蔵王・刈田岳:スタート時の青空からホワイトアウト、強風で体感気温が低い中、辛うじて避難小屋まで到達

2024年02月03日(土) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 6.7km
• 登り: 372m
• 下り: 507m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:19
• 合計: 3:51

9:53 スタート地点
12:03 12:21 刈田岳避難小屋
13:28 13:29 あとみゲート
13:43 ゴール地点

天候

寒気が残っており、風が強く寒い
スキー場エリアは晴れ、標高を上げるにつれ晴れ間は少なくなり避難小屋到着時はホワイトアウト

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山者用駐車場はかなり混み合っていたが、スキー客用駐車場はガラガラであった

コース状況／危険箇所等

すみかわスキー場の積雪は120cmで暫く変化なし。
数日降雪はない天気予報であったが、新雪は10cm～40cm
避難小屋下はシュカブラ、ガリガリ、吹き溜まり、ホワイトアウトの視界不良に登降とも苦労した。

エコーラインから下部の滑走は締まった雪面と薄いパウダーで滑り易すかった。

写真

まだ寒気が残っている、風も強そうで・・・・

2/3 9:53

リフト３本乗り継ぎシール登行開始、このあたりは晴れベース、先行トレースを辿りシラビソ林に入るが、初めは積雪不足でやや薮が煩い

2/3 10:01

シラビソの樹間も広がり、薮も気にならなくなり

2/3 10:19

テンションアップ

2/3 10:23

美しいクリスマスツアリーの中を進む

2/3 10:29

薄いパウダーゾーンで滑走が楽しめそう

2/3 10:37

いつものように写真撮影しながら最後尾でついていく

2/3 10:41

標高が上がってくると晴れ間は少なくなってきた

2/3 10:44

雲の流れが早く、晴れ間も時々広がる

2/3 10:45

行動食休憩

2/3 10:54

エネルギーチャージで元気にリスタート

2/3 11:01

刈田岳山頂へは強風を避けられるようにエコーラインを進む

2/3 11:19

エコーラインから山頂下の東斜面に突入、深いところで40cmほどのラッセル

2/3 11:27

視界不良の中、発達してきたスノモンの脇を通過、この後、強風、シュカブラ、ガリガリに苦労、クトー装着で頑張る

2/3 12:08

ホワイトアウトの中、何とか避難小屋にトウチャコ

2/3 12:15

シール装着のまま滑走開始、シュカブラ、ガリ、凹凸に苦労しながら標高を下げる

2/3 13:01

柔らかい雪面となりシールを外し滑走するがホワイトアウトで難行苦行、最後に何とかパウダーターンを少し楽しみ、全員無事エコーラインまで下山滑走した。

2/3 13:21

暫くエコーラインを滑走し、お楽しみ滑走エリアに入る

2/3 13:34

最後は快適ゲレンデ滑走で

2/3 13:34

思い思いのゲレンデ滑走を楽しんだ

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

teledaisuki

・わが会山スキー・BCの恒例となりつつある遠刈田温泉の湯宿♨️飛鳥泊のイベントが今年も実施された。超美味な食事と温泉が魅力的なお宿に泊まれるため、今年も15名と多くの参加者が集った。

・刈田岳登頂を目指した1日目はスタート時は下部ほど晴れ間が広がっていたが、風が強く標高を上げるに連れ雲に覆われ、ガスによる視界不良、体感気温が低く厳しい状況となったが、何とか避難小屋まで達することができた。

・滑走は始めはシール装着のまま、ホワイトアウトの中、シュカブラ・ガリ・大きな凹凸エリアを慎重に高度を下げた。柔らかいパウダーゾーンからシールを外し滑走したが視界不良は改善はあまりなく、エコーラインに降りるまでは難行苦行であった。

・エコーラインを暫く滑走し後半の滑走は締まった雪面の上に薄いパウダーが乗り気持ち良い滑走感が味わえた。

・刈田岳BCは5回目であるが、特に厳冬期の気象条件は厳しいことが多いと実感された。

コメント

goro-san

冬型の気圧配置の中での刈田岳の登頂の確率は決して高くはありません。
この様な天候の中を15名のパーテイで避難小屋まで行ければ大成功ですね！

刈田の南東面をホワイトアウトに負けず、シュプールをの残せLucky👍

teledaisuki

goro-sanさん、

コメントありがとうございます。

12月末に比べ大分積雪が増え薮も気にならない状態になっていますが、やはり気象状況は厳しかったです。

ラッキーで結果オーライでしたが、トラブルでも起こったら大変でした。

気象状況の悪い刈田岳は遭難騒ぎなど多いようで、侮れませんね。