です。
本山寺にはお手洗いがありました。
本山寺にはお手洗いがありました。
本山寺から駐車場まではコンクリートで舗装された道を歩きます。約20分。下りなのですが,この舗装路歩きがなかなか疲れました。途中には「一丁」「ニ丁」...と書かれた石碑が置かれていました。帰ってから調べたのですが,丁(町)とは距離で約109mだそうです。そして駐車場のところには「八丁」の石碑が。もしかしたら,本山寺の門から900mくらいの場所に駐車場があるのかもしれません。
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本山寺から駐車場まではコンクリートで舗装された道を歩きます。約20分。下りなのですが,この舗装路歩きがなかなか疲れました。途中には「一丁」「ニ丁」...と書かれた石碑が置かれていました。帰ってから調べたのですが,丁(町)とは距離で約109mだそうです。そして駐車場のところには「八丁」の石碑が。もしかしたら,本山寺の門から900mくらいの場所に駐車場があるのかもしれません。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 日焼け止め 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

関西圏に住み,山歩きを始めて15年も経つのに,未だにポンポン山に登ったことがありませんでした。原因の1つはアクセスが微妙に難しいこと。バス利用なら神峯山口からずいぶんと歩くことになります。川久保からであればアプローチの距離は比較的短くなりますが,バスの本数が極端に少なくなります。結局,自家用車で行ってしまいました。それでも林道は細く,対向車との離合に難儀する場面もありました。
登山道は明瞭,危険箇所もなく,道標も整備されていますので,やはりアクセスが一番の課題になる気がします。

天気予報は快晴,予想最高気温27℃とのことで,気温上昇が予想されたため,午前中の涼しい時間帯に登りの工程を終えるべく,早起きしました。
実際には登りに沢沿いのコースを採用したことが功を奏し,かなり涼しい気温の中,川久保渓谷を登ることができました。川久保渓谷からポンポン山に至る道程の半分は林道歩きとなりますが,それでも川の中の魚を探したり,小さな滝を眺めたりと,魅力のあるコースだと思います。本山寺から尾根道を上がるよりもお勧めです。

今回は山頂でゆっくりと食事を取ることができました。ただ,時間が経つにつれて人が多くなり騒々しくなってきたため,追われるようにして山頂を後にしました。静かな山頂が良ければ早めの時間帯が吉かと思われます。

下山ルートに採用した南西の尾根も登山道は明瞭で道標も完璧です。急登もほとんどなく,本山寺の階段が最も急な箇所かと思うほど。小さな子どもを連れてのハイキングも問題ないかと思います。

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