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Yamareco

記録ID: 6424904
全員に公開
ハイキング
関東

見沼たんぼ

2024年02月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
23.9km
登り
12m
下り
9m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:05
休憩
0:33
合計
5:38
10:19
15
10:40
10:45
12
10:56
11:12
21
11:33
11:34
5
11:39
11:39
37
12:16
12:25
164
16:01
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路 JR武蔵野線東浦和駅
復路 JR武蔵野線東浦和駅
コース状況/
危険箇所等
最初に通船堀沿い、次に見沼代用水東縁沿い、最後に見沼代用水西縁沿いの道を通りました。ほとんどが舗装路、一部砂利道です。
各公園や社寺はグーグルマップを併用して探しながら歩きました。
東浦和駅からスタートします。
2024年02月03日 10:19撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 10:19
東浦和駅からスタートします。
最初に見沼通船堀を訪ねました。見沼通船堀は江戸時代の享保年間に灌漑水路である見沼代用水路と排水路である芝川の3mの水位差を、パナマ運河のような閘門を設けることにより調節し、船の通行を可能にした運河です。国指定史跡に登録されています。
2024年02月03日 10:32撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 10:32
最初に見沼通船堀を訪ねました。見沼通船堀は江戸時代の享保年間に灌漑水路である見沼代用水路と排水路である芝川の3mの水位差を、パナマ運河のような閘門を設けることにより調節し、船の通行を可能にした運河です。国指定史跡に登録されています。
現在の通船堀の流れ。竹林がきれいです。
2024年02月03日 10:34撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 10:34
現在の通船堀の流れ。竹林がきれいです。
閘門があった場所です。現在は閘門はありません。
2024年02月03日 10:38撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 10:38
閘門があった場所です。現在は閘門はありません。
次に鈴木家住宅を訪ねました。鈴木家は享保年間に見沼干拓事業を担い、通船堀完成後、通船堀を通る船の通船業務に携わりました。
2024年02月03日 10:44撮影 by  moto g31(w), motorola
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次に鈴木家住宅を訪ねました。鈴木家は享保年間に見沼干拓事業を担い、通船堀完成後、通船堀を通る船の通船業務に携わりました。
この住宅は文政年間に建てられたものですが、現在も鈴木家の住まいであり、中に入ることはできません。
2024年02月03日 10:46撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 10:46
この住宅は文政年間に建てられたものですが、現在も鈴木家の住まいであり、中に入ることはできません。
次に木曽呂の富士塚を訪ねました。江戸時代寛政年間に、富士講の一派が誰でも簡単に富士山に登れるようにと盛土で造ったものです。
2024年02月03日 11:04撮影 by  moto g31(w), motorola
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次に木曽呂の富士塚を訪ねました。江戸時代寛政年間に、富士講の一派が誰でも簡単に富士山に登れるようにと盛土で造ったものです。
麓には色々な石碑がありましたが、これはその一つです。仏像は新しそうです。
2024年02月03日 11:03撮影 by  moto g31(w), motorola
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麓には色々な石碑がありましたが、これはその一つです。仏像は新しそうです。
大きな調整池を横目で眺め、
2024年02月03日 11:25撮影 by  moto g31(w), motorola
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大きな調整池を横目で眺め、
川口自然公園に着きました。釣り人が多いです。
2024年02月03日 11:34撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 11:34
川口自然公園に着きました。釣り人が多いです。
池とメタセコイアの組み合わせが印象的です。
2024年02月03日 11:35撮影 by  moto g31(w), motorola
1
2/3 11:35
池とメタセコイアの組み合わせが印象的です。
山茶花の並木もありました。
2024年02月03日 11:37撮影 by  moto g31(w), motorola
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山茶花の並木もありました。
次に無量寺に寄り道しました。この寺は大坂の陣で敗れた豊臣方の武士がこの地に入植し、元の住人達とこの村を開拓し、この寺を建てたと言われています。
2024年02月03日 11:57撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 11:57
次に無量寺に寄り道しました。この寺は大坂の陣で敗れた豊臣方の武士がこの地に入植し、元の住人達とこの村を開拓し、この寺を建てたと言われています。
立派な山門
2024年02月03日 11:59撮影 by  moto g31(w), motorola
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立派な山門
本堂
2024年02月03日 12:00撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:00
本堂
東縁に戻り、途中、ロウバイが咲いていました。
2024年02月03日 12:30撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:30
東縁に戻り、途中、ロウバイが咲いていました。
さらに白梅
2024年02月03日 12:30撮影 by  moto g31(w), motorola
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さらに白梅
紅梅も咲いていました。
2024年02月03日 12:32撮影 by  moto g31(w), motorola
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紅梅も咲いていました。
東縁に沿って進みます。
2024年02月03日 12:40撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:40
東縁に沿って進みます。
右側は緩い斜面になっており、豊かな斜面林を見ながら進みます。
2024年02月03日 12:40撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:40
右側は緩い斜面になっており、豊かな斜面林を見ながら進みます。
次に天正年間に建てられた國昌寺に寄り道しました。山門には菊の御紋が付けられています。
2024年02月03日 12:45撮影 by  moto g31(w), motorola
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次に天正年間に建てられた國昌寺に寄り道しました。山門には菊の御紋が付けられています。
この寺の中興の僧は能書家で朝廷でも指南したとか。
2024年02月03日 12:47撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:47
この寺の中興の僧は能書家で朝廷でも指南したとか。
たくさんの石仏
2024年02月03日 12:48撮影 by  moto g31(w), motorola
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たくさんの石仏
再び東縁に戻り、
2024年02月03日 12:53撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:53
再び東縁に戻り、
左側は水田、右側は斜面林の中を進みます。
2024年02月03日 12:54撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:54
左側は水田、右側は斜面林の中を進みます。
見沼原形保全区間に入りました。護岸がコンクリートではなく、木組でできています。
2024年02月03日 12:56撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:56
見沼原形保全区間に入りました。護岸がコンクリートではなく、木組でできています。
振り返ると美しいせせらぎ
2024年02月03日 12:57撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 12:57
振り返ると美しいせせらぎ
竹林の中にさいたまトラスト1号地の看板がありました。見沼代用水と斜面林の景観を残すため、さいたま緑のトラスト基金で保全されたそうです。
2024年02月03日 13:00撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 13:00
竹林の中にさいたまトラスト1号地の看板がありました。見沼代用水と斜面林の景観を残すため、さいたま緑のトラスト基金で保全されたそうです。
次に天正年間に創建された総持院に立ち寄りました。
2024年02月03日 13:01撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 13:01
次に天正年間に創建された総持院に立ち寄りました。
素朴な山門
2024年02月03日 13:01撮影 by  moto g31(w), motorola
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素朴な山門
寄棟造りの綺麗な本堂
2024年02月03日 13:02撮影 by  moto g31(w), motorola
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寄棟造りの綺麗な本堂
石仏もありました。
2024年02月03日 13:03撮影 by  moto g31(w), motorola
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石仏もありました。
再び東縁を進みます。
2024年02月03日 13:17撮影 by  moto g31(w), motorola
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再び東縁を進みます。
見沼自然公園に着きました。バードウォッチャーの方がたくさんいました。
2024年02月03日 13:22撮影 by  moto g31(w), motorola
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2/3 13:22
見沼自然公園に着きました。バードウォッチャーの方がたくさんいました。
紅梅
2024年02月03日 13:27撮影 by  moto g31(w), motorola
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紅梅
カモの群れ
2024年02月03日 13:27撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 13:27
カモの群れ
とても素敵な眺めです。
2024年02月03日 13:28撮影 by  moto g31(w), motorola
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とても素敵な眺めです。
東縁沿いのベンチで少し休憩。
2024年02月03日 13:42撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 13:42
東縁沿いのベンチで少し休憩。
ここで芝川の支流を渡り、東縁を離れます。
2024年02月03日 13:47撮影 by  moto g31(w), motorola
2/3 13:47
ここで芝川の支流を渡り、東縁を離れます。
次に旧坂東家住宅に寄り道しました。茅葺きのきれいな民家で、かつての農家を再現しています。
2024年02月03日 14:13撮影 by  moto g31(w), motorola
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次に旧坂東家住宅に寄り道しました。茅葺きのきれいな民家で、かつての農家を再現しています。
神棚も再現された懐かしい感じの室内
2024年02月03日 14:16撮影 by  moto g31(w), motorola
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神棚も再現された懐かしい感じの室内
囲炉裏に火が入っていました。
2024年02月03日 14:19撮影 by  moto g31(w), motorola
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囲炉裏に火が入っていました。
次に万年寺に寄り道しました。江戸時代、見沼の干拓と見沼代用水開削に携わった伊澤弥惣兵衛為永らの詰所として利用されたそうです。
2024年02月03日 14:35撮影 by  moto g31(w), motorola
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次に万年寺に寄り道しました。江戸時代、見沼の干拓と見沼代用水開削に携わった伊澤弥惣兵衛為永らの詰所として利用されたそうです。
山門
2024年02月03日 14:35撮影 by  moto g31(w), motorola
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山門
本殿
2024年02月03日 14:37撮影 by  moto g31(w), motorola
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本殿
途中、咲き誇る紅梅
2024年02月03日 14:43撮影 by  moto g31(w), motorola
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途中、咲き誇る紅梅
次に武蔵国一宮氷川女體神社に寄り道しました。かつての見沼の畔に建てられた武蔵国一の古社です。この社殿は4代将軍徳川家綱が再建したものとか。
2024年02月03日 15:09撮影 by  moto g31(w), motorola
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次に武蔵国一宮氷川女體神社に寄り道しました。かつての見沼の畔に建てられた武蔵国一の古社です。この社殿は4代将軍徳川家綱が再建したものとか。
最後に清泰寺に寄り道しました。ここには見性院(武田信玄の娘で、二代将軍徳川秀忠の子で後に会津藩主となる保科正之の乳母)の墓があるということです。
この後、東浦和駅まで行き、終了てす。
2024年02月03日 15:51撮影 by  moto g31(w), motorola
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最後に清泰寺に寄り道しました。ここには見性院(武田信玄の娘で、二代将軍徳川秀忠の子で後に会津藩主となる保科正之の乳母)の墓があるということです。
この後、東浦和駅まで行き、終了てす。

感想

以前から気になっていた見沼田んぼ。
午前中所用があったので、短時間で行ける見沼田んぼを歩いてみることにしました。
見沼代用水は江戸時代の享保年間に開削された灌漑用水路で、利根川から取水し、東縁と西縁の2つの水路に分かれています。
東縁に沿って北上し、西縁に沿って南下するコースをとりました。西縁は近くまで民家が迫っているので少し残念な感じですが、東縁は自然がたっぷり残り、趣きのある公園も点在して良いハイキングコースです。
江戸時代またはそれ以前に創建された魅力的な寺院もあって、自然とともに歴史にも触れることができました。
さいたま市や川口市に、このような素晴らしい自然が残されているのは貴重なことだと思います。

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