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Yamareco

記録ID: 6424580
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山

吹雪の蔵王山

2014年02月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:50
距離
5.6km
登り
279m
下り
265m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:18
休憩
0:29
合計
1:47
12:42
3
12:45
12:45
11
12:56
13:10
9
13:19
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16
13:35
13:38
1
13:39
13:40
6
13:46
13:55
4
13:59
13:59
11
14:10
14:11
9
14:20
14:21
7
14:28
14:28
1
14:29
地蔵山頂駅
天候 曇り 一時吹雪
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
山形駅より蔵王温泉まで路線バス利用
地蔵山頂駅(蔵王ロープウェイ山麓線・山頂線利用)よりピストン
コース状況/
危険箇所等
難しい場所はないが強風・ホワイトアウトに注意
東京駅から新幹線・バスと乗り継いで蔵王山麓へ。ホテルで身支度を整えて山の格好でロープウェーに乗り込む。
2014年02月24日 12:18撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 12:18
東京駅から新幹線・バスと乗り継いで蔵王山麓へ。ホテルで身支度を整えて山の格好でロープウェーに乗り込む。
終点の地蔵山頂駅まで800mを一気にショートカット。なかなか高い所を飛んでいてちょっと怖い。
2014年02月24日 12:28撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 12:28
終点の地蔵山頂駅まで800mを一気にショートカット。なかなか高い所を飛んでいてちょっと怖い。
山麓は樹氷がほとんどなかったので落胆気味だったけど標高が上がるにつれモンスターが増え始める。
2014年02月24日 12:40撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 12:40
山麓は樹氷がほとんどなかったので落胆気味だったけど標高が上がるにつれモンスターが増え始める。
<地蔵山頂駅>
スキー場の最上部に到着。噂通り蔵王のゲレンデはかなり寒い。
2014年02月24日 12:46撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 12:46
<地蔵山頂駅>
スキー場の最上部に到着。噂通り蔵王のゲレンデはかなり寒い。
ここから熊野岳をピストンする。道標の上にあるのは濃霧時のランプだろうか。
2014年02月24日 12:48撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 12:48
ここから熊野岳をピストンする。道標の上にあるのは濃霧時のランプだろうか。
山頂駅周辺は樹氷の観察エリアになっているらしく板を履いていない人で賑わっている。
2014年02月24日 12:48撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 12:48
山頂駅周辺は樹氷の観察エリアになっているらしく板を履いていない人で賑わっている。
ゲレンデの喧騒を離れて地蔵岳へ登り始める。すぐに道らしい道はなくなり道標となる柱を頼りに進んでいく。
2014年02月24日 12:58撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 12:58
ゲレンデの喧騒を離れて地蔵岳へ登り始める。すぐに道らしい道はなくなり道標となる柱を頼りに進んでいく。
山頂駅を振り返る。標高差は大したことないが雪が深い。
2014年02月24日 12:58撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 12:58
山頂駅を振り返る。標高差は大したことないが雪が深い。
びっしりと発達したエビの尻尾。
2014年02月24日 13:00撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 13:00
びっしりと発達したエビの尻尾。
<地蔵岳山頂>
ほどなく地蔵の山頂に到着。もうこの時点で曇って周囲はほとんど見えなくなってしまった。というか山頂標以外は全て雪の下に埋もれてしまっている。
2014年02月24日 13:02撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 13:02
<地蔵岳山頂>
ほどなく地蔵の山頂に到着。もうこの時点で曇って周囲はほとんど見えなくなってしまった。というか山頂標以外は全て雪の下に埋もれてしまっている。
稜線に出た途端、強烈な風にさらされて慌てて着こむものを増やす。カイロが暖まるのを待っていると一瞬だけ雲が晴れて麓が見えた。
2014年02月24日 13:12撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 13:12
稜線に出た途端、強烈な風にさらされて慌てて着こむものを増やす。カイロが暖まるのを待っていると一瞬だけ雲が晴れて麓が見えた。
ズームで捉えた無数の樹氷。そうこうしているうちに風が強まり、視界も雲に閉ざされてしまった。じっとして景色を探すのも辛いので熊野岳へ足を向ける。
2014年02月24日 13:13撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 13:13
ズームで捉えた無数の樹氷。そうこうしているうちに風が強まり、視界も雲に閉ざされてしまった。じっとして景色を探すのも辛いので熊野岳へ足を向ける。
地蔵岳を下りて夏道で熊野岳避難小屋までのトラバースを辿る。定期的に標柱が立っているので目印にしながら進むも周りの景色と同化して見つけづらく、さらに吹雪がそれらを隠してしまうので難儀した。
2014年02月24日 13:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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2/24 13:21
地蔵岳を下りて夏道で熊野岳避難小屋までのトラバースを辿る。定期的に標柱が立っているので目印にしながら進むも周りの景色と同化して見つけづらく、さらに吹雪がそれらを隠してしまうので難儀した。
稜線には大きなシュカブラや何かのコブがたくさん。
2014年02月24日 13:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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2/24 13:36
稜線には大きなシュカブラや何かのコブがたくさん。
<熊野岳避難小屋>
少し歩いてはルートを確認して尺取り虫のように登っていき何とか避難小屋の分岐に出る。
2014年02月24日 13:43撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 13:43
<熊野岳避難小屋>
少し歩いてはルートを確認して尺取り虫のように登っていき何とか避難小屋の分岐に出る。
回り込むと冬期用の出入り口が確保されていた。
2014年02月24日 13:45撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 13:45
回り込むと冬期用の出入り口が確保されていた。
<熊野岳山頂>
避難小屋で吹雪が小康状態に入ったので気を取り直して熊野岳へ向かう。またじきに雲に巻かれ、飛雪に顔を叩かれながらだだっ広い頂上付近を彷徨っていると一部だけ顔を出した標柱があった。近付くと何とか読めた「熊野」の字で辛くも頂上を踏んだ事を知った。
2014年02月24日 13:54撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 13:54
<熊野岳山頂>
避難小屋で吹雪が小康状態に入ったので気を取り直して熊野岳へ向かう。またじきに雲に巻かれ、飛雪に顔を叩かれながらだだっ広い頂上付近を彷徨っていると一部だけ顔を出した標柱があった。近付くと何とか読めた「熊野」の字で辛くも頂上を踏んだ事を知った。
山頂標遠景。頂上には神社らしい建物もあったけどほとんどが雪に埋もれて起伏の一つにしか見えなかった。とにかく風が空気を奪うので苦しく、寒さがあまりにも厳しいので身の危険を感じ下山することに。
2014年02月24日 13:57撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 13:57
山頂標遠景。頂上には神社らしい建物もあったけどほとんどが雪に埋もれて起伏の一つにしか見えなかった。とにかく風が空気を奪うので苦しく、寒さがあまりにも厳しいので身の危険を感じ下山することに。
<地蔵岳山頂>
帰りも同じルートで。眺めも何もないので自分の足跡だけを探しながら黙々と歩いた。
2014年02月24日 14:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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2/24 14:21
<地蔵岳山頂>
帰りも同じルートで。眺めも何もないので自分の足跡だけを探しながら黙々と歩いた。
<地蔵山頂駅>
ほうほうの体でゴール。ショートコースながら歩きごたえがあった。
2014年02月24日 14:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
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2/24 14:28
<地蔵山頂駅>
ほうほうの体でゴール。ショートコースながら歩きごたえがあった。
同行者と合流してスキーをするために一旦ロープウェーで下山。ゴンドラは登りよりも下りの方が怖い……。
2014年02月24日 14:57撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 14:57
同行者と合流してスキーをするために一旦ロープウェーで下山。ゴンドラは登りよりも下りの方が怖い……。
その後何度か滑っていると山が晴れ始めた。残念だけどこの景色が見られただけでも良かった。
2014年02月24日 16:27撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 16:27
その後何度か滑っていると山が晴れ始めた。残念だけどこの景色が見られただけでも良かった。
あの青空と雪の間を歩けたら気持ちいいだろうな……。
2014年02月24日 16:28撮影 by  CX5 , RICOH
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2/24 16:28
あの青空と雪の間を歩けたら気持ちいいだろうな……。

装備

MYアイテム
へるにゃん
重量:4.07kg

感想

蔵王旅行にかこつけて雪の熊野岳を踏みに行った。

東京駅から蔵王山麓までおよそ5時間。午後からの行動となったが熊野岳まではそう距離もないので気軽に構えていた。ただ、蔵王は他の山に比べて寒いという話を聞いていたので防寒具だけはしっかりと用意をしていた。

最初は樹氷を見たり関東とは違う質感の雪を楽しむ余裕があったが、地蔵岳へ登ると吹雪に変わり一転して状況が悪くなった。景色が見られたのもここまで。ホワイトアウトしながら風と雪に立ち向かうのはつらかった。

結局そのまま熊野岳まで往復して帰ってこられたものの、これは冬山の備えによる所が大きかった。ゴーグルもストックも、かんじきもこの日は欠かせなかったし、いつもは暑くて外してしまうグローブもほとんど着けっぱなしだった。
特に持ち込んだかんじき(スーパーカンジキ)は足跡が他のスノーシューのものと大きく異なるため、ピストンで自分の足跡を見付けやすかった。距離が短いからと色々と横着しなくて正解だった。

かくして初の蔵王は冷たくて厳しいものになったが雪山のいい勉強になった。次は晴れた日に刈田岳まで歩いてお釜が見たいものである。

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2/5
体力レベル
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