保土ヶ谷道

2024年02月09日(金) [日帰り]

• GPS: 01:19
• 距離: 4.5km
• 登り: 21m
• 下り: 20m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:13
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:18

13:43 天王町駅
14:02 14:04 甘酒地蔵
14:19 14:22 願成寺
14:30 14:30 戸部杉山神社
14:51 14:51 御所山
15:01 高島町駅

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート：相鉄線　天王町駅　　　ゴール：市営地下鉄　高島町駅

その他周辺情報

【西区歴史さんぽみち】
https://www.city.yokohama.lg.jp/nishi/shokai/kanko/courses/rekishisanpo/rekishikaido.files/0004_20181108.pdf

写真

2/9 13:42

相鉄線天王町駅を出発

2/9 13:43

駅前公園の真ん中に復元された旧帷子橋を抜けて、旧東海道を西に進む

2/9 13:47

駅から5分ほど、大門通り交差点を左に入り、大門通りを進みます

2/9 13:50

その先で、JR線の線路と国道1号線を跨ぐ人道橋を渡り

2/9 13:53

国道脇の高台に建つ杉山神社へ。創建は不明ですが、横浜には同名の神社が多く、ここは帷子町杉山神社と呼ばれています

2/9 13:56

国道1号線を東に藤棚に向かうと、保土ヶ谷道のプレートが。これで、旧東海道・横浜道・保土ヶ谷道の3プレートをコンプリート

2/9 13:57

国道から斜め右にグリーンロード藤棚に入ります

2/9 14:01

甘酒地蔵尊を探して、国道から4〜5分歩いたこの角を右に入ります

2/9 14:03

住宅地の突当り、右に入った民家の横に5体のお地蔵様。昔、虫歯やお産の時などに祈れば必ずご利益があり、願望成就の御礼に甘酒を供えていたとか

2/9 14:09

やがて道は藤棚商店街となり

2/9 14:11

藤棚町交差点からは斜め左にふじだな一番街を進みます

2/9 14:21

一番街の途中、日限り地蔵尊参道入口を右に入ると願成寺。開港直後に開設された紅葉坂の神奈川奉行所の宿舎として使われていたという話も。

2/9 14:22

山門下の地蔵堂には願成寺の日限り地蔵に加え、関東大震災後に焼野原となった藤棚一丁目の延命地蔵、戸部岩亀横丁の子育て地蔵の三体が合祀されています

2/9 14:30

街道を少し外れて戸部杉山神社へ。創建は白鳳3年（652）。社殿は昭和31年(1956)の鉄筋コンクリート造りで、同年の神奈川県建築コンクリート第一部入賞とか

2/9 14:32

西区役所前の交差点まで戻り、東に向かう坂を上ります

2/9 14:35

この坂はくらやみ坂。いわれは暗坂、蔵止坂、鞍止坂など様々。開港当時は保土ヶ谷道の要所として関門がおかれ、牢屋敷や刑場があったという

2/9 14:37

坂の頂上を過ぎると旅館のような構えの光源寺前を通過する

2/9 14:44

道はやがて横浜駅根岸道路に出て、その先、野毛切通し手前で昨日歩いた横浜道と合流する

2/9 14:47

保土ヶ谷道の旅は横浜道との合流点で終了。ここからは昨日バイパスしてしまった横浜道を岩亀横丁まで下り

2/9 15:01

近くの市営地下鉄高島町駅より帰路についた

感想

simtak

昨日の絹の道ウォーキングで見かけた旧東海道と横浜道のプレート。そのマークが旧東海道と横浜道・保土ヶ谷道を表わしているようだと気付き、昨日の横浜道に引き続き、保土ヶ谷道を歩いてみることにした。
横浜道は安政6年(1859)の横浜開港に際し、幕府が急遽整備したものだが、保土ヶ谷道は江戸時代以前から東海道の枝道として往来があったようだ。
保土ヶ谷道くらやみ坂の由来の中には、「東海道が面している袖ヶ浦が久保町の杉山神社まで美しい入江となっており、坂の上からの景観が素晴しくここを通りかかった源頼朝も、しばし馬を止めてこの景色を眺めた事から鞍止坂と言われるようになった。」との説もある。
今年は旧鎌倉街道下道を散策中だが、ここにも源頼朝の足跡があるということは、この先にも下道の脇道が残されているのかもしれない。あとからあとへと興味は尽きない。