金剛山／雪の丸滝谷

2024年02月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.4km
• 登り: 766m
• 下り: 536m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:20

9:20 さわんど茶屋
10:00 10:00 石ブテ東谷出合
12:40 12:40 六道の辻
13:00 13:00 大日岳
13:10 13:10 転法輪寺
14:10 14:10 岩屋文殊
15:30 15:30 馬場谷の延命水
15:40 ゴール地点

天候

雪のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

近鉄富田林駅前〜東水分：4市町村コミュバス
東水分バス停〜水越トイレ：第一タクシー
金剛山ロープウェイ前〜河内長野駅前：南海バス

コース状況／危険箇所等

雪と滝の岩のぬめりが、滑って危険、アイゼン必要。
最後の詰めの谷へ登る、上ノ丸滝に設置されたトラロープは、束ねられた何本ものロープが切れて、1本だけになっている。これに全体重を預けるのは危険。少し這い上がると、2本の古いザイルがぶら下がっているので、それにたどり着くまでは、注意が必要。

写真

2/4 10:06

丸滝谷は、両岸が自然林に蔽われた、広々とした明るい谷だ。雪の上に3人ぐらいの足跡があったが、そのうち丸滝谷へ向かった足跡は1人だけだった.

2/4 10:17

谷の分岐を左へ向かうと、奥に1つ目の滝・・丸滝谷で一番、姿の美しい滝だ。

2/4 10:19

滝の右に取り付き、這い上がる。

2/4 10:19

2/4 10:25

少し遡って、後ろを振り返る。崖の向こうに見えるのは石ブテ尾根。

2/4 10:36

2つ目の谷の分岐を左へ行くと、岩のごつごつとした段差にぶつかる。これを乗り越えると・・

2/4 12:40

目の前に、2つ目の滝、斜瀑が現れる。岩がぬめぬめとして滑りやすい。ここで、チェーンスパイクを装着。

2/4 12:42

滝を乗り越え、後ろを振り返る・・わずかに青空が覗く。

2/4 12:43

右へ回り込むと、3つ目の滝が見えてくる。

2/4 12:44

3段に分かれて流れる滝・・その滝の下段。

2/4 12:44

滝の上の樹林・・

2/4 12:45

中段と上段の滝。

2/4 12:45

石ブテ尾根から続く美しい尾根・・ピンクのテープを辿ると、急登だが、865mピークへ登ることができる。

2/4 12:48

谷を蔽う樹林・・白い雲とわずかに覗く青空・・

2/4 12:50

滝を乗り越え、背後の尾根を振り返る。

2/4 12:50

しだいに青空が広がり、明るくなる。

2/4 12:50

また、しばらくなだらかな流れを行くと・・

2/4 12:52

3つ目の谷の分岐左に、4つ目の滝・・なだらかな斜瀑だ。

2/4 12:59

そのすぐ先に、5つ目の滝・・3段に分かれて流れる。

2/4 13:00

滝の流れを横目に、滝を這い上がる。

2/4 13:02

3段の滝を過ぎると、6つ目の滝が見えてくる・・

2/4 13:03

6つ目の滝。

2/4 13:05

流れの中を、慎重に這い上がる。

2/4 13:07

上流の樹林・・一本だけ大きな杉の木が見える。

2/4 13:10

雪の谷に、日の光が射し込む・・

2/4 13:10

谷が柔らかい光に包まれる・・

2/4 13:11

左に回り込むと・・

2/4 13:12

連瀑の最後の滝が見えてくる。岩がごつごつの滝の最下段から、上を見上げる。

2/4 13:13

あちこちに大小の岩の突き出た複雑な滝。

2/4 13:13

水の流れの中をよじ登っていくと・・

2/4 13:14

滝の上段が見えてくる。

2/4 13:14

これをゆっくり、

2/4 13:15

乗り越えると・・

2/4 13:16

その向こうに、穏やかな谷が姿を現わす。

2/4 13:17

谷の樹林を見上げる。

2/4 13:18

谷を遡り、後ろを振り返ると、さっきの滝の向こうに、一本の背の高い杉の木が聳える。

2/4 13:27

4つ目の谷の分岐を右へ行くと、谷はまっすぐ直線となる。

2/4 13:40

谷を200m遡った右岸に、最後の詰めの谷への入口、崖のような上ノ丸滝が現れる。滝の右手の崖に、何本も束ねたトラロープが設置されていたが、ほとんど切れてしまい、ロープは1本だけになっていた。

2/4 13:43

恐るおそる1本のロープを掴み、すばやく足場のある所に這い上がる。そこまで登ると、上から2本の古いザイルが垂れ下がっている。それを掴んで滝の落ち口へ這い上がる。

2/4 13:45

滝の落ち口へ這い上がり、ほっとして、対岸の尾根を眺める。

2/4 13:45

落ち口から下を見下ろす。

2/4 13:47

さらに一段上へ這い上がり、もう一度下を見下ろす。

2/4 13:48

詰めの谷、左岸の尾根を見上げる。

2/4 13:53

雪を被った岩の段差を乗り越えていく。

2/4 13:57

しばらく登って、後ろを振り返ると、谷の狭間に、石ブテ尾根の900m辺りの稜線が覗く。

2/4 14:00

谷の右岸の尾根・・冬枯れの自然林越しに、青空がきれいだ・・

2/4 14:01

V字の詰めの谷を登る。

2/4 14:04

2/4 14:12

右岸の自然林を見遣る。

2/4 14:27

あと少しで、谷を這い上がる・・

2/4 14:32

ロープを掴んで、右岸の崖を這い上がりながら、谷の樹林を振り返る。

2/4 14:54

六道ノ辻を過ぎ、植林にガスが立ち込める。ガスの立ち込める登山道に日が射す・・

2/4 15:02

大日岳もガスに蔽われ、太陽がぼんやりと見えた。

2/4 16:06

転法輪寺境内の桜の木。

2/4 16:08

下山は文殊尾から、杉の大木のシルエット・・

2/4 16:12

文殊尾のブナ林も、深いガスに蔽われていた・・

2/4 16:13

2/4 16:14

みごとなブナの森が続く・・

2/4 16:15

ガスに蔽われたブナの森を下っていく・・

2/4 16:17

無数のか細い枝を天に伸ばす・・冬枯れのブナの森。

2/4 16:17

2/4 16:40

標高が下がり、ガスが晴れて来た。雪の残る自然林から、ババ谷へ下った。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT4 パナソニック

感想

arajin

　前夜から降り続いた雪が、谷を蔽っていた。太陽が昇るにつれて気温が上がり、樹林の雪が溶けて、ぽたぽたとまるで雨のように降ってくる。レインウェアのフードを被らないと、頭がずぶ濡れになってしまう。
　雪はぐずぐずだったが、冬の滝は、岩がぬめりで滑って危ない。途中からチェーンスパイクを履いた。それでも、雪の丸滝谷を遡るのは、清々しく気持ちが良かった。