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Yamareco

記録ID: 6439008
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

【房総のやま110】保田浅間山・鹿嶺・籠田山(途中撤退)

2024年02月09日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:00
距離
11.6km
登り
457m
下り
451m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
1:35
合計
7:00
9:04
8
道の駅保田小学校
9:12
9:12
9
9:21
9:35
29
10:04
10:04
8
11:27
11:33
55
12:28
13:08
27
13:35
13:36
51
14:27
14:40
60
籠田山撤退地点
15:40
15:42
20
16:02
16:03
1
16:04
ゴール地点
天候 くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅「保田小学校」の駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
山の中は、総じて踏跡薄く、藪深いところがある。
道標はおろか、テープ類も少ないので、私にとっては難しいコースであった。

【足立区立自然の家~保田浅間山】
自然の家の敷地外からアプローチ。権現山から一度舗装道を下り、コンクリートの擁壁が切れるところから入山する。
路のない(どこかに踏跡があったのかも知れないが)急斜面をよじ登ると荒れた道を見つけ、間もなく自然の家のフェンスとぶつかった。
往時を偲ばせるコンクリートの道をしばらく登ると、浅間神社があったピークに達する。浅間神社は、見るも無惨な木くずの山。
この先は藪っぽい所もあるが、尾根上の比較的快適な道を辿って、保田浅間山。頂上には大きな木がある。

【保田浅間山~鹿嶺】
保田浅間山の先は、短いが深い藪が広がっていた。私は長時間格闘して、やっと藪から解放された。藪を抜けると歩きよい道になったが、急斜面を登るところでは、滑りやすく難儀した。
踏跡薄いが、基本的に尾根上を進むので、テープ類などの目印がなくても、GPSを確認すれば迷うことはないと思う。
鹿嶺の手前5分のところに、初めて古びた道標(里に折れるポイント)を目にした。

【鹿嶺~道の駅「保田小学校」】
鹿嶺から、先ほどの道標まで戻り、里に下る踏跡を辿る。踏跡はやがて荒れた林道になり、これを下っていった。
途中、林道は尾根から、地図の実線とは違った東側の谷に下りていくが、そのまま下りるのが正解のようである(私は、地図の実線通りに行って、途中で行き詰まった)。
里に下りたら、里道を上手く拾って、道の駅「保田小学校」

【道の駅「保田小学校」~籠田山(途中撤退)】
長狭街道を道の駅から約2km歩き、大帷子上集落に向かう細い舗装道に入った。その道が舗装でなくなり、左に大きくカーブするところで、右側(東側)の藪に入った。
藪の先に荒れた林道のような山道が現れ、これを登っていった。しかし、道はだんだん消滅していき、道なき道を直登していくことにした。
尾根はやせ尾根。所々樹木が占拠している。
少し歩くと、倒木が行き手を阻む岩場が現れた。岩の中段まで直登をしてみるが、無理と判断、基部に戻る。基部からは左右の巻き道と覚しきか細い踏跡があるが、これに入るのが正解のようである。
下りも、道なき道で歩きよい場所を選択して下って(農家の敷地に入ってしまった)、なんとか里道に達した。
籠田山へは今回のコースでは、私にとっては難しかった。もしかして、反対側の小保田峠方面からの方が容易なのかも知れない。
その他周辺情報 ・道の駅「保田小学校」
https://hotasho.jp/
道の駅「保田小学校」に車を駐めて出発です
2024年02月09日 09:03撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 9:03
道の駅「保田小学校」に車を駐めて出発です
これから向かう保田浅間山です
2024年02月09日 09:06撮影 by  iPhone XS, Apple
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これから向かう保田浅間山です
早春の房総では、お約束の写真
2024年02月09日 09:10撮影 by  iPhone XS, Apple
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早春の房総では、お約束の写真
保田川と、保田権現山です
2024年02月09日 09:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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保田川と、保田権現山です
川沿いに水仙が植えられている
2024年02月09日 09:15撮影 by  iPhone XS, Apple
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川沿いに水仙が植えられている
水仙となのはな
2024年02月09日 09:17撮影 by  iPhone XS, Apple
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水仙となのはな
保田浅間山へは、このコンクリートの擁壁の脇から取り付きます
2024年02月09日 09:37撮影 by  iPhone XS, Apple
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保田浅間山へは、このコンクリートの擁壁の脇から取り付きます
道なき道をよじ登り、荒れた道に出ます
2024年02月09日 09:46撮影 by  iPhone XS, Apple
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道なき道をよじ登り、荒れた道に出ます
自然の家のフェンスを横目に見て、
2024年02月09日 09:47撮影 by  iPhone XS, Apple
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自然の家のフェンスを横目に見て、
往時を偲ばせるコンクリート道を登っていきます
2024年02月09日 09:55撮影 by  iPhone XS, Apple
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往時を偲ばせるコンクリート道を登っていきます
浅間神社は木屑の山になっています
2024年02月09日 10:03撮影 by  iPhone XS, Apple
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浅間神社は木屑の山になっています
石祠も分解され散らばっています
2024年02月09日 10:04撮影 by  iPhone XS, Apple
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石祠も分解され散らばっています
少々藪っぽい道になってきました
2024年02月09日 10:05撮影 by  iPhone XS, Apple
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少々藪っぽい道になってきました
でも、なかなか快適な尾根
2024年02月09日 10:10撮影 by  iPhone XS, Apple
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でも、なかなか快適な尾根
保田浅間山到着
大きな樹木があります
2024年02月09日 10:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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保田浅間山到着
大きな樹木があります
この先、20分ほど藪と格闘
やっと、藪の中にそれらしい道が見つかりました
2024年02月09日 10:33撮影 by  iPhone XS, Apple
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この先、20分ほど藪と格闘
やっと、藪の中にそれらしい道が見つかりました
藪道を抜けると、快適な道
2024年02月09日 10:39撮影 by  iPhone XS, Apple
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藪道を抜けると、快適な道
また、藪っぽくなってきた
2024年02月09日 11:03撮影 by  iPhone XS, Apple
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また、藪っぽくなってきた
ここは、なかなか雰囲気が良い
2024年02月09日 11:05撮影 by  iPhone XS, Apple
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ここは、なかなか雰囲気が良い
里(信福寺)に下りる分岐点
2024年02月09日 11:21撮影 by  iPhone XS, Apple
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里(信福寺)に下りる分岐点
鹿嶺
令和元年台風の爪痕(多分)がまだ残っている
2024年02月09日 11:27撮影 by  iPhone XS, Apple
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鹿嶺
令和元年台風の爪痕(多分)がまだ残っている
鹿嶺より東京湾を望む
2024年02月09日 11:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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鹿嶺より東京湾を望む
尾根道の雰囲気
マテバシーの林で良い雰囲気だが、倒木が痛々しい
2024年02月09日 11:40撮影 by  iPhone XS, Apple
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尾根道の雰囲気
マテバシーの林で良い雰囲気だが、倒木が痛々しい
先ほどの分岐から、保田小学校へ給食を食べに、ひとまず里(信福寺方面)に下ります。
何気に嫌なトラバース
2024年02月09日 11:42撮影 by  iPhone XS, Apple
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先ほどの分岐から、保田小学校へ給食を食べに、ひとまず里(信福寺方面)に下ります。
何気に嫌なトラバース
間もなく荒れた林道になります
2024年02月09日 11:46撮影 by  iPhone XS, Apple
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間もなく荒れた林道になります
地図上の実線に沿い、林道から別れて尾根に乗ります
2024年02月09日 11:49撮影 by  iPhone XS, Apple
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地図上の実線に沿い、林道から別れて尾根に乗ります
いつの間にか、モノレールの所に行き着き、防獣ネットをくぐります
2024年02月09日 11:54撮影 by  iPhone XS, Apple
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いつの間にか、モノレールの所に行き着き、防獣ネットをくぐります
光顕寺の石仏群
2024年02月09日 12:01撮影 by  iPhone XS, Apple
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光顕寺の石仏群
光顕寺と梅
2024年02月09日 12:01撮影 by  iPhone XS, Apple
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光顕寺と梅
梅の道
2024年02月09日 12:02撮影 by  iPhone XS, Apple
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梅の道
梅と里山
2024年02月09日 12:04撮影 by  iPhone XS, Apple
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梅と里山
菜の花と里山
2024年02月09日 12:05撮影 by  iPhone XS, Apple
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菜の花と里山
山里
2024年02月09日 12:08撮影 by  iPhone XS, Apple
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山里
水仙ロード
里道は、良い香りが漂います
2024年02月09日 12:11撮影 by  iPhone XS, Apple
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水仙ロード
里道は、良い香りが漂います
菜の花
2024年02月09日 12:14撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 12:14
菜の花
2024年02月09日 12:15撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 12:15
保田小学校に戻ってきました
2024年02月09日 12:28撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 12:28
保田小学校に戻ってきました
保田小学校の校歌
2024年02月09日 12:35撮影 by  iPhone XS, Apple
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保田小学校の校歌
今日の給食は・・・
アジフライ、ポテトサラダ、漬け物、味噌落花生、ご飯、油揚げの味噌汁です
2024年02月09日 12:38撮影 by  iPhone XS, Apple
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今日の給食は・・・
アジフライ、ポテトサラダ、漬け物、味噌落花生、ご飯、油揚げの味噌汁です
給食を食べた後は、籠田山に登ります
長狭街道から、保田浅間山から鹿嶺の稜線を見ます
2024年02月09日 13:19撮影 by  iPhone XS, Apple
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給食を食べた後は、籠田山に登ります
長狭街道から、保田浅間山から鹿嶺の稜線を見ます
こちらは鹿嶺から石畑富士の稜線
2024年02月09日 13:20撮影 by  iPhone XS, Apple
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こちらは鹿嶺から石畑富士の稜線
白梅
2024年02月09日 13:31撮影 by  iPhone XS, Apple
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白梅
目指す籠田山です
2024年02月09日 13:32撮影 by  iPhone XS, Apple
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目指す籠田山です
菜の花
街道沿いも、良い香りが漂います
2024年02月09日 13:43撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 13:43
菜の花
街道沿いも、良い香りが漂います
街道からこの里道に入ります
2024年02月09日 13:44撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 13:44
街道からこの里道に入ります
すぐに舗装道が未舗装道になります
2024年02月09日 13:46撮影 by  iPhone XS, Apple
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すぐに舗装道が未舗装道になります
籠田山への取り付き点をウロウロ探します。
2024年02月09日 13:47撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 13:47
籠田山への取り付き点をウロウロ探します。
人が入った形跡があるここから入ることにします
2024年02月09日 13:50撮影 by  iPhone XS, Apple
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人が入った形跡があるここから入ることにします
藪の中を通り抜けると、荒れた林道を見つけました
2024年02月09日 13:51撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 13:51
藪の中を通り抜けると、荒れた林道を見つけました
これをドンドン登っていきます
2024年02月09日 13:53撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 13:53
これをドンドン登っていきます
少し藪が出てきたが、道は明瞭。
ミカンの木の横を通過
2024年02月09日 13:57撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 13:57
少し藪が出てきたが、道は明瞭。
ミカンの木の横を通過
マテバシイ横を通り抜け
2024年02月09日 13:59撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 13:59
マテバシイ横を通り抜け
とうとう道は怪しくなり、こんな所も通過しなくてはいけません。
2024年02月09日 14:12撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 14:12
とうとう道は怪しくなり、こんな所も通過しなくてはいけません。
道がなくなったので、登りやすいところを選んで直登し、やっと尾根に到達しました
尾根は痩せていて、歩くのは緊張します
2024年02月09日 14:24撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 14:24
道がなくなったので、登りやすいところを選んで直登し、やっと尾根に到達しました
尾根は痩せていて、歩くのは緊張します
「何じゃこりゃ〜」
倒木をすり抜けて、岩場を直登するか、か細い巻き路をとるか、選択に迫られます。
遠目から見て、岩にいくらかホールドが得られそうなので、直登を選択。しかし、中段まで行ったところで進退窮まります。
無事戻ったところで精根尽き果て、籠田山登頂を諦め引き返すことにしました
2024年02月09日 14:27撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 14:27
「何じゃこりゃ〜」
倒木をすり抜けて、岩場を直登するか、か細い巻き路をとるか、選択に迫られます。
遠目から見て、岩にいくらかホールドが得られそうなので、直登を選択。しかし、中段まで行ったところで進退窮まります。
無事戻ったところで精根尽き果て、籠田山登頂を諦め引き返すことにしました
籠田山登頂果たせず、悔し涙を流しながら道の駅「保田小学校」に戻ってきました
2024年02月09日 16:04撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 16:04
籠田山登頂果たせず、悔し涙を流しながら道の駅「保田小学校」に戻ってきました
帰路の途中で、
かずさDNA研究所の近くでイノシシが餌をあさっていました
2024年02月09日 16:58撮影 by  iPhone XS, Apple
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2/9 16:58
帰路の途中で、
かずさDNA研究所の近くでイノシシが餌をあさっていました

感想

今回の山旅は、かなり難儀した。
地図表示における軌跡から、その苦闘ぶりが垣間見える。


道の駅「保田小学校」9寺4分出発。
今日はくもり空で風は冷たいが、南房総はもうすでに春到来。
里道は花の良い香りが漂っていた。

保田浅間山に向かうため、「足立区立鋸南自然の家」の擁壁横から取り付いたら、早速、房総の山の手荒い歓迎。
「路がない!」
それでも、急斜面をかすかな踏跡頼りによじ登る。
一汗かいたところで、荒れた林道の様な道を見つける。
やがて道は、コンクリートの道となり、浅間神社跡まで続いていた。
往時の賑わいが偲ばれる。

浅間神社は、倒壊し木くずの山になっていた。
石祠なども分解され、石の塊となって散乱していた。
無残なものである。

保田浅間山の先は、深い藪になっていた。
適当なところを見つけて突入し、藪の薄いところ薄いところを選んで行く。
GPSで見ると、自分の位置がグルグル回っている。
「みんなの足跡」の位置に戻らなくてはと焦る。
やっと、藪から解放され、ホッとしてしばらく尾根道を歩くと、眼下に海が見えた。
「何やってんだ俺!(泣)」

保田浅間山に戻り、藪漕ぎのやり直し。
藪の中を見渡し、人の通った藪の薄くなったところを注意深く観察して突入。
今度は成功した様で、藪の中に黄色いテープを発見した。
結局、20分ほど藪と格闘した。

藪を抜けると、歩きよい尾根道となり、ほとんど問題なく、鹿嶺に到着。
鹿嶺への道中、鹿の群を見かけた。
鹿嶺は、令和元年の台風の痕跡が生々しく残っていた。
頂上の中心には、大木が倒され横たわっていた。

お昼には、道の駅「保田小学校」で「アジフライ給食」を食べたいので、一度里に下りることにした。
鹿嶺から、保田浅間山方向に少し戻り、荒れた林道を下っていった。
途中、地図の実線を忠実に辿ろうとして、林道から離れ、尾根筋の小路に入った。
その路は藪路となり、やがて農家のモノレールにぶつかった。
道も怪しくなったので、モノレールの管理?のための踏跡を辿り、先ほどの林道に合した。
なかなか、思った通りには行かないのが房総の山旅である。

里に下りると、良い香りが漂い、心和ませる里山風景が広がっていた。
「保田小学校」の給食で腹を満たし英気を養った後、籠田山へ向かった。

籠田山の麓に着いたとき、どこから取り付いていいのかハタと困ってしまった。
山道らしきものはないが、人の通ったであろう痕跡(踏みつけられた草)から、藪に突入した。
藪をくぐり抜けると、荒れた林道らしき道に合流した。
「やった~」
安心して、その道を上がっていくと、だんだんと道径が怪しくなり、ついには判別出来なくなった。
「これが房総の山か~」と、変に納得をして、路のない斜面を適当に登っていった。
斜面は急で、湿った土に足を取られ難儀した。

這々の体で、尾根に上り詰めた。
尾根はやせ尾根で、所々樹木で占拠されていた。
慎重にやせ尾根を辿ると、倒木に閉ざされた岩場に出た。

「何じゃこりゃ~」と、松田優作風に叫ばずには居られない光景であった。
ここで決断に迫られた。
岩の左右に、心許ない細い踏跡。
真っ正面は、倒木を避けながらの直登コース。
直登コースは、ステップが多そうで、巻き道より容易だろうと判断した。

直登コースを選んで挑戦したが、見方が甘かった。
岩の中段に来て、岩が動き、進退が窮まった。
慎重に慎重に手足を動かし、何とか岩の基部まで戻ることが出来た。
恐怖で手足が震えて、しばらく動くことが出来なかった。
精も根も尽き果て、ここで撤退することにした。

下りも滑りやすい斜面に手こずった。
直下で下ると、滑落するのではないかと恐れ、トレッキングポールで身体を支え、靴でエッジを効かせながら、トラバース気味に下りて行った。
あまり横に進みすぎたのか、農家のモノレールの所まで行き着いてしまった。
農家の敷地に入ってはいけないと思い、また反対方向に足を進めて行った。
やがて、藪の中に入り、もがきながら足を進め、やっとの事で里道に達した。

身も心も疲れ果て、16時過ぎ、道の駅「保田小学校」に到着。


「房総のやま110」を目指すのは、厳しい~。
籠田山は、次回の宿題として残った。
次回は、反対方向からアプローチしてみよう。

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