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記録ID: 6431179
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ハイキング
京都・北摂

焼杉山〜翆黛山☆冬枯れの大原の里山へ

2024年02月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:07
距離
5.5km
登り
581m
下り
562m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:01
休憩
0:04
合計
2:05
14:00
51
14:51
14:53
19
15:12
15:13
19
15:32
15:32
32
16:04
16:05
0
16:05
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
寂光院門前の駐車場に(¥300)
コース状況/
危険箇所等
焼杉山へ向かうコースは林道は荒れているが歩行には支障ない。
林道終点からは左の尾根に取り付くとすぐに明瞭な登山道が現れる
その他は良好に整備された一般登山道
倒木の多い谷に沿って荒れた林道を登ってゆく。
2024年02月04日 14:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
1
2/4 14:19
倒木の多い谷に沿って荒れた林道を登ってゆく。
林道終点からは左手の尾根に取り付く
2024年02月04日 14:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2/4 14:21
林道終点からは左手の尾根に取り付く
寂光院の裏手から登ってくる尾根と合流
2024年02月04日 14:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/4 14:50
寂光院の裏手から登ってくる尾根と合流
焼杉山山頂
2024年02月04日 14:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/4 14:52
焼杉山山頂
山頂の南東からは杉の間から
大原と比叡山の展望
2024年02月04日 14:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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2/4 14:53
山頂の南東からは杉の間から
大原と比叡山の展望
翆黛山にかけて冬枯れの雑木林のなだらかな尾根が続く
2024年02月04日 15:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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翆黛山にかけて冬枯れの雑木林のなだらかな尾根が続く
翆黛山山頂
2024年02月04日 15:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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翆黛山山頂
寂光院門前の漬物屋で大原名物のしば漬けを購入
2024年02月04日 16:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
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寂光院門前の漬物屋で大原名物のしば漬けを購入
下山後に大原より焼杉山を望んで
2024年02月04日 16:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/4 16:26
下山後に大原より焼杉山を望んで
歩いてきた焼杉山(右)から翆黛山(左)にかけての稜線
2024年02月04日 16:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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2/4 16:26
歩いてきた焼杉山(右)から翆黛山(左)にかけての稜線

感想

この日の朝は雨の予報ではあったが、雨は早々と上がり、昼前には澄んだ蒼空が広がる。運動不足が続いている家内と連れ立って、午後に近くの里山を歩くことにする。

寂光院の近辺には多くの駐車場があるが、門前の駐車場に車を停めて出発する。歩き始めると谷に大きな堰堤が作られている。以前、歩いた時にはこの堰堤を見かけた覚えがない。最近になって造成されたもののようだ。

しばらくは谷沿いの植林の中に付けられた林道を登ってゆく。途中で天ヶ岳へ向かう登山道を分岐すると谷には多くの倒木が散見し、林道は途端に荒れている。ヤマレコのマップを見る限り、この道はあまり歩かれてはいないヴァリエーション・ルートとなっているようだが、以前の
山と高原地図」でも一般登山道としてルートが記されており、焼杉山への最短ルートである。写真を撮ろうとして、車の中にカメラを忘れてきたことに気がつく。スマホがその代わりを果してくれるので問題ないのだが。

林道の終点は谷の出合となっており、3つの尾根が集まっている。道が不明瞭だったので地図を確認すると焼杉山の山頂に向かうには左の尾根を辿ることになるようだ。取り付きこそ踏み跡が不明瞭ではあったが、尾根にはすぐに明瞭な道が現れ、左手の斜面のトラバースを繰り返しながらジグザグに尾根を登ってゆく。所々で堀割状になっており、古くからある道なのだろう。尾根は上部で植林を抜け出して、馬酔木の目立つ北山らしい雑木林となる。

寂光院の手間から登ってくる尾根と合流するとわずかにひと登りで焼杉山の山頂に立つ。山頂から南東の斜面をわずかに降ると杉の植林が切り開かれており、眼下に大原とその向こうに比叡山の展望が広がった。

翆黛山への鞍部に向かって緩やかに尾根を下降してゆく。地味な林相ではあるが、冬枯れの雑木林に差し込む午後の日差しが樹林の中を明るく照らす。見上げると、樹々の間から夕方の光を浴びて黄金色に輝く綿雲が目に入る。

翆黛山との鞍部で天ヶ岳と大原を結ぶ登山道と交差する。翆黛山にかけて緩やかに高度を上げてゆく。翆黛山とはなんとも風格のある山名であるが、山頂はなんとも地味なところである。翆黛とは青々とした山や樹木のことを意味するようだ。山名標をしたためると、寂光院に向かって下降する尾根に入る。

夕方の日差しを浴びた冬枯れの尾根は明るく、樹林の間からは西陽を浴びて輝く焼杉山が左手に大きく見える。尾根が山影に入ると樹林は急に薄暗く感じられる。最後は手入れの行き届いた植林の間を快適に降り、寂光院の門前に帰着する。

門前には一軒の小さな漬物屋があり、大原名物の柴漬けを求める。「うちのを食べると他のものは食べれんようになるで」と店主のお婆さんが仰る。確かに街中で求める漬物とは一線を画す美味であり、ここの漬物を求めるためにまた大原の山を訪ねようかと思うのだった。

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