純白の神室山へ 鬼首より

2024年01月28日(日) [日帰り]

• GPS: 12:09
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,697m
• 下り: 1,704m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:08
• 休憩: 0:01
• 合計: 12:09

3:36 スタート地点
11:08 11:09 神室山
15:45 ゴール地点

そこかしこで何度も休憩しています

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鬼首道路沿い、除雪された駐車スペース。仮設トイレ有りました(工事関係者用？)

コース状況／危険箇所等

◇全行程ノントレース、フルラッセル
◇取付きから終始、締まった雪の上に新雪十数センチから数十センチ。下部は少々枝がうるさい箇所あるも歩くのに全く支障なし。
◇1160Pを越えてからは痩せた尾根が続く。雪庇の張り出しに注意。スノーシューのままでは危険と思われる壁でアイゼン、ピッケルに換装。

写真

1/28 6:21

未明より歩き出す、ラッセルしながらの急登を経た黎明の頃、東の空は燃えるように紅く輝いた。

1/28 6:26

夜明けを待つ雪の波

1/28 6:28

雪のブルーモーメント、向こうに軍沢岳

1/28 6:48

軍沢岳との分岐1154Pで待ち焦がれる日の出。輝き出す雲、凍える指先。

1/28 6:50

ついに射し込む朝陽、染まる雲とシュカブラ。向こうには栗駒山、虎毛山。

1/28 6:52

ふり返れば、朝陽浴びる神室山

1/28 6:52

小又山と天狗森

1/28 6:52

息を呑んだひととき

1/28 6:59

ゆく朝色の雪波

1/28 7:22

やがて真白な雪堤歩きへ

1/28 7:24

おひさまとブナが描くストライプと

1/28 7:39

小動物の森

1/28 7:47

1115Pからのぞむ神室山には白雲の冠

1/28 7:48

稜線を繋ぐ小又山と天狗森はスッキリ

1/28 8:10

しかし気温が低い上に、風が強い

1/28 8:28

時折の突風が雪煙をあげる

1/28 8:36

右へ左へとうねる雪庇と風

1/28 8:44

ふり返る1115Pと

1/28 8:44

山伏岳、高松岳

1/28 8:52

さぁ美しい雪のリッジへ

1/28 8:53

嫌なとんがりは右からか左からか、この日は左をトラバース

1/28 8:57

雪庇の張り出しに気をつけながら越えるアップダウン

1/28 9:00

ふり返るトレース

1/28 9:09

1160P辺りで神室の雲が取れた、感激の私

1/28 9:19

ふり返る歩いてきた道のり、遠く虎毛山と栗駒

1/28 9:14

霧氷越しの小又山と天狗森

1/28 9:22

ここを行く！ここで晴れてくれて本当に嬉しい、大興奮で大休憩。

1/28 9:27

そしてゆく、ひび割れひとつない美稜線

1/28 9:28

一歩一歩慎重に進むトレースが

1/28 9:32

まるでファスナーのよう

1/28 9:32

ここまでですでに6時間、自らを鼓舞し、来て良かった

1/28 9:36

神室には霧氷のフレーム

1/28 9:37

ついに神室の懐へ

1/28 9:38

幾重もの雪のドレープ、流れる雲の影

1/28 9:39

背を押してくれる東北の名峰達

1/28 9:42

招く霧氷

1/28 9:41

極寒を忘れてはしゃぐこの景色

1/28 9:45

流れる雲の下

1/28 9:48

信じてひたすらに進む

1/28 9:50

霧氷と青空、神室の峰々

1/28 9:50

まさしく神々しい

1/28 10:05

しかし急登を経たこのルート1番の難所、痩せた雪壁の手前で急に濃い雲に覆われる。進むならアイゼンに換装しなければならない。しばし悩み、もう良い景色は見られたからと一旦は撤退を決める。

1/28 10:13

しかし下りてふり返ると、また晴れてくる気配…

1/28 10:34

結局アイゼンに換装して再び進み出す

1/28 10:44

そして這い上がる雪壁。地図上危険マークとなっているところ。雪の状態が良かったのは幸い。

1/28 10:46

上がった山頂稜線、向こうにちらりと神室山頂。

1/28 10:50

まっさらな、ただただまっさらな雪の世界

1/28 10:53

神室の頂と

1/28 10:53

見えた小屋

1/28 11:11

結局あたりは真っ白、たどり着いた山頂にいたのはまるでハリネズミ(笑)

1/28 11:13

氷を落として標柱を確認。どんどん濃くなってくる雲、急ぎ下山する。

1/28 12:22

それでも少し降りれば時折のぞくおひさまと青空。風のない場所でおやつ休憩♪

1/28 12:24

山形のお菓子屋さん、エスカルゴのバームクーヘン♪完全なるカロリー補給。

1/28 15:00

下山とはいえたっぷりの登り返し、すっかりクタクタ。それでも未だ残る霧氷に励まされ、無事下山。

お気に入りの場所で雲は流れた。大好きな神室、純白の神室。

撮影機器：

α7 III ILCE-7M3 ボディ SONY

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

スノーシュー ストック アイゼン ピッケル

感想

chee2005

真っ白な神室に、また会えた喜び。遠く辛い道のり、わかっているのにまた会いに行かずにはいられなかった。

3年前の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2965948.html

コメント

Carrimer

いいですね〜👍
まだ1月なのに、もう行ったんですね。羨ましいです✨

chee2005

Carrimerさんこんにちは♪
深いラッセルが続くかな、どこまで行けるかな、と不安いっぱいで歩き出しましたが、冷え込み強く雪が軽かったので長いラッセルでも何とか上がることができました(^^)
少雪が嘆かれている今シーズン、まだ1月なのもあり雪と薮はどうかなというしんぱいもありましたが、じゅうぶんに雪はたっぷりあったように思います。さすが神室ですね！

ao_hachi

cheeさん、おはようございます。
真っ白な神室連峰、素晴らしい景色ですね🏔
テラスからしか眺めた事が無いのですが
いつかそこから先を歩いてみたいものです😄
バウムクーヘンも美味しそう😁

chee2005

ao_hachiさんこんにちは♪少雪が嘆かれている今シーズンですが、あるところにはありますね！まっさらな新雪をたっぷりまとったひび割れひとつない純白な神室に、ただただ見惚れていました。
贅沢な高級バウムでしたが、頑張ったご褒美と言い聞かせ、ペロリといただいてしまいました♪ホワイトチョコバージョンもあったのですが、雪山に映えるのはこちらかな(^^)